平成30年度の介護報酬改定&介護福祉士の月給が8万円アップ?

2017年もあと7日となりました。
今回は、少し前に、「介護報酬ってなんだろう~2018年改定はどうなる?~」という記事でお伝えいしていました、“介護報酬の改定率”が12月18日に決定したというニュースについてお知らせいたします。

介護報酬改定は、改定率+0.54%

平成30年度(2018年度)の介護報酬改定は、改定率+0.54%となりました。
介護報酬は、介護サービスの公定価格にあたり、事業者の経営状況などを勘案して、政府が3年毎に見直しています。
医療サービスの報酬改定は2年に1度で、2018年度はこの2つが同時に改定となりました。
診療報酬改定については、診療報酬本体+0.55%(医科+0.63%、歯科+0.69%、調剤+0.19%)・薬価等(①薬価▲1.65%②材料価格▲0.09%)、
障害福祉サービス等報酬改定については、改定率+0.47%となっています。
○審議のポイント
→団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて
1.「地域包括ケアシステムの推進」
…中重度の要介護者も含め、どこに住んでいても適切な医療・介護サービスを切れ目なく受けることができる体制を整備
2.「自立支援・重度化防止に資する質の高い介護サービスの実現」
…介護保険の理念や目的を踏まえ、安心・安全で、自立支援・重度化防止に資する質の高い介護サービスを実現
3.「多様な人材の確保と生産性の向上」
…人材の有効活用・機能分化、ロボット技術等を用いた負担軽減、各種基準の緩和等を通じた効率化を推進
4.「介護サービスの適正化・重点化を通じた制度の安定性・持続可能性の確保」
…介護サービスの適正化・重点化を図ることにより、制度の安定性・持続可能性を確保
○最終的な改定が行われるのは、2018年4月
1月後半…各サービスの報酬単価が答申され明らかとなる
2月中旬…厚労省全国担当課長会議が開催されて、算定要件である厚労省告示、解釈通知が発出される
3月上旬…Q&Aが順次、発出されていく
4月…最終的な改定が行われる

処遇改善加算とは?

処遇改善加算とは、主に賃金アップを想定した介護職員の待遇向上策です。
これまでに、2009年度から今年度(2017年)まで計4回の介護報酬改定で、たとえば2015年(平成27年)介護報酬改定:月額1万円~1万3千円の賃金アップや、2017年(平成29年)介護報酬の臨時改定:月額1万円の賃金アップなどの、処遇改善への動きがありました。
トータルで見れば、月額5.3万円に相当する改善が行われています。
(どの職場でも同じ金額がもらえるわけではなく、職場改善の取り組みによる支給金額の違いや、介護事業所が決めた方針による違いがあります。)
今回の、2018年の改定でもこれまでと同様またはそれ以上の処遇改善加算が行われるのではないかと予想されています。
(介護職員の処遇改善への動きや、処遇改善加算のことについては、また別の記事でしっかりお伝えいたします。)
驚きのニュースが飛び込んできました!
☆今回の介護報酬改定とは別に、政府は2019年10月から、勤続10年以上の介護福祉士に、月平均8万円程度の処遇改善をする方針を打ち出しました。
・「勤続年数10年以上の介護福祉士の賃金を、月額平均8万円引き上げられる程度の財源」(公費1000億円程度)を用意し、「経験・技能のある職員の賃金が上がる」ような処遇改善を推進することで、「介護職員としてのキャリアパス」を描きやすくする。
・この政策は、「消費税率10%への引き上げに伴う介護報酬改定」の中で制度化され、実施される。
ということです。
政府の「人生100年時代構想会議」という会議で決められたことで、2019年10月の消費税率引き上げ(8%→10%)によって生まれる税収などで安定的に2兆円の財源を確保し、「介護人材の処遇改善」や「幼児教育の無償化」などにあてるとしています。
詳細は今後、介護サービスの事業者や有識者などで構成する社会保障審議会・介護給付費分科会で議論していくとのことですので、また追って状況をお伝えします。

まとめ1

介護報酬改定のニュースや、介護福祉士の賃金アップのニュースをお伝えしましたが、そのことによって、介護の現場で働く人たちへどのような影響があるのか、利用者様にとっては?介護業界全体にとっては?という、今後の行方が気になりますよね。
介護職員が、やりがいをもって、長く仕事を続けられることを後押ししてくれるような、良い結果に繋がっていくことを期待します。

まとめ2

介護の現場の状況として、賃金の低さ⇒離職率の高さ⇒研修や指導不足⇒サービスの質の低下⇒人手不足といったような負の循環があるのかもしれません。
介護現場で働く人を増やすためには、賃金アップはもちろんのこと、仕事を長く続けられる仕組みを作ることが必要です。
なによりも、介護の現場が、3H(Happy・Heartful・Highquality)であること。
いろいろな新しい制度ができたり、方針が打ち出されたりと、介護の業界は変化し続けています。
“2025年問題”など、これから日本の介護業界はどうなってしまうのだろうという不安も大きいですが、湘南国際アカデミーは、介護をとりまく世界を「3H=Happy・ Heartful・ High quality」に変えていきたいという想いをもって、これからも進んでいきます。
来年は「いぬ年」、湘南国際アカデミーのアニマルセラピー犬、「えのきだけ」と「ももんが」も、たくさん活躍してくれるのではないでしょうか♪♪
そして、「アカデミー同窓会BBQ」で、介護職員同士がつながりましょう♪
受講生の皆さんに介護を楽しんでもらえるように、笑顔のあふれる学校でありたいです。
変わり続ける湘南国際アカデミーを、来年もよろしくお願いいたします。

 
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