介護福祉士国家試験の出題内容

介護福祉士国家試験を受験するために、対策講座などに通っているという方も多くおられると思います。
どのような対策講座に通っていたとしても、やはり出題内容については気になる部分があるのではないでしょうか。
そこで、介護福祉士国家試験の出題内容について、筆記試験・実技試験ともに少しご紹介していきたいと思います。
介護福祉士、筆記試験の出題内容
介護福祉士の国家試験では、筆記試験と実技試験の両方が行われます。
一部条件を満たしている方のみ、実技試験が免除となる仕組みがあります。
まずは、筆記試験について、出題科目を見ていきましょう。
■筆記試験(11科目群)
・人間の尊厳と自立、介護の基本
・人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
・社会の理解
・生活支援技術
・介護過程
・発達と老化の理解
・認知症の理解
・障害の理解
・こころとからだのしくみ
・医療的ケア
・総合問題
介護が単に技術的な行いではなく、人間的また社会的な行いであることから、総合的・多面的に理解されるべきものだということで、総合問題が用意されています。
総合問題に関しては、人間と社会・介護・こころとからだのしくみ・医療的ケアの4領域を横断する形で出題されます。
配点は、1問1点、125点満点となり、問題の総得点60%程度を基準とし、11科目全てにおいて得点がなくてはなりません。
どこか一つだけ苦手な領域があるとなれば、合格は必然的に難しくなってしまいます。
・服薬介助(薬を飲んでいただく介助)
・軟膏塗布(床ずれの処置は除く)
・湿布を貼る
・目薬をさす
・坐薬を挿入する
・軽い切り傷や擦り傷の処置
・体温計での体温測定
・自動血圧測定器での血圧測定
・酸素濃度測定器の装着
そして、法律上は医療行為となっているものの、介護職が行える医療行為として、以下のようなものもあります。
・耳垢を取り除く
・爪切り、爪やすり
・歯ブラシ、綿棒による口腔ケア(歯・口腔粘膜・舌)
・ストーマのパウチに溜まった排泄物除去
・自己導尿補助、カテーテルの準備、体位保持
・市販の浣腸器による浣腸
介護福祉士、実技試験の出題内容
では次に、実技試験の出題内容について見ていきたいと思います。
■実技試験(介護等に関する専門的技能)
・介護の原則(安全・安楽、自立支援、個人の尊厳)
・健康状況の把握(利用者の健康状況の把握、介護者の健康管理)
・環境整備(室内環境、ベッド)
・身体介護(体位と体位変換、移乗動作、移動・歩行介助、食事介助、排泄介助、保清介助、衣服の着脱、整容介助)
これらの科目で試験が行われ、それぞれに細かく内容が決められています。
例えば、残存機能の活用、コミュニケーション、転落・転倒・強打の防止、誤嚥の防止などです。
介護福祉士の実技試験では、いつも介護施設(職場)で行っているような応用が効いた介護技術ではなく、原点に立ち戻って基本的な内容を意識することが大切になります。
問題の総得点60%程度を基準とし、課題の難易度で補正された点数以上を得点することで、合格となります。
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