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介護人材 離職の傾向と対策①

介護イノベーションは人材育成でおこす

  ~事例から学ぶ運営ノウハウ~

    介護業界は事業開始後の平均年数が8年という、ある意味若い未成熟な業界だ。他業界に比較し人材育成のノウハウはまだ定着していないのが現状とみている。優秀な人材が介護業界に魅了を感じて集まってくる、育っていく…その為の一助になればと…僭越ながらこのコラムを担当させていただく。

離職率は本当に高いのか?

  厚生労働省は毎年雇用動向調査を行っている。平成24年度の業種別離職率をみると卸売業・小売業が27%と最も高い。次いで宿泊業・飲食サービス業が21%、教育学習支援業が14.5%の順となっている。医療福祉業は13.9%で全体平均の14.7%を下まわっている。 医療福祉とひとくくりでは介護の現状は見えてこないと思う方もあるかも知れない。平成24年度介護労働実態調査結果(介護労働安定センター)を確認しよう。訪問介護員の離職率は13.9%、介護職員は16.9%ここでも高い数字とは言えない。1年間誰も辞めていない事業所が全体の70.8%も占めているのだ。イメージとは異なり、特別に介護職だけが離職率が高いというわけではないことがお判りいただけるだろうか。  

問題は3年未満の離職率

  他業種と比較して決して高くない離職率。しかし、ここにひとつの問題点が隠されている。勤続何年目に離職が起こっているかという観点だ。実は介護業界では、「3年未満」の勤務年数の離職率が74%と最も高い。3年めで仕事を確実に覚えて中堅リーダーとなり得る人材が離職していってしまう。それは組織の成長にとって大きな痛手となるであろう。 石の上にも3年という言葉があるが、3年は人がひとつの事を始めて足元を問い直すひとつの節目の時期ではないだろうか。入職3年目あたりに「本当に自分のやりたいことができているか」という大きな問いかけがやってくるのだ。

介護を仕事に選ぶ人材の特性

  実はここで介護職につく人材の特性を見直す必要がある。なぜ、この仕事を選んだのかという問いに対し、介護職では「やりがいのある仕事」を望む人が居宅系48%、施設系45%、「これからの時代に必要な仕事」だからという人が居宅系42%、施設系47%に達する。「家計維持=給与」などを求める人を大きく上回るのである。3年目の離職を防ぐ為にも、介護を仕事として選んだ人々のモチベーション特性を理解しマネジメントに当たる必要があるだろう。     湘南国際アカデミー運営元 株式会社アメイジュ 取締役会長 新井智代 (高齢者住宅新聞掲載2014年版より)     ・介護福祉士国家試験合格率91.9%以上を誇る受験対策講座はコチラ・ 【速報!!】 湘南国際アカデミーオリジナル教材で、介護福祉士国家試験受験対策の必須アイテムとなる「eラーニング 介護福祉士 受かるんです」をリリースします。 圧倒的な問題数と、介護福祉士国家試験合格率91.9%以上を誇る今までのノウハウを結集させた、湘南国際アカデミーオリジナルの介護福祉士国家試験受験対策のeラーニングの登場です。 今までは、東京・神奈川エリアの方しか受験対策講座に参加することが出来ず、全国から出張講座のお問合せなどを頂いておりましたが、日本全国どこでもいつでも介護福祉士受験対策が出来る環境をご用意いたしました。 是非、こちらをご覧ください。⇒「eラーニング 介護福祉士 受かるんです」 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 3Kなんてまっぴらごめん!介護の世界を3Hに。。。。湘南国際アカデミー 実務者研修はどこで受けても同じではありません。おもしろくてタメになる!湘南国際アカデミーの実務者研修は… 介護の仕事をしてみたい、家族のために介護を学びたい…湘南国際アカデミーの初任者研修で始めましょう! ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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