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~初任者研修の授業体験談 「食事の介助」(第10日目)について~

初任者研修「食事の介助」
初任者研修「食事の介助」

相模原市で幼稚園の子どもを育てながら、新たな職を模索している私。
「介護の仕事ってどうだろう?」という思いが頭をよぎっていたとき、ひょんなことから神奈川県内で介護資格取得の学校を運営する「湘南国際アカデミー」(藤沢市藤沢38‐3)の授業をのぞかせてもらうチャンスをいただきました。一部抜粋にはなりますが、初任者研修の授業全16回を順にご紹介します。本日は、その第10日目の授業に参加させていただきました♪

* * * * *
介護職員初任者研修、 第10回目の授業は、ハキハキと明るい雰囲気の東岡先生。介護の現場の仕事を続けながら、講師の仕事をしていらっしゃるそうです。
* * * * *

今回のテーマは「食事の介助」。授業の冒頭で東岡先生から食事は死につながる介助と言われるほど、ないがしろにできない大切な介助という説明がありました。
これは私にもわかります。以前、当時98歳だった祖父が施設入所中に誤嚥性肺炎で亡くなっているので…。
でも98歳ともなれば毎日の食事や、ちょっとした移動が挑戦であり、日々戦っていたのだろうなと想像しています。
今回も命につながる授業かと思うと、気持ちが引き締まります!

東岡先生によると、肺へつながる「気管」と、胃につながる「食道」が複雑に交差しているのは人間だけだそうです。
人間が食べ物を飲み込むときは気管のふたが閉まるので、誤嚥になりません。
でも老化などにより、ふたの開閉など飲み込みに関する機能が低下すると、食べ物や唾液が誤って気管に入ってしまい、誤嚥性肺炎を起こすそう。
高齢者の肺炎の多くが、この誤嚥性肺炎ということなので、食事の介助は本当に注意しなければいけません。

私たちは普段何気なく食べ物を口に入れて、飲み込んでいますが、摂食嚥下は5段階の工程を経て、行っているそうです。

【第1段階】先行期:目で見て食べ物を認識する。この認識する作業がとても大切なので、うとうとして意識がはっきりしない人に食べさせてはいけないとのこと。

【第2段階】準備期:食べ物を口に入れ、咀嚼。

【第3段階】口腔期:舌や頬を使い、食べ物を口から喉へ送る。同時に軟口蓋がふたをして鼻に流れないようにする。

【第4段階】咽頭期:食べ物を食道へ送る。むせやすいので「ごくん」と飲み込んだかどうかをよく確認する。

【第5段階】食道期:食べ物を胃へ送る。

この摂食嚥下の5段階を実際に体験するということで、生徒全員においしそうな焼き菓子が配られました。

お菓子は小さな「はちみつミルクドーナツ」です。
まず、目でお菓子を見て「口の中がパサパサしそうだから、お茶を飲もう」「何口で食べられるかな」など、どう食べるかを考えます。
次にお菓子を口に入れ、よく噛むと同時に舌を動かしてすりつぶす。

「食べる」=「噛む」というイメージだったのですが、実際にやってみると舌を使って食べ物をすりつぶし、唾液やお茶などの水分とよく混ぜて飲み込みやすくしていることがわかりました。

歯だけでは、なかなか食べられない!
先生からは「口を閉じないと、食べにくい」とのお話もありました。
やってみると、口を閉じないとすぐに口から食べ物がこぼれそうになってしまい、一苦労。
マヒなどで唇がうまく閉じない利用者の方もいらっしゃるので、気持ちよく食事ができるよう配慮した介助が求められるとのことでした。

ほか食事介助の注意点としては、上を向かせて食べさせると「気道確保」と同じ姿勢になり、気道に食べ物が誤って入りやすくなるので危険とのこと。

また、餅が喉に詰まり窒息死するニュースを耳にしますが、餅が喉にへばりついて咳で取れない場合は、医師がピンセットで取ることもあるそうです!
首をつかんで顔面蒼白になったらすぐに119番してくださいとのことでした。

先生が「息を吸いながら飲み込むことはできません」と説明するのを聞き、子どものころ親から「口の中に物を入れながら、しゃべらない!」と怒られたことを思い出しました。

食べ物が気管に入ったら危険ですね…。
親のお小言には、「お行儀が悪い」以上の大切なメッセージが込められていたことに改めて気づかされました!

【執筆者プロフィール】
さがみんママ
相模原市在住、1児のママ。現在、子どもを幼稚園に通わせながら新たな仕事を模索中です。実の両親、義理の両親ともに元気ですが、5年、10年後を考えると…。介護業界への関心が日に日に高まっています。
大和市の小中高、早稲田大学教育学部卒。
 
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