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2022年 第34回介護福祉士国家試験 解答&解説①【人間の尊厳と自立】

こんにちは!
湘南国際アカデミーで介護職員初任者実務者研修介護福祉士受験対策講座の講師及び総合サポートを担当している江島です!
第34回(2022年)介護福祉士国家試験を受験された皆さま、本当にお疲れ様でした。
受験を終えた皆さまは、インターネット上の解説速報などで自己採点はされましたか?
まだ解答速報を確認されていない方は、ぜひ当校ホームページの全科目ごとに分けてご案内する「第34回介護福祉士国家試験 解答・解説」でご確認ください。

来年度以降受験予定の皆さまは、今後の受験対策としても是非ご活用ください

このページでは、【人間の尊厳と自立】から出題された問題の解答・解説を致します。


<領域:人間と社会>人間の尊厳と自立

問題 1

著書『ケアの本質-生きることの意味』の中で,「一人の人格をケアすることは,最も深い意味で,その人が成長すること,自己実現することをたすけることである」と述べた人物として,正しいもの1つ選びなさい。

1 神谷美恵子
2 糸賀一雄
3 フローレンス・ナイチンゲール(Nightingale,F.)
4 ミルトン・メイヤロフ(Mayeroff,M.)
5 ベンクト・ニィリエ(Nirje,B.)

解答:4

解説:ミルトン・メイヤロフについての記述となり、選択肢4が正解です。問題文にある著書『ケアの本質-生きることの意味』では、ケアとはなにか?人が人を支えるとはどういうことか?といった内容が書かれています。介護福祉や医療に関わる人のみならず、幅広く多くの人に読まれている本です。

問題 2

Aさん(80歳,女性,要介護1)は、筋力や理解力の低下がみられ、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用している。訪問介護(ホームヘルパー)がいない時間帯は,同居している長男(53歳,無職)に頼って生活をしている。長男はAさんの年金で生計を立てていて,ほとんど外出しないで家にいる。

 ある時,Aさんは訪問介護員(ホームヘルパー)に,「長男は暴力がひどくてね。この間も殴られて,とても怖かった。長男には言わないでね。あとで何をされるかわからないから」と話した。訪問介護員(ホームヘルパー)は,Aさんのからだに複数のあざがあることを確認した。
 訪問介護員(ホームヘルパー)の対応に関する次の記述のうち,最も適切なもの1つ選びなさい。

1 長男の虐待を疑い,上司に報告し,市町村に通報する。
2 長男の仕事が見つかるようにハローワークを紹介する。
3 Aさんの気持ちを大切にして何もしない。
4 すぐに長男を別室に呼び,事実を確認する。
5 長男の暴力に気づいたかを近所の人に確認する。

解答:1

解説:介護福祉職として大切な視点である、利用者の権利擁護についての問題です。高齢者虐待防止法に基づいた対応となる、1の選択肢が最も適切です。

<科目ごとの解答・解説はこちらから確認できます>
①【人間の尊厳と自立】
②【人間関係とコミュニケーション】
③【社会の理解】
④【介護の基本】
⑤【コミュニケーション技術】
⑥【生活支援技術】
⑦【介護過程】
⑧【発達と老化の理解】
⑨【認知症の理解】
⑩【障害の理解】
⑪【こころとからだのしくみ】
⑫【医療的ケア】
⑬【総合問題】

湘南国際アカデミーは、今後も皆さんの長期的なキャリア形成をサポートしております。
お手伝いできることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
綜合支援部TEL:0120-961-190

講師も募集しておりますので、ご興味のある方は実務者研修教員講習会などもチェックしてみてくださいね!

※引用:上記の各問題は、2022年(令和4年)第34回介護福祉士国家試験問題より抜粋
※この解答・解説は湘南国際アカデミー独自の見解によるものですので、実際の正解とは異なる場合があります。
※この速報の内容は事前の予告なく、内容を修正する場合があります。
※自己採点結果による「合否判定」のお問い合わせはお受けできませんので、ご了承ください。

この記事の監修者

湘南国際アカデミー講師

湘南国際アカデミー
講師:江島 一考
所持資格:介護福祉士・
介護福祉士実習指導者・
介護支援専門員・
福祉用具専門相談員

 元ユニットリーダー研修指導者。10年在籍した介護老人福祉施設の現場では、研修受け入れ担当者として、年間100名以上の研修生の指導にあたる。湘南国際アカデミーでは、介護職員初任者研修実務者研修介護福祉士国家試験受験対策講座の講師や介護福祉士受験対策テキストの執筆などを担当する傍ら、ケアする側もケアするという立場で、介護をする側のQOL向上のためのイベントや総合的なサポートを手掛けている。
その他、介護事業所や医療機関などにおいて当校の「事業所内レベルアップ研修」の企画・提案・実施など各事業所用にカスタマイズする研修をプロデュースし、人材確保・育成・定着に向けた一連のプログラムを手掛けている。
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