ご家族やご自身が人生の最終段階を迎える時、私たちはどのように向き合い、何を大切にすればよいのでしょうか。
本講座は、介護や医療の仕事に携わる方だけでなく、ご家族の介護をされている方、将来に備えて知識を持っておきたい一般の方にも向けた内容です。
元ホスピスナースである三浦久美講師が、現場での実例を交えながら「エンドオブライフケア」の考え方をわかりやすくお伝えします。
なお、生前のケアと死別後の心のケア(グリーフケア)は明確に切り離せるものではなく、看取りの過程にはご本人・ご家族の予期悲嘆(あらかじめ喪失を悲しむ心の動き)も含まれています。
本講座では主に生前の意思決定支援・看取りへの向き合い方に焦点を当てますが、死別後のケアについては中澤みほ講師によるグリーフケア講座で詳しく扱います。
本格的に学ぶ講座やeラーニングは全国にいくつかありますが、本講座はまず「知ること」からはじめたい方のための、気軽に参加できる入門編です。むずかしく考えず、まずは一歩、話を聞きに来てみませんか。
| 日程 | 決定次第、当ページにて掲載いたします |
|---|---|
| 会場 | 海老名校・藤沢校 ※開催校は日程により異なります |
| 時間 | 10:00〜12:30 |
| 料金 | 受講生・卒業生:500円(税込) 一般の方:1,000円(税込) |
| 定員 | 22名 |
| 持ち物 | 筆記用具 |
こんなことが学べます
- どんな時に人は「死」を意識するのか
- 介護現場での意思決定支援の進め方
- 看取りの時期を判断するための身体所見
- 最期まで尊厳を保つためのケアの考え方
こんな方におすすめ
- ご家族の介護や看取りに向き合っている、またはこれから向き合う可能性がある方
- 自身や家族の「もしもの時」に備えて、意思決定支援の考え方を知っておきたい方
- 終活や人生会議(ACP)に関心がある方
- 介護・医療の現場で看取りに関わる機会がある方
- 実務者研修・初任者研修修了後、さらに学びを深めたい方
エンドオブライフケアと緩和ケアの違い
「エンドオブライフケア」と混同されやすい言葉に「緩和ケア」があります。緩和ケアはもともとがんなどの疾患に伴う苦痛を和らげることを目的に発展してきた経緯があり、疾患名と結びついたイメージを持たれることが少なくありません。
一方でエンドオブライフケアは、疾患の種類を問わず、認知症や老衰も含めた人生の最終段階全体にある方とそのご家族を対象とする、より広い考え方です。この分野への社会的な関心は年々高まっており、医療・介護の資格を問わず学べる機会も増えてきています。
「人生会議」(ACP)ってご存知ですか
本人の意思を尊重しながら、今後の医療・ケアについてご家族や医療・介護の担当者と話し合っておくプロセスは、「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」と呼ばれ、厚生労働省では「人生会議」という愛称で普及が進められています。本講座で扱う「意思決定支援」は、まさにこの人生会議の考え方を実践の場でどう活かすかがテーマです。
講師紹介

看護師
【担当講師コメント】
ホスピスの現場で、たくさんの方の「最期の時間」に寄り添ってきました。
人生の終わりに正解はありませんが、ご本人とご家族が納得できる形で過ごせるよう、事前に話し合っておくことはとても大切です。
この講座では、現場での実例を交えながら、意思決定支援や看取りの時期の見極め方を、介護のお仕事をされている方にも、ご家族としてこれから向き合う方にも、分かりやすくお伝えします。
グリーフケアとのつながりについて
看取りの時期を穏やかに過ごせたかどうかは、ご遺族の死別後の心の状態(グリーフ)にも大きく影響すると言われています。「生前にできることをした」という実感は、その後の悲嘆のプロセスを支える力にもなります。逆に、ご遺族の悲嘆に向き合う中で、あらためて生前のケアの意味を見つめ直すこともあります。本講座と合わせて、死別後の心のケアについて学びたい方は、グリーフケア講座(中澤みほ講師担当)もあわせてご検討ください。
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