介護イノベーションは人材育成で起こす
~事例から学ぶ運営ノウハウ~
研修予算はおいくら?
最近、いくつかの介護系持病所から相次いで「社内研修」の依頼をいただいた。
「現場で役立つ実技研修」「チームビルディンング」等の内容である。
適宜当社に登録いただいている講師の中から「この人なら」と思うその道の優れた人材を講師としてご紹介することになる。
はりきって良い講師を紹介したいところではあるが、担当者と打ち合わせしてハタと困るのが、その「予算」である。
さて、とある介護事業所。
「研修1回5時間、2万円くらいでできますか?」との質問があった。「20名くらいは参加させたい」という希望もある。答えは「できないわけではないが、ただ講師に申訳なさ過ぎる」ということになる。
私は「社員教育」に関わるようになっていから、前職まで入れるとかれこれ10年になる。介護業界とはここ2~3年の。他業種と比較して「介護業界」の社員教育は圧倒的に「予算が低い」というこちょを痛感する。
さて、これはこのコラムを読んでいただいている経営者の皆様に伺いたいとことでもある。「御社では年間、研修にいくらの予算をとっていますか?」
従業員の研修費平均4万円ほど
まずは」研修に対して年間予算を計上してあるか。
日本の企業における研修予算の平均値を知るには「教育研修費用の実態調査」(産労総合研究所)がある。この2013年版によると、従業員一人当たりの予算額は平均4万2462円。100人の従業員がいれば、研修費は400万円。1000人いれば4000万円は用意されているという報告である。不景気のあおりを最も受けやすいのが研修費でもあるが、教育投資の見通しについては、「現状維持」49.1%,「今後は増加」37.3%ともなっている。
1回5時間の研修を2万円でという土壌の中では、優れた講師が育たないという見方もできる。
「講師」という本当のプロたちのギャランティーは実はとてつもなく高い、という常識がほとんど通用しないのが介護業界のような気がする。
たとえ3時間であったとしても「効果」が出るには、それなりのプロと名の付く講師が必要なはずである。
人材育成には時間がかかる、そしてお金がかかる、というあまりにも当たり前のことを、もう一度咀嚼してみていただきたい。次回は事業所での研修実態をレポートしたい。
湘南国際アカデミー運営元 株式会社アメイジュ取締役会長 新井智代
(高齢者住宅新聞掲載2014年版より)
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