介護業界の面接でよく聞かれる質問集①
「何故、介護の仕事を始めようと思ったのですか?」
こんにちは、湘南国際アカデミーでキャリアコンサルタントをしています、中澤みほです。
湘南国際アカデミーでは、介護の資格講座だけでなく、
お仕事のご紹介をさせていただいています。
私も求職者の方の面接に同行させていただくことがありますが、その中で質問される頻度の高い質問を今日はお話しします。
ほぼ100%聞かれる質問は「何故、介護の仕事を始めようと思ったのですか?」です。
特に、介護の仕事が未経験の方は絶対に聞かれる質問です。
その際に「え~と・・・ですね、介護であれば仕事があると思ったので。」と答えたとします。面接官の立場に立って考えてみると、どうでしょうか。
私自身、企業の面接官の仕事をしたことがありますが、まずそんな風に答えた求職者の方がいたとしたら、「じゃあ、仕事だったら何でも良かったんですか?」と少し意地悪な質問をしてしまいます。
よく、「面接は恋愛と同じである」と言われることがあります。
彼氏・彼女から「私のどんなところが好きなの?」と言われて、「うん、あなたが女性(男性)だからね。」と言っていることと、先ほどの面接でのやりとりは同じです。
それでは相手は怒りますよね。面接官も同じなんです。
「何故、介護の仕事を始めようと思ったのか」その答えは、自分の過去にあると思ってください。どこか、自分のこれまでの経験の中で、「介護」や「高齢者」にまつわるキーワードが出てくるはずです。
以前、どうしても介護の仕事への志望動機が書けないという受講生さんがいらっしゃり、自己分析(自分で自分の過去を振り返り、分析すること)をお手伝いしました。その時に出てきた記憶が、20年前の小学生の時に行ったボランティア活動でした。このボランティア活動で、介護施設に歌を歌いに行き、高齢者の方に涙を流して喜んでもらえたことで、子供ながらにとても嬉しかったこと、何か人の役に立つことをしたいと思ったことが、今につながっていたようです。
皆さんは、面接を受ける前に、しっかりとシミュレーションをしてからいきますか?
面接官の立場に立つと、「しっかりと準備してきた人」と「当日なんとかしようとしている人」の区別がはっきりとつきます。
「しっかりと準備してきた人」に対しては、うちの会社に入社したいという強い意志を持ってくれているんだな、と評価が上がりますが、「当日なんとかしようとしている人」に対しては、志望動機がいい加減なんだな、と、評価が下がります。
その評価の上り下がりが、実は正社員(常勤)であれば基本給に、非常勤であれば時給にも関わってしまうんです。
【まとめ】面接の中で特に大事な「何故、介護の仕事を始めようと思ったのですか」の質問を答えるヒント
① この質問の重要性を理解すること
② 簡単なきっかけではなく、しっかりと自分の過去と「介護」「高齢者」とのかかわりを見つめなおしてみること
面接の中でしっかりと答えられるように、準備していきましょう。
もし、面接の準備が不安・・・と、言う方は、是非湘南国際アカデミーにご相談ください。
お待ちしています。
この記事の監修
湘南国際アカデミー 総合支援部
中澤 みほ
所持資格:国家資格キャリアコンサルタント・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種
担当講座:求職者支援訓練(就労支援・ビジネスマナー)・公共職業訓練即戦力(就労支援)・事業所内レベルアップ研修・手話ダンス・etc.
大学にてキャリアカウンセリングを専門に学んだのち、当時、最年少記録でキャリアコンサルタントの資格を取得。今までに数々の公共職業訓練校にて、国家資格のキャリアコンサルタントとして、主にキャリア相談・就職支援を行う。近年においては私立大学・短期大学の就職課の相談窓口・就職セミナー講師を務め、企業の採用評価者など、キャリアに関する幅広い知識や技術を必要とする実務経験を持っている。
湘南国際アカデミーでは、介護関連資格の教育・職業紹介にてキャリア相談・就職支援を行い、ケアする側もケアするという立場で「介護をする側のQOL向上」をコンセプトに、イベントや総合的なサポートに取り組み受講生や就労先である企業からの高い信頼を築いている。
その他、キャリアコンサルタントとしての経験や視点を活かして、様々な企業において、当校の「事業所内レベルアップ研修」を各企業に合わせた研修プログラムなどをプロデュースしている。
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