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初任者研修「認知症の理解・老化の理解」授業体験

初任者研修「認知症の理解・老化の理解」

相模原市で幼稚園の子どもを育てながら、新たな職を模索している私。
「介護の仕事ってどうだろう?」という思いが頭をよぎっていたとき、ひょんなことから神奈川県内で介護資格取得の学校を運営する「湘南国際アカデミー」(藤沢市藤沢38‐3)の授業をのぞかせてもらうチャンスをいただきました。一部抜粋にはなりますが、初任者研修の授業全16回を順にご紹介します。本日は、その第4日目の「認知症の理解・老化の理解」の授業に参加させていただきました♪

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本日は、その第4回目の授業で担当は、O・R先生。明るく朗らかな印象の先生で、介護の仕事を10年以上、続けていらっしゃるそうです。
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認知症と老化に関する介護の基礎知識を学ぶ

初任者研修で学ぶ認知症の理解に関する授業風景

本日の初任者研修の授業の最初に「国の方針が『健康で長生きして』という方向性に変わってきている」というお話がO・R先生からありました。
介護スタッフが不足する中、介護保険の利用が増えたため、「健康で長生き」してもらい、国の負担を減らしたいという目論見があるそうです。

高齢者の健康を守る介護職の役割とは?

湘南国際アカデミーでの老化の理解を学ぶ講義

先生のお話に呼応するかのように、先日のニュースには「介護予防の交付金倍増へ 20年度、自治体の競争促す」というネットニュースが共同通信から配信されました。
記事によると「介護の予防や自立支援に成果を上げた自治体に手厚く配分する交付金を、現在の2倍の400億円程度へ大幅拡充させ」「認知症予防や要介護度の維持・改善に向けた取り組みを自治体間で競わせ、介護費の膨張を抑える」狙いがあるそうです。

ただ、読者のコメント欄を見ると「現場との温度差が酷すぎる」など不安や不満の声が寄せられていました。
介護職員が笑顔で働けたら、それは利用者の幸せにつながるような気がするのですが…。
いまは過渡期だと思いますが、良い方向に進んでくれたらと祈るような気持ちになりました。

介護職の仕事の中には介護予防も含まれる

介護職の気づきが高齢者の健康を守る授業体験

ちょっと脱線しましたが、O・R先生によると、介護職の仕事の中には「介護予防」も含まれているそうです。
軽度の利用者が中度、重度と介護度が進まないよう、普段と変わったことがないか注意深く見守る必要があるとのこと。
そして変化に気づくためには、普段から高齢者の疾患の特徴を理解しておかなければならないとのことでした。

高齢者の骨折原因の多くはベッドからうまく下りられなかったり、手すりをつかみそこねたりして横座りになること、とO・R先生。
本人は「ちょっとよろめいただけ」「痛くない」と話していても、後日、骨折が判明することも珍しくないそうです。

また、動脈硬化が原因で血栓により血管が詰まる脳血管疾患は、まひや命にかかわるため、一刻も早い処置が求められ、特に注意が必要だそうです。
動脈硬化が原因で脳梗塞を発症すると、血流の低下や遮断により、体にまひが残ることも。そのときは顔の表情や左右差、手が上がるかなどを注意深く観察するとのお話が、O・R先生からありました。
感情をつかさどる右脳に障害が出ると左半身がマヒして感情的で怒りっぽかったり、泣きやすくなったりするとのこと。
また、言語をつかさどる左脳に障害が出ると、右半身にマヒが出て、言語障害や失語症になって、微妙なニュアンスを理解できなくなることもあるそうです。

介護職の気づきが疾患の早期発見に繋がる実例

介護職の気づきが疾患の早期発見に繋がる

O・R先生は自身の経験から、介護職でも気づけることがあるというお話をしてくれました。
食事をしていたある利用者の体が少し右に傾くことがあったそうです。何度直してもすぐにまた傾く。
おかしいと思い正面から見てみると左右差が出ていて、片方は口角が上がっているのに、反対側の口角が下がっている。
目尻も同じで、ろれつが回っていない。
病院で診察してもらったら、早期の脳血管疾患だったとか。その日のうちにリハビリを開始し、2週間後には元気に施設へ戻ってきたそうです。

「介護職の気づき」が、利用者の疾患の早期発見・治療に繋がるだけでなく、介護予防にも繋がるとのことです。
医療従事者ではないのに、そこまで理解して職務に当たるなんて…。介護の仕事は本当に幅広い知識を必要とする専門職だとあらためて感じました!

参考資料:「厚生労働省 介護予防」

【執筆者プロフィール】
さがみんママ
相模原市在住、1児のママ。現在、子どもを幼稚園に通わせながら新たな仕事を模索中です。実の両親、義理の両親ともに元気ですが、5年、10年後を考えると…。介護業界への関心が日に日に高まっています。
大和市の小中高、早稲田大学教育学部卒。

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