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介護職員初任者研修で学ぶ「移動・移乗」とボディメカニクス

初任者研修で実践する移乗介助の様子

相模原市で幼稚園の子どもを育てながら、新たな職を模索している私。
「介護の仕事ってどうだろう?」という思いが頭をよぎっていたとき、ひょんなことから神奈川県内で介護資格取得の学校を運営する「湘南国際アカデミー」(藤沢市藤沢38‐3)の授業をのぞかせてもらうチャンスをいただきました。一部抜粋にはなりますが、初任者研修の授業全16回を順にご紹介します。本日は、その第7日目の授業に参加させていただきました♪

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介護職員初任者研修、第7回目の授業は、O・R先生。とても明るく楽しい雰囲気の先生で介護の現場の仕事を20年以上、続けていらっしゃるそうです。
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利用者が快適に移動するためのポイント

腰痛予防を意識した介助姿勢のデモンストレーション

今回のテーマは「移動・移乗」。このタイトルを見て、ついに来たか~という感じになりました。
というのも普通の会社員をしながら何度も腰痛を経験している私としては、利用者を抱えたり、持ち上げたりしたら、ほぼ100パーセント腰痛になるだろうという恐怖があり…。
介護職を目指すことをちゅうちょさせる大きな要因となっていたのでした。

それが、本日の初任者研修の授業冒頭で「20年以上、介護の仕事を続けていますが、腰を痛めたことがないのが自慢です」というO・R先生のお話を聞き、ビックリ!
「介護=腰痛」と、私が介護職に抱いていたイメージと全く違う! 湘南国際アカデミーの初任者研修ではこういったことも学べるんですね。

O・R先生によれば、介護の仕事を始めるときに、腰痛にならないための技術を丁寧に指導してもらったため、これまで腰痛にならずにすんだとか。

実際のところ介護職で腰痛に悩む人は多いそうですが「力がなくてもコツさえ覚えれば、腰を痛めずに介護することができます」と力強いお言葉。
一筋の希望の光を見出した気分になりました。というか、O・R先生が働いている施設に就職して、ぜひ直接指導してもらいたいという妄想まで膨らんでしまいました!

利用者が快適な生活を送るために目的をもって移動する

「利用者が快適な生活を送るために目的をもって移動する」のですが、立ったり座ったりすることがいかに大切かという数字が本日の初任者研修の授業で紹介されました。

なんと1週間寝たきりの状態が続くと、筋力の20パーセントが低下。寝たきりの状態が2週間だと35パーセント、3週間で65パーセント、4週間で80パーセント、5週間ではなんと筋力の95パーセントが低下してしまうそうです。
筋力が低下すると、痩せて細くなるだけでなく、立ち上がるとフラフラすしたり、内臓が弱ってきたりするとのこと。

いまは「寝たきり」にさせないため、脳梗塞で病院に運ばれても処置後、早い段階でリハビリを始めることもあるとか。
少しでも早く体を動かさないと、それだけ筋力を回復させるのが大変になるそうです。

O・R先生が、学生のときにスウェーデンやスイスなどの福祉先進国へ研修に行ったときのお話をしてくれました。
現地で特養老人ホームへ見学に行くと、利用者が部屋やリビングにいない。みんなボランティアとカフェに行ったり、買い物をしたり、好き好きに過ごしていたそうです。
日本では、まだまだベッドに寝かせることが主流だった時代。「日本だとベッドに寝ているんでしょ?」と言われたとか。

今ではようやく日本も自立支援の考えが定着し、寝たきりも少なくなってきたそうです。優しく何でもしてあげることが逆に寝たきりの人を作り出していたというお話には、あらためて考えさせられました。

ボディメカニクスの基本原理と腰痛予防

介護職員がボディメカニクスを活用して利用者をサポート

寝たきりにさせず、快適な生活の為にないめに、利用者を移動させるわけですが、介護者が体を壊さず行うには、「ボディメカニクス」の原理を知り、実践しなければいけないそうです。

ボディメカニクスとは、体の運動機能である骨や関節、筋肉等の総合関係の総称。これらを活用し、余分な力を使わず無理のない姿勢で介護することで、身体の負担を軽くすることができるのだとか。
腰痛にならないためのポイントは「大きな筋肉を使い、水平移動」「重心の移動で動かす」「体をねじらず、肩と腰を平行に」することだそうです。

支持基底面積の活用で安定した介助を

また、足を開いて腰を落とし、「支持基底面積を広く取れば取るほど、身体は安定する」とのこと。
具体的なテクニックは、午後の実技で練習。これらができるようになると、身体を痛めない「持ち上げない介護」ができるようになるそうです。日々の生活でもぜひ意識できたらと思いました。

参考資料:厚生労働省「介護業務で働く人のための腰痛予防のポイントとエクササイズ」

【執筆者プロフィール】
さがみんママ
相模原市在住、1児のママ。現在、子どもを幼稚園に通わせながら新たな仕事を模索中です。実の両親、義理の両親ともに元気ですが、5年、10年後を考えると…。介護業界への関心が日に日に高まっています。
大和市の小中高、早稲田大学教育学部卒。

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