
こんにちは!
湘南国際アカデミーで介護職員初任者や実務者研修、介護福祉士受験対策講座の講師及び総合サポートを担当している江島です!
このページでは、第34回(2022年)介護福祉士国家試験の【人間関係とコミュニケーション】から出題された問題の解答・解説を致します。
まずは、解答を知りたいという方は、当校ホームページの「解答速報」をご覧ください。
※記事の途中に、どなたでも無料で参加できる「第38回(2026年1月実施)介護福祉士国家試験|受講料無料「はじめの一歩講座」情報もありますので、ぜひご覧ください。
人間関係とコミュニケーション
問題 3
介護福祉職はBさんから,「認知症(dementia)の母の介護がなぜかうまくいかない。深夜に徘徊するので,心身ともに疲れてきた」と相談された。介護福祉職は,「落ち込んでいてはダメですよ。元気を出して頑張ってください」とBさんに言った。後日,介護福祉職はBさんに対する自身の発言を振り返り,不適切だったと反省した。
介護福祉職はBさんに対してどのような返答をすればよかったのか,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 「お母さんに施設へ入所してもらうことを検討してはどうですか」
2 「私も疲れているので,よくわかります」
3 「認知症(dementia)の方を介護しているご家族は,皆さん疲れていますよ」
4 「近所の人にたすけてもらえるように,私から言っておきます」
5 「お母さんのために頑張ってきたんですね」
解答:5
解説:家族の思いをあるがまま受け止める「受容」の対応となる、選択肢5が正解です。介護福祉職の発言は、家族にとって重い意味を持ちます。プロが家族にかける言葉の重みを意識できると、「受容」や「ねぎらい」の必要性がみえてきます。
問題 4
利用者とのコミュニケーション場面で,介護福祉職が行う自己開示の目的として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 ジョハリの窓(Johari Window)の「解放された部分(open area)を狭くするために行う。
2 利用者との信頼関係を形成するために行う。
3 利用者が自分自身の情報を開示するために行う。
4 利用者との信頼関係を評価するために行う。
5 自己を深く分析し,客観的に理解するために行う。
解答:2
解説:自己開示とは、自分のことをオープンにすることをいいます。自己開示をすることで、相手に自分のことを知ってもらい、それにより信頼関係の形成につながるため、選択肢2が最も適切です。
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項目 | 内容 |
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ミーティングID | 864 9154 9845 |
パスコード | 039281 |
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※引用:上記の各問題は、2022年(令和4年)第34回介護福祉士国家試験問題より抜粋
※この解答・解説は湘南国際アカデミー独自の見解によるものですので、実際の正解とは異なる場合があります。
※この速報の内容は事前の予告なく、内容を修正する場合があります。
※自己採点結果による「合否判定」のお問い合わせはお受けできませんので、ご了承ください。
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その他、介護事業所や医療機関などにおいて当校の「事業所内スキルアップ研修」の企画・提案・実施など各事業所用にカスタマイズする研修をプロデュースし、人材確保・育成・定着に向けた一連のプログラムを手掛けている。
