無料資料請求する
資料請求
講座一覧から探す

初心者も安心のおすすめ講座多数!

無料資料請求する

研修内容を詳しく!

講座一覧から探す

0円講座も受付中!

資料請求

ご希望講座の資料を無料でお届け

Instagram X FaceBook

2022年 第34回介護福祉士国家試験 解答&解説⑦【介護過程】

2022年介護福祉士国家試験解答と解説

こんにちは!
湘南国際アカデミーで介護職員初任者実務者研修介護福祉士受験対策講座の講師及び総合サポートを担当している江島です!
このページでは、第34回(2022年)介護福祉士国家試験の【介護過程】から出題された問題の解答・解説を致します。
まずは、解答を知りたいという方は、当校ホームページの「解答速報」をご覧ください。

※記事の途中に、どなたでも無料で参加できる「第38回(2026年1月実施)介護福祉士国家試験|受講料無料「はじめの一歩講座」情報もありますので、ぜひご覧ください。

介護過程

問題 61

介護福祉士が介護過程を展開する意義に関する次の記述のうち,最も適切なもの1つ選びなさい。

1 チームアプローチ(team approach)による介護を提供することができる。
2 直感的な判断をもとに介護を考えることができる。
3 今までの生活から切り離した介護を提供する。
4 介護福祉職が生活を管理するための介護を考えることができる。
5 介護福祉職が実施したい介護を提供する。

解答:1

解説:介護過程を展開し、根拠に基づいた介護を組み立てることで、質の高いチームアプローチによる介護を提供します。選択肢1が最も適切です。

問題62

介護過程における情報収集に関する次の記述のうち,最も適切なもの1つ選びなさい。

1 利用者の日常生活の困難な部分を中心に収集する。
2 利用者との会話は解釈して記載する。
3 他の専門職が記載した記録は直接的な情報として扱う。
4 利用者の生活に対する思いを大切にしながら収集する。
5 情報収集はモニタリング(monitoring)を実施してから行う。

解答:4

解説:利用者の思いを大切にして情報収集をすることは、利用者主体の介護につながります。選択肢4が最も適切です。

問題 63

介護過程における生活課題に関する次の記述のうち,最も適切なもの1つ選びなさい。

1 効率的な支援を提供するために解決するべきこと。
2 利用者が家族の望む生活を送るために解決するべきこと。
3 介護福祉職が実践困難な課題のこと。
4 利用者の生活を改善するために思いついたこと。
5 利用者が望む生活を実現するために解決するべきこと。

解答:5

解説:介護過程における生活課題とは、利用者が望む生活を実現するための課題を指します。選択肢5が最も適切です。

問題 64

介護過程における目標の設定に関する次の記述のうち,適切なもの1つ選びなさい。

1 長期目標の期間は,1か月程度に設定する。
2 長期目標は,短期目標ごとに設定する。
3 短期目標は,生活全般の課題は解決した状態を表現する。
4 短期目標は,抽象的な内容で表現する。
5 短期目標は,長期目標の達成につながるように設定する。

解答:5

解説:介護過程における目標は、短期目標を達成することが、長期目標の達成につながるように設定します。選択肢5が正解です。

問題 65

介護計画における介護内容に関する記述のうち,最も適切なもの1つ選びなさい。

1 利用者の能力よりも介護の効率を重視して決める。
2 業務の都合に応じて介護できるように,時間の設定は省略する。
3 介護するときの注意点についても記載する。
4 利用者の意思よりも介護福祉職の考えを優先して決める。
5 介護福祉職だけが理解できる表現にする。

解答:3

解説:介護計画では、どのような介護を提供するかを記載するため、具体的な注意点についても記載します。選択肢3が最も適切です。

問題 66

Cさん(84歳,女性,要介護3)は,2か月前に自宅で倒れた。脳出血(cerebral hemorrhage)と診断され,後遺症の左片(ひだりかた)麻痺(まひ)になった。Cさんは自宅での生活を希望している。長男からは,「トイレが自宅でできるようになってから自宅に戻ってほしいとの要望があった。そのため,病院から,リハビリテーションを目的に介護老人保健施設に入所した。

 入所時,Cさんは,「孫と一緒に過ごしたいから,リハビリテーションを頑張りたい」と笑顔で話した。Cさんは,自力での歩行は困難だが,施設内では健側を使って車いすで移動することができる。また,手すりにつかまれば自分で立ち上がれるが,上半身が後ろに傾くため,移乗には介護が必要な状態である。
 入所時に介護福祉職が行うアセスメント(assessment)に関する次の記述のうち,最も優先すべきもの1つ選びなさい。

1 自力で歩行ができるのかを確認する。
2 排泄(はいせつ)に関連した動作について確認する。
3 孫と面会する頻度について希望を聞く。
4 リクライニング車いすの活用について尋ねる。
5 住宅改修に必要な資金があるのかを確認する。

解答:2

解説:長男より「トイレが自宅でできるようになってから自宅に戻ってほしい」との要望があり、Cさんは「リハビリテーションを頑張りたい」と話しているため、選択肢2が最も適切です。

次の事例を読んで,問題67,問題68について答えなさい。

〔事 例〕

 Dさん(73歳,女性,要介護2)は,認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)に入居した。

 入居後,本人の同意のもとに短期目標を,「食事の準備に参加する」と設定し,順調に経過していた。ある日,Dさんが夕食の準備に来なかった。翌日,担当する介護福祉職が居室を訪ねて理由を聞くと,「盛り付けの見た目が・・・」と小声で言った。

 当日のDさんの記録を見ると,「お茶を配ると席に座ったが,すぐに立ち上がり,料理を皿に盛りつけるEさんの手元を見ていた」「配膳された料理を見て,ため息をついた」とあった。その後.食事の準備には参加していないが,早く来て様子を見ている。また,食事中は談笑し,食事も完食している。

 以上のことから再アセスメントを行うことになった。

問題 67

Dさんの再アセスメントに関する次の記述のうち,最も適切なもの1つ選びなさい。

1 お茶を配る能力について分析する。
2 ため息の意味を料理の味が悪いと解釈する。
3 早く来て様子を見ている理由を分析する。
4 安心して食事ができているかを分析する。
5 Eさんに料理の盛り付けを学びたいと解釈する。

解答:3

解説:Dさんが「盛り付けの見た目が・・・」と小声で言っており、盛り付けについて気になっている可能性が考えられるため、選択肢3が最も適切です。

問題 68

カンファレンス(conference)が開かれ,Dさんの支援について検討することをになった。Dさんを担当する介護福祉職が提案する内容として最も優先すべきもの1つ選びなさい。

1 食器の満足度を調べること。
2 昼食時だけでも計画を継続すること。
3 居室での食事に変更すること。
4 食事の準備の役割を見直すこと。
5 食事以外の短期目標を設定すること。

解答:4

解説:他利用者のEさんの食事準備について、Dさんが気にしている様子がみられるため、選択肢4が最も適切です。

第38回介護福祉士国家試験対応「はじめの一歩講座」のご案内

第38回介護福祉士国家試験対応|受講料無料「はじめの一歩講座」
項目 内容
講座名 第38回(2026年1月実施)介護福祉士国家試験
受講料無料「はじめの一歩講座」
日時 2025年7月29日(火) 19:30~20:30
開催方法 オンライン(Zoom)
参加費・受講料 無料
内容 ・受験の申込方法について
・受験に失敗しないための準備
・絶対に合格するための勉強方法
見逃し防止機能について 見逃し防止をご希望の方は以下をクリックしてください
LINEで見逃し防止登録
Zoom参加リンク 当日は以下からセミナーにご参加いただけます
Zoomでセミナーに参加する
ミーティングID 864 9154 9845
パスコード 039281

科目ごとの解答・解説はこちら

  1. 【人間の尊厳と自立】
  2. 【人間関係とコミュニケーション】
  3. 【社会の理解】
  4. 【介護の基本】
  5. 【コミュニケーション技術】
  6. 【生活支援技術】
  7. 【介護過程】
  8. 【発達と老化の理解】
  9. 【認知症の理解】
  10. 【障害の理解】
  11. 【こころとからだのしくみ】
  12. 【医療的ケア】
  13. 【総合問題】

※引用:上記の各問題は、2022年(令和4年)第34回介護福祉士国家試験問題より抜粋
※この解答・解説は湘南国際アカデミー独自の見解によるものですので、実際の正解とは異なる場合があります。
※この速報の内容は事前の予告なく、内容を修正する場合があります。
※自己採点結果による「合否判定」のお問い合わせはお受けできませんので、ご了承ください。

この記事を書いた人
元ユニットリーダー研修指導者。10年在籍した介護老人福祉施設の現場では、研修受け入れ担当者として、年間100名以上の研修生の指導にあたる。湘南国際アカデミーでは、介護職員初任者研修や実務者研修、介護福祉士国家試験受験対策講座の講師や介護福祉士受験対策テキストの執筆などを担当する傍ら、ケアする側もケアするという立場で、介護をする側のQOL向上のためのイベントや総合的なサポートを手掛けている。
その他、介護事業所や医療機関などにおいて当校の「事業所内スキルアップ研修」の企画・提案・実施など各事業所用にカスタマイズする研修をプロデュースし、人材確保・育成・定着に向けた一連のプログラムを手掛けている。
担当スタッフ
藤沢校・横須賀校・海老名校・相模大野校・横浜戸塚校・横浜馬車道関内校・小田原校・大和校・横浜二俣川校
【所持資格】
介護福祉士・介護福祉士実習指導者・介護支援専門員・福祉用具専門相談員
お知らせ一覧へ戻る
介護職のキャリアアップに役立つ講座多数!まずは資料請求!