江島一孝(介護福祉士)
この記事の監修者
介護福祉士、実習指導者、介護支援専門員として10年以上の経験を持ち、湘南国際アカデミーで介護職員初任者研修や実務者研修の講師、介護福祉士国家試験の対策テキスト執筆を担当。
こんにちは、湘南国際アカデミーの江島です。
今回は、介護福祉士受験対策講座でも使用しているオリジナル教材の介護福祉士国家試験「丸わかりテキスト」について、教材作成に携わる仲川学院長に直接聞きました!
オリジナル教材開発のご紹介やコンセプトだけでなく、後半ではこれから介護福祉士を目指す方に向けた勉強方法や、実務者研修の受講タイミングなどのQ&A形式での質問コーナーや、受験に向けてのアドバイスも掲載しました。
是非、最後までご一読ください。
合格率95.5%を支える『丸わかりテキスト』とは?
湘南国際アカデミーのオリジナル教材「丸わかりテキスト」は、介護福祉士国家試験に特化した効率的な受験対策テキストです。この教材は、試験合格に必要な知識を厳選し、分かりやすくまとめた内容が特徴です。
これまで多くの受験生がこのテキストを活用し、高い合格率を達成しています。試験に初めて挑戦する方でも安心して取り組めるよう、文字の大きさやレイアウトにもこだわっています。試験合格を目指すなら「丸わかりテキスト」で確実な学びを始めましょう。
介護福祉士国家試験対策の基礎|効率的に学ぶ方法
介護福祉士国家試験は幅広い知識が求められるため、効率的な学習計画が重要です。湘南国際アカデミーの「丸わかりテキスト」は、初めて試験に挑戦する方でも迷わず学習を進められるように、重要ポイントを分かりやすく整理しています。特に出題頻度の高い科目を優先し、学ぶべき順序を明確に示す構成が好評です。また、法律や制度の背景を理解することで、試験の本質をしっかり押さえられる内容になっています。効率的に基礎を固めたい方は、ぜひこの方法を参考にしてください。
丸わかりテキストの特徴|合格に必要な知識を凝縮
「丸わかりテキスト」は、介護福祉士試験で出題される重要項目を徹底的に分析し、必要な知識を凝縮した内容が最大の特徴です。
膨大な試験範囲をすべて網羅するのではなく、合格ラインに直結するポイントだけに集中しているため、無駄なく学べます。
また、具体的な事例や過去問題を基にした解説も豊富に含まれており、理解度が深まる工夫が施されています。このテキストを活用すれば、試験合格に向けて効率的かつ実践的な学びを得られるでしょう。
実務者研修から国家試験まで|最適な準備スケジュール
実務者研修と介護福祉士国家試験の学習をスムーズに進めるには、適切なスケジュール管理がカギです。
「丸わかりテキスト」には、介護福祉士国家試験の出題範囲である実務者研修で学ぶ内容を土台に、その年ごとの社会情勢や出来事、毎年の国家試験で重要となるポイントを整理した内容が含まれています。
実務者研修の受講中から試験対策を意識することで、学習の流れをスムーズにし、負担を軽減します。
さらに、受験直前期には効率的な復習ができる構成になっています。準備期間に余裕を持てるようにスケジュール管理をすることが合格率アップの秘訣です。
合格率を高める秘訣|介護福祉士試験対策の極意
介護福祉士国家試験の合格率を高めるには、試験の出題傾向を把握し、徹底的な対策を行うことが重要です。
「丸わかりテキスト」は、過去の試験データを徹底的に分析し、重要ポイントを分かりやすく解説しています。
また、湘南国際アカデミーの受験対策講座では、講師による実践的な指導や模擬試験を通じて、自信を持って試験に臨める環境を提供します。効果的な勉強法を取り入れ、計画的に学ぶことで、合格率を大きく向上させましょう。
介護福祉士受験対策オリジナル教材開発に関する質問
介護福祉士国家試験の受験対策において、効率的な学習をサポートする「丸わかりテキスト」は、湘南国際アカデミーの受験対策講座で高い評価を受けているオリジナル教材です。この教材の開発にはどのような背景や意図があったのでしょうか?
今回、教材の著者であり、湘南国際アカデミー学院長の仲川一清に、「丸わかりテキスト」開発のきっかけや、教材に込められたコンセプトについて質問しました。受験生の合格率を90%以上に導くテキストは、どのようにして作られたのか、その裏側に迫ります。
仲川学院長のこだわりや、受験生への思いを交えた内容は、試験対策に取り組む方にとって必見のインタビューです!
- Q
- A
- Q(江島)今回は「丸わかりテキスト」をもっと広く知って頂くために色々気になっていることを聞かせてください!介護福祉士受験対策講座のテキストとして開発された「丸わかりテキスト」ですが、受験対策講座はいつごろから実施しているんですか?
- A
(仲川学院長)受験対策は、10年以上前からやっています。
- Q(江島)当初は市販のテキストを使用されていたんですか?
- A
はい、そうです。当初は市販の介護福祉士受験対策テキストを授業で使用していました。
- Q(江島)オリジナル教材を開発するきっかけは何だったのでしょうか?
- A
(仲川学院長)元々は他社さんの市販テキストを使用して介護福祉士受験対策講座を行っていました。試験というのはそもそも論、満点を取らせないように、一定割合難しい問題を入れてあるんです。
他社さんのテキストはそういう部分まで拾い上げて、かなり内容が細かかったんです。
勉強慣れ、試験慣れしている人はそれでも大丈夫なのですが、介護福祉士試験受験者は試験を何十年ぶりに受けるという方も多いため、重箱の隅をつつくような勉強は難しいと感じていました。
それで2015年にオリジナル教材を開発しようという話が社内の会議で出ました。
- Q(江島)そこからオリジナル教材の開発が始まったのですね。テキストを作成する上でコンセプトはありますか?
- A
(仲川学院長)合格ラインに達するための重要な部分にポイントをしぼり、余計な部分は省くことをコンセプトに作り始めました。
- Q(江島)テキストのサイズや文字のサイズにもこだわっていると聞きました。
- A
(仲川学院長)はい、そうなんです。一番最初の2016年版は文字を大きく見やすくしたかったので、A4サイズ出版しましたが、受講生たちからB5のほうが持ち運びに便利で扱いやすいと声を頂き、翌年からはB5サイズになりました。
B5サイズになってからも文字の大きさにはこだわっていて、見やすさと、教材があまり分厚くなり過ぎないことを注意して調整しました。
教材が分厚いと、それだけで疲れちゃいませんか?料理も一度にたくさんあると、見ただけでお腹いっぱいになりますよね(笑)教材の内容部分は試験センターが出す出題基準に沿った構成にしています。
- Q(江島)「丸わかりテキスト」の表紙には大きく合格率も書かれていますね!90%を越える合格率の高さには、何か秘訣がありますか?
- A
介護福祉士試験対策に関する質問
介護福祉士国家試験を目指す方々から寄せられるさまざまな疑問や不安。その一つ一つに丁寧に答えてきた湘南国際アカデミー学院長の仲川一清が、受験対策テキスト「丸わかりテキスト」の著者として、数多くの受験生を合格へと導いてきた試験対策に関するよくある質問をぶつけてみました。
どの科目から始めればいいのか、法律や制度を効率的に覚えるにはどうすればいいのか、また実務者研修と試験準備のベストなタイミングは? これから介護福祉士を目指す方に向けた、貴重なアドバイスが満載です。
仲川学院長の経験に基づく的確な回答を通じて、試験対策のヒントを得てみませんか?
よくある質問①
「社会の理解はどのように勉強したらいいか」
- Q(江島)公式LINEでよくご質問頂くのですが、「社会の理解」の科目はどのように勉強すれば覚えられますか?
- A
(仲川学院長)「社会の理解」は、法律や制度がたくさん出てきますよね。その法律や制度はいきなりできたわけではなく、作られた背景や理由があるんです。
「社会の理解」は法律や制度が作られた背景、理由をしっかり理解すると覚えられまよ。
- Q(江島)法律や制度の名前だけを覚えようとしてもダメなんですね。
- A
(仲川学院長)はい。法律や制度は実務で関わる機会があまりないですが、国家資格を保有し社会的責任を負う以上不可欠な科目です。
また、試験に合格するためには介護そのものに対する考え方も大切です。
試験に落ちる人の傾向として、「介護とは何か。何を大切にすべきか」がずれてしまっている方が多い。
こういう方は、いくらキーワードを覚えても事例問題で間違えてしまうんですね。
例えば、立つと転んじゃう人がいる。介護職員はどうすればいいのか。
介護の考え方がずれていると、「立つと転ぶ→立たないようにする」を選択してしまう。しかし「どこかに行きたい」と思って立とうしている訳だから、「どこかに行きたい」ことを尊重して、「どこに行きたいのですか」と声掛けする方が適切なんです。
転倒したら、どこの部位を骨折する可能性があるか知識があっても、考え方がずれていては、問題に正解できません。
このようなことから、「丸わかりテキスト」では「介護とは何か」、介護に対する考え方も織り交ぜています。そういった部分では、内容が他社さんより泥臭いかもしれません(笑)。
- Q(江島)教材のコンセプトとしては、なるべく余計な部分を省いて合格に必要な部分にポイントを絞ったということでしたが、「介護の考え方」を大切にした教材ですね?
- A
(仲川学院長)ただ、介護福祉士試験に合格すればOKというドライな教材にはしたくなかったんです。
よくある質問②
介護福祉士試験科目は何から順に勉強すればいい?
- Q(江島)「丸わかりテキスト」を購入された方から勉強方法についてもよくお問合せを頂きます。中でも多い質問が「どの順番で勉強するのがいいですか?」なんです。「丸わかりテキスト」は、前から順番に使用すればいいですか?
- A
(仲川学院長)テキスト内容は、出題基準に沿っているので、目次もその順番になっています。
おすすめ勉強順としては、まず【科目1・人間の尊厳と自立】,【科目2・人間関係とコミュニケーション】,【科目4・介護の基本】,【科目5・コミュニケーション技術】からです。
何故なら、この部分には介護の基本的な考えが詰まっているので、まずはここから始めてみましょう。その後、心理学、生理学の【科目11・こころとからだのしくみ】、【科目8・発達と老化の理解】。
ここで人間の発達や、心と身体に関することを理解して、つぎの【科目6・生活支援技術】,【科目9・認知症の理解】,【科目10・障害の理解】,【科目12・医療的ケア】をやるとスムーズです。【科目6・生活支援技術】は、普段から現場で実務をやっている人は割と点を取りやすいので、さらっとでも大丈夫です。
そのあとに、【科目7・介護過程】、【科目3・社会の理解】、【総合問題】と進めていくのがオススメです。早めに受験勉強を始める方は、社会の理解を徹底的にやるといいですよ。社会の理解は、他の科目に比べ解答が白黒はっきりしているので、覚えてしまえば点を取りやすい部分です。
よくある質問③
実務者研修は受験直前に受講した方がいい?
- Q実務者研修から受験までは間をあけない方がいいですか?
- A
(仲川学院長)決してそうではありませんよ。実務者研修はあくまで、介護の技術や知識の修得が目的で、介護福祉士の試験対策ではありません。
もちろん試験に必要な知識も学びますが、試験は合格するためのテクニカル的な部分がどうしても出てきます。そのはみ出した部分をしっかり対策するためにも、できれば早めに実務者研修を受けて、介護福祉士国家試験までゆとりを持った方がいいと思います。
実務者研修では、課題などを通して勉強の習慣も身に付けてほしいですね。そして、その流れで試験を目指していただきたいんです。勉強の習慣が身に付けば、試験後も学び続けられ、ケアマネなどを目指す際にも役立ちます。仕事しながら勉強をコツコツすることは簡単ではないので、習慣化することが大切です。
習慣化しないまま、直前ギリギリになって勉強して受かったとしても、受験後の解放感で勉強をやめてしまうのはとてももったいないことです。
仲川学院長から介護福祉士を目指す皆様へのメッセージ
もし介護福祉士の試験を受けようか迷っている方は、絶対に受けるべきです。現在介護職員のうち介護福祉士資格を持っている方は50%。そしてまだ持っていない残りの50%には、実務経験3年未満のこれから受験する予定の方が含まれています。なので、3年たったら介護福祉士を取ることが当たり前、そういう業界だと認識していただきたいです。
また、勉強すると仕事が楽になるんですよ!だから辛いなと思っている人ほど、勉強してほしいです。知識も技術も足りなかったら仕事は辛く感じます。
私自身、仕事が辛く30半ばで大学で勉強しました。なんで辛いのかなって考えたら、知識がない!って気づいたからなんです。
繰り返しになりますが、仕事が辛いと感じている人には勉強することをオススメします。
是非、湘南国際アカデミーを活用して、更なるキャリアアップを実現しましょう。
まとめ
湘南国際アカデミーには他にも介護福祉士受験対策オリジナル教材があります。
オンライン動画教材「動画で受かるんです」、スマホで「受かるんです」も、「丸わかりテキスト」と併用することで、基礎力から応用力まで身に付けられます。
また、教材や講座以外にも公式LINEでは学習相談なども受け付けております。勉強方法が分からない、勉強が間に合うか不安・・・などお困りのことがございましたらお気軽にご利用ください♪
あなたの介護福祉士受験を湘南国際アカデミーがしっかりサポートいたします!