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介護職員の資格取得支援|人材開発支援助成金とは?

介護職員の資格取得支援|人材開発支援助成金とは?
江島 一孝 | 介護福祉士・実習指導者・介護支援専門員

江島一孝(介護福祉士)

この記事の監修者

介護福祉士、実習指導者、介護支援専門員として10年以上の経験を持ち、湘南国際アカデミーで介護職員初任者研修や実務者研修の講師、介護福祉士国家試験の対策テキスト執筆を担当。

介護業界で働く職員の資格取得やスキルアップを支援するために活用できるのが「人材開発支援助成金」です。
この助成金は、介護職員の教育や研修にかかる費用や、研修期間中の賃金の一部を助成する制度で、事業所の負担を軽減しながら人材育成を進めることができます。特に、令和4年4月からはeラーニングや通信制の訓練も対象となり、従業員がより柔軟な形で学べるようになりました。

本記事では、人材開発支援助成金の概要や対象コース、介護事業所での活用事例、湘南国際アカデミーのサポート内容について詳しく解説します。後半では、新に助成金の対象となったeラーニング・通信制の訓練についてもご紹介しておりますので、是非最後までご一読ください。

助成金の活用を検討中の方や、資格取得を通じてキャリアアップを目指している方はぜひ最後までご覧ください!

人材開発支援助成金とは?

人材開発支援助成金とは?

人材開発支援助成金は、事業主が従業員のスキルアップを目的として職業訓練を実施する際に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部等を助成する制度です。この助成金を活用することで、従業員の資格取得やキャリアアップを効率的に進めることができます。特に介護業界では、介護福祉士実務者研修やeラーニングを活用した研修が助成対象となり、職場の人材育成に大きく貢献しています。参考ページ:人材開発支援助成金(厚生労働省HP)

助成金の対象コースと条件

人材開発支援助成金にはコースがいくつかありますが、介護現場の人材育成に活用できる主なコースについて紹介します。主な対象コースは以下の通りです。

  • 特定訓練コース: 若年層の労働者を対象としたスキルアップ訓練
  • 一般訓練コース: 正規雇用者を対象とした職業訓練
  • 特別育成訓練コース: 有期契約労働者のキャリアアップを目的とした訓練
  • 各コースは訓練時間や内容、対象者によって条件が異なります。詳細を確認し、自社の状況に合ったコースを選択することが重要です。

①特定訓練コース (若年人材育成訓練)の訓練対象者と基本要件

【訓練対象者】
35歳未満の正規雇用労働者
・訓練開始日において、申請事業主の事業所の雇用保険被保険者となった日から5年を経過したいない労働者

【基本要件】
OFF-JTにより実施される訓練であること(事業内訓練または事業外訓練)
・実訓練時間数が10時間以上であること
※OFF-JTとは、職場の通常業務から離れて、特別に時間や場所を設けて実施する教育

②一般訓練コースの訓練対象者と基本要件

【訓練対象者】
正規雇用労働者
・申請事業主または申請事業主団体などの構成事業主における被保険者

【基本要件】
OFF-JTにより実施される訓練であること(事業内訓練または事業外訓練)
・実訓訓練時間が20時間以上であること

③特別育成訓練コース(一般職業訓練)の訓練対象者と基本要件

【訓練対象者】
有期契約労働者等

【基本要件】
・有期契約労働者等にたいし、正規雇用労働者等に転換、または処遇改善を目指して実施される訓練であること
・実施期間は1コース当たり1年以内であること
・訓練時間数が1コース当たり20時間以上であること
・事業内訓練、事業外訓練(外部訓練機関を利用した訓練)の施設・講師などは指定の要件を満たしていること

人材開発助成金のコースごとの助成額と助成率、支給限度額

人材開発支援助成金は、事業主が従業員のスキルアップを目的とした訓練を実施する際に、その経費や訓練期間中の賃金の一部を助成する制度です。助成金の金額や助成率は、選択するコースや企業の生産性要件の達成状況に応じて異なります。以下は、主なコースごとの助成額と助成率についての詳細です。

助成額と助成率

人材開発助成金のコースごとの助成額と助成率
厚生労働省:人材開発助成金のご案内より抜粋

支給限度額

人材開発助成金のコースごとの支給限度額
厚生労働省:人材開発助成金のご案内より抜粋

生産性要件を満たす場合とは
人材開発支援助成金では、企業の生産性向上の取組みを支援するため、生産性を向上させた事業主に対して、助成額の引き上げを行っています。
申請する事業所が、指定の計算式で計算した「生産性要件」を満たした場合に、別途申請することで割増分を追加受給することができます。

1. 特定訓練コース(若年人材育成訓練)

  • 助成額
    訓練経費の30%(生産性要件を満たす場合は45%)
    賃金助成は、訓練時間に応じて1時間あたり760円(生産性要件を満たす場合は960円)
  • 特徴
    若手正規雇用労働者のスキルアップを目的としたコースで、介護業界における即戦力の育成に役立ちます。

2. 一般訓練コース

  • 助成額
    訓練経費の15%(生産性要件を満たす場合は30%)
    賃金助成は、訓練時間に応じて1時間あたり380円(生産性要件を満たす場合は480円)
  • 特徴
    正規雇用労働者を対象にしたコースで、幅広い職種に対応したスキルアップ研修が可能です。

3. 特別育成訓練コース(一般職業訓練)

  • 助成額
    訓練経費の45%(生産性要件を満たす場合は60%)
    賃金助成は、訓練時間に応じて1時間あたり380円(生産性要件を満たす場合は480円)
  • 特徴
    有期契約労働者を対象に正規雇用への転換や処遇改善を目的としたコース。介護現場での雇用安定やキャリア形成に貢献します。

助成金の上限や計算例

例えば、介護福祉士実務者研修を一般訓練コースで実施する場合、1人あたりの受講料が9万円、訓練時間が40時間であれば、訓練経費助成として2万7,000円(9万円の30%)、賃金助成として1万5,200円(40時間×380円)が支給され、合計で4万2,200円の助成を受けられます。

生産性要件を満たした場合のメリット

助成率がアップする「生産性要件」を満たすと、さらに高い助成額を受けられます。企業の取り組みによって受給額が大きく変わるため、詳細を確認し計画的に活用することが重要です。

湘南国際アカデミーでは、これらの助成金制度を活用した研修プログラムの導入支援を行っています。各コースの特性や助成金の計算方法についての詳細なアドバイスも可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください!

介護事業所での受給例

人材開発助成金【介護事業所での受給例と実績】

従業員数:130名 利用コース:一般訓練コース
訓練詳細:介護福祉士実務者研修の受講

1人あたりの訓練経費助成金受給額
①外部訓練期間 受講料:9,7200円①経費助成:29,100円(受講料30%)
②OFF-JT訓練時間:45.5時間②賃金助成:17,200(45.5時間×380円)

こちらの事業所は労働局の審査を経て、1人あたり46,300円(経費助成+賃金助成)が受給することができました。

eラーニングも助成対象に!

人材開発助成金でeラーニングも助成対象に!

2022年4月より、人材開発支援助成金の対象にeラーニングが追加されました。これにより、従業員は自宅や職場からオンラインでの訓練が可能となり、負担を軽減しながら効率的にスキルを習得できます。湘南国際アカデミーでは、この制度に対応した介護福祉士受験対策講座オンライン版を提供しています。新しい学びの形で、資格取得とキャリアアップをサポートします。

介護福祉士受験対策講座 オンライン版

湘南国際アカデミーでは、以前よりスキルアップ研修、介護日本語教育、各種資格研修を事業所様向けに実施してまいりました。

そして、この度人材開発支援助成金の対象訓練にeラーニング・通信制が追加されたことを機に、介護福祉士受験対策講座オンライン版をスタートいたしました!

職員様の資格取得を事業所様と一緒にサポートいたします♪
どうぞお気軽にご相談くださいませ。

湘南国際アカデミーのサポート内容

湘南国際アカデミーの人材開発助成金のサポート内容

湘南国際アカデミーでは、人材開発支援助成金を活用した資格取得を全面的にサポートしています。
特に、eラーニングを活用した研修や通信・通学併用の柔軟な学習環境を提供。助成金の申請方法や条件についても専門スタッフが丁寧にサポートします。講座修了後も、現場で活かせる実践力を身につけるためのアフターフォローが充実しています。

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