介護福祉士実務者研修の免除科目と費用を徹底解説

江島一孝（介護福祉士）

この記事の監修者

介護福祉士、実習指導者、介護支援専門員として10年以上の経験を持ち、湘南国際アカデミーで介護職員初任者研修や実務者研修の講師、介護福祉士国家試験の対策テキスト執筆を担当。

介護福祉士実務者研修は、介護福祉士を目指す方にとって重要なステップですが、「免除科目や費用がどうなるのか？」と気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、保有資格別に免除される科目や受講時間の違い、実務者研修にかかる費用を詳しく解説します。
また、費用を抑えるための給付金制度や補助金情報についてもご紹介！たとえば、専門実践教育訓練給付金や母子家庭・父子家庭自立支援教育訓練給付金を利用することで、自己負担額を大幅に軽減することが可能です。
「介護福祉士実務者研修 免除科目 費用」をお考えの方は、ぜひ最後までお読みいただき、最適な受講プランを見つけてください！

介護福祉士実務者研修の免除科目について

介護福祉士実務者研修では、保有している資格によって一部の科目が免除されることをご存じですか？
免除科目が適用されると、必要な受講時間が短縮され、スケジュールの負担が軽減されるだけでなく、費用も抑えられるため、多くの受講者にとって大きなメリットとなります。
本セクションでは、「介護福祉士実務者研修の免除科目と費用」という観点から、保有資格別の免除科目一覧や受講時間の違い、さらには費用の軽減額について詳しく解説します。効率的に資格取得を目指すための重要な情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてください！

介護福祉士実務者研修のカリキュラムは20科目450時間と定められていますが、保有している資格によって免除される科目があります。つまり受講科目の免除を利用することによって、受講時間数・受講費用を減らすことができます。

例えば、介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級）を修了している場合は、介護福祉士実務者研修全450時間（20科目）のうち130時間（8科目）が免除され、320時間（12科目）受講すれば修了することができます。
受講期間も6カ月から4カ月程度になり、そのため受講料も無資格者よりも少なく済みます。

保有資格別の免除科目一覧

介護福祉士実務者研修では、保有資格によって免除される科目や受講時間が異なります。免除科目が適用されることで、受講時間の短縮や費用の軽減が可能です。ここでは、無資格者や初任者研修修了者など、保有資格別の免除科目や受講時間の違いを分かりやすくまとめています。
保有資格別に免除される科目は異なりますので、以下の表をご覧ください。

-：免除　●：受講が必要

科目免除による受講料の違い

介護福祉士実務者研修では、免除科目の適用によって受講料が大きく変わります。無資格者と初任者研修修了者など、保有資格による費用の違いを比較することで、どれだけ負担を軽減できるのかが明確になります。
科目免除に伴う受講料の違いは、スクールによって異なるため、湘南国際アカデミーを例に見てみましょう。
受講料は無資格者と介護職員初任者研修修了者で約4万円ほどの違いがあります。

さらにキャンペーンや各種給付金制度を利用することで、受講料の自己負担を減らすことができます！

▼湘南国際アカデミーの場合

実務者研修の費用軽減につながる4つの給付金・免除制度

介護福祉士実務者研修の受講費用は、免除科目の有無だけでなく、各種給付金や免除制度を活用することでさらに軽減できます。「ハロートレーニング」や「専門実践教育訓練給付金」をはじめとする4つの制度は、受講料の全額または一部が補助されるため、多くの受講生にとって大きな助けとなります。本セクションでは、これらの制度の内容や利用方法を詳しく解説し、自己負担を最小限に抑える方法をご紹介します。

介護福祉士実務者研修の受講料が免除される制度には、全額免除になるもの、受講料の一部が免除になるものがあります。
こちらでは代表的な4つの制度について解説いたします！

受講料の全額が免除される制度

無料の職業訓練ハロートレーニング

ハロートレーニングは離職者支援・求職者支援訓練とも言われ、仕事を探している方を対象とした無料の研修制度です。※テキストは自己負担

ハロートレーニングの介護福祉士実務者研修を受講したい方は、ご住所を管轄するハローワークへご相談ください。

介護福祉士実務者研修受講資金 貸付制度

介護福祉士実務者研修受講資金貸付制度は、都道府県の社会福祉協議会が介護福祉士実務者研修を受講する方を対象とした修学資金の貸付制度です。

貸付金とありますが、条件を満たすことによって返還免除となり実質無料で受講することができます。
詳しい手続きや内容については、各都道府県の社会福祉協議会ホームページや自治体のホームページなどで確認してください。

受講料の一部が免除される制度

専門実践教育訓練給付金

専門実践教育訓練給付金は、受講修了後に受講料の50％、修了後介護施設で介護職として就業するとさらに20％が返還されます。

支給対象者は、雇用保険の被加入者（在職者）または被加入者だった方（離職者）です。
詳しい支給要件などはハローワークで確認することができます。

母子家庭/父子家庭自立支援教育訓練給付金

母子(父子)家庭自立支援教育訓練給付金は、ひとり親家庭の母または父が就労するために必要な教育訓練を受講した場合に受講料の60％が返還されます。

専門実践教育訓練給付金、母子（父子）家庭自立支援教育訓練給付金はともにハローワークの認定を受けた訓練機関で受講後、申請することで給付金の受給を受けることができます。

湘南国際アカデミーの介護福祉士実務者研修は、専門実践教育訓練給付金・母子（父子）家庭自立支援教育訓練給付金の指定講座として認定を受けています！
「どの制度を利用できるか知りたい」、「制度利用に必要な書類は何か」などお気軽にお問合せ下さいませ。

介護福祉士実務者研修なら湘南国際アカデミー

湘南国際アカデミーでは、保有資格に応じた免除科目の適用や、充実した費用軽減制度を活用できる実務者研修を提供しています。
また、経験豊富な講師によるサポートや柔軟なスケジュール設定により、仕事や家庭と両立しながら受講が可能です。さらに、各種給付金や補助金の無料申請サポートを行っておりますので、専門実践教育訓練給付金やキャンペーンを利用して、受講料を抑えることができます。
資格取得に向けた効率的で負担の少ない学習環境を探している方は、ぜひ湘南国際アカデミーをご検討ください。

ご自身の場合は受講期間・受講料がどれぐらいになるか、利用できる給付金制度には何があるかなど、お気軽にお問合せ下さいませ！

よくある質問

介護福祉士実務者研修を検討する際に、多くの方が気になるのは「免除科目や費用の違い」や「効率的な研修の進め方」です。本セクションでは、これらの疑問にお答えし、資格取得を目指す皆さまの不安を解消します。「どの資格を持っていると費用がどれくらい変わる？」「実務者研修を短期間で修了する方法は？」といったよくある質問を基に、詳しく解説しています。ぜひ参考にして、最適な実務者研修のプランを見つけてください！

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