
こんにちは!
湘南国際アカデミーで介護職員初任者や実務者研修、介護福祉士受験対策講座の講師及び総合サポートを担当している江島です!
このページでは、2024年(令和6年)第36回介護福祉士国家試験の【人間の尊厳と自立】から出題された問題の解答・解説を致します。
まずは、解答を知りたいという方は、当校ホームページの「解答速報」をご覧ください。
※記事の途中に、どなたでも無料で参加できる「第38回(2026年1月実施)介護福祉士国家試験|受講料無料「はじめの一歩講座」情報もありますので、ぜひご覧ください。
<領域: 人間と社会>人間の尊厳と自立
問題1
Aさん(76歳,女性,要支援1)は,一人暮らしである。週1回介護予防通所リハビリテーションを利用しながら,近所の友人たちとの麻雀を楽しみに生活している。最近,膝に痛みを感じ、変形性膝関節症(knee osteoarthritis)と診断された。同時期に友人が入院し,楽しみにしていた麻雀ができなくなった。Aさんは徐々に今後の生活に不安を感じるようになった。ある日,「自宅で暮らし続けたいけど,心配なの・・・」と介護福祉職に話した。 Aさんに対する介護福祉職の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 要介護認定の申請を勧める。
2 友人のお見舞いを勧める。
3 膝の精密検査を勧める。
4 別の趣味活動の希望を聞く。
5 生活に対する思いを聞く。
解答:5
「自宅で暮らし続けたいけど,心配なの・・・」と今後の生活に不安を感じているAさんに対して、介護福祉職としてAさんの思いを聞き、受容をすることが大切です。
問題2
次の記述のうち,介護を必要とする人の自立についての考え方として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 自立は,他者の支援を受けないことである。
2 精神的自立は,生活の目標をもち,自らが主体となって物事を進めていくことである。
3 社会的自立は,社会的な役割から離れて自由になることである。
4 身体的自立は,介護者の身体的負担を軽減することである。
5 経済的自立は,経済活動や社会活動に参加せずに,生活を営むことである。
解答:2
自立とは様々な側面がありますが、選択肢のなかでは、自らの責任で自らが行動し、主体となって物事を進めていくという精神的自立についての記載が最も適切です。
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項目 | 内容 |
---|---|
講座名 | 第38回(2026年1月実施)介護福祉士国家試験 受講料無料「はじめの一歩講座」 |
日時 | 2025年7月29日(火) 19:30~20:30 |
開催方法 | オンライン(Zoom) |
参加費・受講料 | 無料 |
内容 | ・受験の申込方法について ・受験に失敗しないための準備 ・絶対に合格するための勉強方法 |
見逃し防止機能について | 見逃し防止をご希望の方は以下をクリックしてください ⇒LINEで見逃し防止登録 |
Zoom参加リンク | 当日は以下からセミナーにご参加いただけます ⇒Zoomでセミナーに参加する |
ミーティングID | 864 9154 9845 |
パスコード | 039281 |
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- 人間の尊厳と自立 (当ページ)
- 人間関係とコミュニケーション
- 社会の理解
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- 総合問題
引用:上記の各問題は、2024年(令和6年)第36回介護福祉士国家試験問題より抜粋
この解答・解説は湘南国際アカデミー独自の見解によるものですので、実際の正解とは異なる場合があります。
この速報の内容は事前の予告なく、内容を修正する場合があります。
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