初任者研修とは

これから介護の仕事を始めたい方、介護を学びたい方におすすめの資格として介護職員初任者研修があります。

こちらでは資格の内容、取得メリット、費用などを、介護経験のない方や無資格の方にもわかりやすく解説しています。
後半ではスクール選びのポイントもご紹介しておりますので、是非最後までご覧ください。

介護職員初任者研修とはどんな資格?

介護職員初任者研修とは、介護系の資格の中で基本となる入門的な研修です。超高齢社会に向かう日本の中で、どんな職種であっても多様な場面で高齢者への対応が必要とされるようになりました。

実際に、介護分野以外の銀行・美容サービス・デパート・タクシー業界から関心を集めています。 介護職員初任者研修は、業種・職種を問わず、今大変注目されている資格です。

こちらでは、これから初めて介護を学びたい方、介護職員初任者研修の受講を検討中の方に、取得するとできるようになることや資格内容、他の資格との違いなどを分かりやすく解説しています。

資格を取得するとできるようになること

介護職員初任者研修では、介護職として働くために必要な基本的な介護知識と技術を学びます。
資格取得後は、訪問介護サービス業務、身体介護業務、介護タクシーのドライバーなどに従事することが可能です。

昨今では介護美容ケアという仕事も注目され、美容師・ネイリストなど美容に携わる方の取得ニーズも高まっています。

介護職員初任者研修と介護福祉士実務者研修との違い

介護職員初任者研修と介護福祉士実務者研修は、介護の知識・技術を学ぶための研修です。
介護職員初任者研修は基本的な知識と技能を身につけるためのもので、初めて介護職に就く人を対象にしています。

一方で、介護福祉士実務者研修はより専門的な知識や技術を深めるためのもので、介護福祉士を目指す人や、既に一定の経験を持つ介護職員向けの内容となっています。ただし、無資格・未経験でも介護福祉士実務者研修を受講することは可能です。

つまり介護職員初任者研修は入門レベルであり、介護福祉士実務者研修はそれをさらに発展させた内容となっています。

ヘルパー2級との違いとは?

介護職員初任者研修は、訪問介護員養成研修2級過程(ホームヘルパー2級)から移行する形で2013(平成25)年からスタートしました。 
ホームヘルパー2級は主に訪問介護に従事する方向けの研修として位置づけられていました。

その後、訪問介護以外にも介護サービスの種類が増え、特別養護老人ホーム・有料老人ホーム・グループホーム・デイサービス・小規模多機能居宅介護にも対応できる人材の育成が求められるようになり、始まったのが介護職員初任者研修です。

現在ホームヘルパー2級は廃止され、介護職員初任者研修に完全移行しています。廃止前に取得したヘルパー2級の資格は、介護職員初任者研修と同等に扱われています。

介護職員初任者研修の学習内容とは?(具体的な内容と受講方法)

介護職員初任者研修では、これから介護の仕事に携わる方、また、介護の現場で働き始めて間もない方、 ご家族が介護を必要とされている方、職場で高齢者への対応が必要な方などを対象に、介護業務に必要な介護知識および介護技術を学ぶことができます。

介護職員初任者研修のカリキュラムは?

介護職員初任者研修のカリキュラムは130時間で大きく以下の3つの領域から構成されています。

3つの領域
① 生活を支えるための【介護】
② 介護を学ぶための基礎となる教養や倫理的態度に関する【人間と社会】
③ 適切な介護をするために必要な根拠としての【こころとからだのしくみ】

カリキュラム130時間の研修科目と時間数は次の通りです。

研修科目時間数
①職務の理解6時間
②介護における尊厳の保持・自立支援9時間
③介護の基本6時間
④介護・福祉サービスの理解と医療の連携9時間
⑤介護におけるコミュニケーション技術6時間
⑥老化の理解6時間
⑦認知症の理解6時間
⑧障害の理解3時間
⑨こころとからだのしくみと生活支援技術75時間
⑩振り返り4時間
合計130時間
介護職員初任者研修 カリキュラム

受講期間(最短での取得方法は?)

介護職員初任者研修の授業日数は1回の授業時間数によって異なりますが、15~16日程度です。 修了までの期間は受講ペースによって、1ヶ月~4ヶ月程度です。

また、カリキュラム130時間のうち40.5時間は通信で受講することが可能なので、実際に通学する日数を減らすことができます。
※カリキュラムの一部を通信で受講できるかはスクールによって異なります。

修了までの期間<目安>
・週4日~5日受講すると約1ヶ月
・週に2回受講すると約2ヶ月
・週に1回受講すると約4ヶ月

上記目安を参考にすると、最短で介護職員初任者研修を取得するためには、週5程度受講すればよいということになります。
平日に受講すると考えれば、1ヶ月間ほぼ毎日受講する必要があります。

お仕事と両立しながら資格取得を目指す方は、週1~2回ペースでの受講がおすすめですよ。
仕事のスケジュール変更など急な欠席に備えて、別日に振り替えて補講を受講できるスクールを選ぶと安心です。

ちなみに湘南国際アカデミーの週1回コースの場合は下記のような受講スケジュールとなります。

授業内容
第1日目・オリエンテーション
・多様な介護サービスの理解
・介護職の仕事内容や働く現場の理解
第2日目・人権と尊厳を支える介護
・介護職の役割、専門性と多職種との連携
・介護職の職業倫理
・介護保険制度
第3日目・介護におけるコミュニケーション
・介護におけるチームのコミュニケーション
・障害の医学的側面、生活障害などの知識
第4日目・高齢者と健康
・認知症を取り巻く状況
・医学的側面から見た認知症の基礎と健康管理
第5日目・介護に関するこころのしくみの基礎的理解
・介護に関するからだのしくみの基礎的理解
第6日目・生活と家事
・快適な居住環境整備と介護
・睡眠に関したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
【演習】
・ベッドメイキング
第7日目・移動、移乗に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護(1)
【演習】
・ボディメカニクスの実践
・移動、移乗の支援
第8日目・移動、移乗に関連したこころとからだのしくみと自立に向けだ介護(2)
【演習】
・半身麻痺のある利用者の杖歩行介護
・視覚障害のある利用者の歩行介助
・ベッド、車いす間の移乗の介護
・車いすでの移動介護
第9日目・整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
【演習】
・部分清拭(顔拭き)の介護
・座位での衣服の着脱の介護
・ベッド上での衣服の着脱の介護
第10日目・食事に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
【演習】
・食事、飲水の介護
・口腔ケアの介護
第11日目・排泄に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
【演習】
・一部介助を要する利用者のポータブルトイレ介護
・オムツ交換
第12日目・入浴、清潔保持に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
【演習】
・洗髪の介護
・全身清拭の介護
・入浴の介護
・足浴の介護
第13日目・死にゆく人に関連したこころとからだのしくみと終末期介護
第14日目・介護過程の基礎的理解
★模擬試験(修了評価試験対策として)
第15日目・総合生活支援技術演習
第16日目・振り返り
・就業への備えと研修修了後における継続的な研修
★修了評価試験

上記16日間を通して、介護職として働くために必要な知識と技術を身に付けます。湘南国際アカデミーでは、第2日目~第5日目の4回分の授業をオンラインで受講可能なため、実際のスクーリング日数は12日間となります。

介護職員初任者研修の取得方法

介護職員初任者研修を取得するためには、湘南国際アカデミーのような民間のスクールか、公的機関・団体が開催している講座を受講しなければなりません。

独学での資格取得は不可能となっています。

受講開始後、すべての授業を修了し、課題の提出と修了試験をクリア(合格)すると、介護職員初任者研修修了となり資格取得することができます。
修了後、受講した教育機関などから修了証が届きます。

通信教育のメリットとデメリット

介護職員初任者研修は一部科目をオンライン受講することが可能であり、スクールごとにオンライン受講の活用状況は異なります。

こちらでは、オンライン受講のメリットとデメリットをご紹介いたします。

▼比較表(全16日間の講座の場合)

オンライン受講あり通学受講のみ
通学日数(目安)12日間16日間
聴講に必要なデバイススマートフォン/タブレット/PC特になし
受講場所自宅OK指定された受講校舎・場所
受講時間帯24時間OK指定の開催時間

オンライン受講のメリットは、時間・場所を問わず受講できることです。自宅や移動中の電車内など、自分のペースで受講を進めることが可能です。

一方デメリットとして、視聴するためにはスマートフォンなどのデバイスが必要なことと、計画的に受講を進めるために自己管理する必要がある点が挙げられますが、スクールによってデバイスの貸出やメ受講状況の確認サポートがあるため、心配な方は事前に確認しておきましょう。

介護職員初任者研修を通学のみで受講する場合のメリットは、決められた時間と場所でスクールが立てた計画に沿って授業を受講できることです。
授業日に通学すれば、進度などはスクールが管理してくれます。

通学受講のみのデメリットとしては、通学する日数が増えること、開催日・時間・場所が制限されていることなどが挙げられます。
すべての日程を通学で受講する場合は、ご自身生活スタイルやスケジュールと合っているか検討してみましょう。

オンライン受講・通学受講それぞれにメリット・デメリットがありますので、「オンラインか通学か」だけで検討せず、それぞれどんなサポートがあるのかもスクールで確認し、自分に合った方法を選んでください。

働きながらの取得可能性

お仕事をしながら、介護職員初任者研修の資格取得を目指す方もたくさんいらっしゃいます。

実際に湘南国際アカデミーの介護職員初任者研修でも、毎回社会人の方が多く受講されています。
週1~2回の受講ペースでオンライン受講を活用すれば、無理なく修了することができます!

介護職員初任者研修 受講費用と支援制度

ここからは介護職員初任者研修の受講費用と、補助金・給付金などの支援制度についてご紹介します。

初任者研修の講座受講費用

介護職員初任者研修の受講料は、スクールによって異なりますが、相場としては5万円~8万円程度です。

スクール独自の割引キャンペーンを実施していることもあるので、そのようなキャンペーンを利用するとお得に受講できます。 また、国や自治体の助成金・給付金制度などを利用することで、受講料の負担を軽減することもできます。

すでに介護現場でお仕事をされている方は、職場に資格取得支援制度があれば、受講料の一部または全額を職場が負担してくれることもあるため、一度調べてみましょう。

湘南国際アカデミーで開催中のキャンペーンをチェックする

講座費用が安くなる補助金制度

介護職員初任者研修で利用できる補助金・給付金などの制度をご紹介します。

給付金など実施団体など内容
求職者支援訓練ハローワーク受講料無料
特定一般教育訓練給付金ハローワーク受講料40%返還
※上限あり
母子(父子)家庭
自立支援教育訓練給付金
お住いの自治体受講料60%返還
※上限あり

他にも各都道府県の社会福祉協議会などの補助金などの制度もございますので、受講検討中の方は是非調べてみてください。

介護職員初任者研修 試験と対策

初任者研修の試験内容と対策

介護職員初任者研修の修了テストは、スクールによって試験内容が異なるため、一律に「合格率●%」とお伝えすることは難しいですが、湘南国際アカデミーの場合はほぼ100%の方が修了テストに合格し、無事修了されています。

とは言え、「不合格だったどうしよう?」と不安な方もいらっしゃると思います。
万が一、修了評価基準に満たず不合格となっても追試を受けることができます。
※スクールによって不合格者の対応が異なる場合があります。受講するスクールに確認しましょう。

試験範囲と出題形式

介護職員初任者研修の修了試験出題範囲は、教科書と課題から出題されます。出題形式は、湘南国際アカデミーの場合は「〇✕問題形式」で100問出題され、試験時間は60分間です。

試験得点70点以上で合格となります。

合格のコツと対策

介護職員初任者研修の試験は、落とすための試験ではなく、学んだことをしっかり理解できているかを確認するためのものですので、試験だからと言ってあまり心配する必要はありません。

試験の対策としては、介護職員初任者研修で提出する3回分の課題で触れた部分や、授業中に講師からラインを引くよう指示があった個所は特に大切ですので、まずはその部分を中心に試験勉強をするとよいでしょう。

湘南国際アカデミーでは、事前に修了試験と同じ形式の模擬試験を実施し、解答と問題冊子を配布しているので、さらに安心して修了試験に臨むことができます。

介護職員初任者研修 取得のメリット

メリット1. 就職面で有利!

未経験可でも、応募要件に「有資格者、介護職員初任者研修修了以上」を挙げている介護事業所もあります。
逆に言えば、実務経験が無くても資格があれば、就職で有利になると言えます!

未経験であっても、履歴書に「介護職員初任者研修過程 修了」の記載があれば、「介護の仕事内容をある程度理解している」「仕事に対して前向きな姿勢」であることをアピールする材料になります。

メリット2. 給与面で有利!給料アップのカギは資格取得?!

職場によっては、資格がある場合、資格手当が付き給与がアップします。 厚生労働省が調査結果(令和2年)によると、保有資格ありの方の平均給与が302,480円に対し、保有資格なしの方の平均給与は264,800円でした。
保有資格ありの方の内、初任者研修修了者の平均給与は285,800円で、保有資格なしの方と比較すると、その差は21,000円となります。
年間で21万円の差は大きいですね!

月給制に限らず、派遣やパート雇用で就業する場合でも、資格保有者の方が時給が高い傾向にあります。

メリット3. 職場の選択肢、業務の幅がひろがる!

介護職員初任者研修を保有していれば、利用者さんの自宅に訪問して介護サービスを提供する、訪問介護サービスに従事可能で、施設勤務以外の働き方を選択できます。

訪問介護事業所の仕事内容は、利用者さんの自宅を訪問し、入浴介助や排泄の介助など身体介護と、料理・洗濯・掃除・買い物などの生活援助を行います。

また勤務する介護施設によって無資格者は、業務内容が生活援助のみに限られる場合があるため、介護職としてスキルアップするためには、介護職員初任者研修の取得をおすすめします。

以上に挙げた3つのメリット以外にも、家族の介護で役立つ、職場での自信につながる、今後のキャリアップの基礎作りができる、将来への備えなどがあります。

介護従事者としてキャリアップするために、多くの方が国家資格である介護福祉士を目指します。
そのための入門のステップとして、まずは介護職員初任者研修で基礎を学び、その後介護福祉士国家試験の受験資格に必須の介護福祉士実務者研修を受講すると、スムーズに学習を進められるでしょう。

サービス提供責任者など介護現場でのリーダー職、管理職へのステップアップを目指す方は、介護職員初任者研修修了後、上位資格である介護福祉士実務者研修・介護福祉士の取得をおすすめします。

資格取得後のキャリアアップと就職、転職

介護職員としてのキャリアパス

介護職は、高齢化社会において非常に重要な役割を果たします。経験を積み、専門性を高めることで、多様なキャリアパスを探求することが重要です。

介護職員として経験を積みながら、上位資格である介護福祉士実務者研修、国家資格介護福祉士を取得することでリーダー職などへキャリアの幅を広げることができます。

他にも認知症介護や終末期ケアに特化した知識と技術を深め、特定のニーズに特化した介護職として活躍する方や、ご自身で介護事業を立ち上げる方もいらっしゃいます。

資格を取ることをゴールにせず、その先にどんな風に介護職として働いていきたいかイメージしておくことも大切です。

資格があることで、お仕事の幅が広がる

介護職員初任者研修を保有していれば、利用者さんの自宅に訪問して介護サービスを提供する、訪問介護サービスに従事可能で、施設勤務以外の働き方を選択できます。

訪問介護事業所の仕事内容は、利用者さんの自宅を訪問し、入浴介助や排泄の介助など身体介護と、料理・洗濯・掃除・買い物などの生活援助を行います。

また勤務する介護施設によって無資格者は、業務内容が生活援助のみに限られる場合があるため、介護職としてスキルアップするためには、介護職員初任者研修の取得をおすすめします。

就職や転職に有利な点

資格がなくても介護の仕事はできますが、介護職員初任者研修を取得していると、基本的な介護の知識・技術を習得していることをアピールする材料となり、就職・転職で有利になります。

特に未経験の場合は、介護職としての経験をアピールすることが難しいため、介護職員初任者研修を取得することをおすすめします。

資格取得後のスキルアップ

スキルアップへ繋がる継続教育

介護職として活躍し続けるためには、介護職員初任者研修修了後もさらなるスキルアップを目指して学び続ける必要があります。

上位資格である介護福祉士実務者研修国家資格介護福祉士を取得することで、実務だけでは修得が難しい専門知識や技術を学ぶことができます。

他にも認知症ケアに特化した認知症介護実践者研修や、重度障がい者の移動支援を行える全身性障害者ガイドヘルパー養成講座などご自身の興味のある領域を深められる講座もあります。

学びつづけることで、知識が増え技術を覚え、できることが増えると、仕事へのやりがいを感じることも増えるはずです。

湘南国際アカデミーでは受講生・卒業生を対象とした、アニマルセラピー、介護アロマハンドマッサージ、介護職のためのセルフケアなどの単発セミナーを開催し、資格取得後の学びの一つとして活用いただいております!

介護職員初任者研修の必要性

介護職として必要な知識と技術の修得

介護職は利用者の安心・安全を第一に考えケアをします。そのためには、身体や心の仕組み、ボディメカニクス、また、介護とは何かなどを学び、根拠あるケアをすることが重要です。

それぞれの利用者に「なぞその利用者にそのケアが必要なのか」を考えてケアできるようになります。

何となく対応していると、利用者の状況によっては危険なケアになり得ますし、介護職自身も「これで大丈夫かな」と心理的不安を抱えたまま仕事をしなければなりません。

このように利用者、介護職が安心・安全のためにも介護職員初任者研修での学びが必要とされています。

介護福祉士実務者研修 スクール選びのポイント

介護職員初任者研修のカリキュラムは規定で決まっているため、スクールによる差はありません。 では、介護職員初任者研修を受講するためにはどんなスクールを選べばよいのでしょうか?

介護職員初任者研修のスクールを選ぶときのポイントを4つと、転職を前提にしている場合に気を付けることをご紹介します。
申し込み手続きをする前にチェックしておきましょう!

金額だけに固執するとかえってコストがかかることも

受講料だけを比較して一番安いスクールを選ぶことは得策ではありません。
受講料以外にかかる費用も必ず確認しておきましょう。

受講料以外に必要な費用

・教材費
・交通費、駐車料金
・授業で必要な準備物の購入費(エプロンなど)
・昼食代
など

上記にあげた費用の中で、特に注目すべきは交通費、駐車料金です。
受講料が安いからと言って、自宅から離れていれば交通費がかかりますので、往復料金×通学日数を計算して判断しましょう。

駐車料金に関しても同じです。車でしか行けない場所で、駐車料金がかかればその分コストがかさみます。
介護職員初任者研修は、ほぼ1日授業がありますので、スクール周辺の駐車場に最大料金の設定があるかなども調べておきましょう。

通いやすい場所にあるか

期間限定とはいえ1~2回で受講完了するものではないので、継続して通いやすいかもスクール選びのポイントです。

自宅からスクールまでのルート、所要時間など事前に調査しておくと良いでしょう。
ほとんどのスクールで無料説明会を実施しているので、一度実際に訪ねてみると通学のイメージが湧きやすいです。

講座の開催タイミングが自身の生活にあっているか

介護職員初任者研修は年間を通して様々なコースが開講されています。
開催時間・曜日・受講ペースなどご自身のスケジュールにあったコースを選んで受講しましょう。

サポート体制

費用やスケジュール以外に、スクールのサポート体制もしっかりチェックしておきましょう。

働きながら、子育てをしながら受講される方は、急なスケジュール変更で授業をやむを得ず欠席する可能性があります。

授業を欠席した場合、ほとんどのスクールで振替補講のサポートをしてくれるかと思いますが、そもそもの開講コースが少ない場合は振替補講先が限られるため、スケジュールが中々あわないということも起こり得ます。

振替補講のサポートがある場合は、振替補講先のコースがどれくらいあるのか、受講できる校舎も範囲などを確認しておくと安心です。

スクールのサポート体制でチェックしておきたいポイントをまとめておきます。

・授業を欠席した場合の振替補講の取り方
・就職、転職のサポート
・学習サポート
・補助金、給付金の申請サポート など

スクールの説明会に参加されたり、資料をご覧になられる時には、是非これらを参考にチェックしてみてください。

転職を前提にしている場合、気をつけることは?

介護職への転職を前提に介護職員初任者研修を受講する場合は、スクールに転職サポートがあるのか必ずチェックしましょう。

転職サポートがある場合は、下記をポイントその内容についてしっかり確認してください。

・仕事を紹介してくれるのか
・介護業界を熟知したキャリアアドバイザーがいるか
・履歴書添削、面接練習サポートはあるのか
・面接同行サポートはあるのか

湘南国際アカデミーでは、介護業界を専門としたキャリアアドバイザーが各校舎を担当し、お仕事探しをお手伝いしております。
面接同行では、残業や給与、有給の取得方法など、応募者が直接質問しにくいことを代わりに質問したり、応募者の魅力が伝わるサポートをさせていただきます。

湘南国際アカデミーのアカデミーの介護職員初任者研修

オリジナルカリキュラム

先にも述べましたが、4日間分は自宅動画視聴で受講できるため、通学日数を短縮でき、仕事やプライベートと両立しやすいカリキュラムとなっております。

また、介護の経験が無い方でも無理なく学べ、資格取得いただけるよう、知識を得やすいように工夫されたオリジナルの通信添削課題を使用しています。
課題に取り組むうちに授業で学んだ内容が、自然と身に付いていきます。

知識・技術をしっかり理解・習得するために十分な時間数

知識も技術もバランスよく身につくよう、講義と実技の時間をそれぞれしっかり確保しております。

さらに、修了後も同じ授業一度ずつ無料で再受講できるので、資格を取得した後お仕事までブランクが空いた場合などにも安心です!

助成金・給付金利用のためのサポート体制

湘南国際アカデミーでは、受講料の40%が返還される特定教育訓練給付金をはじめ各種助成金・給付金を利用するための申請サポートを行っております。

どんな助成金・給付金制度があるのか知りたいなどお気軽にお問合せください。

介護職員初任者研修 コース概要

研修機関情報詳細はこちら
料金定価:73,480円(消費税込み・テキスト代5,500円別)
授業時間●16回コース 9:30~16:50 (カリキュラムによって15:40終了日あり)
授業日各校舎にて通年開講しておりますのでお気軽にお問い合わせください♪
授業時間割1コマ 60分 1日5コマ~6コマ
受講回数・期間●16回コース (週1回×約4ヶ月  or 週2回×約2ヶ月半)
校舎藤沢校横須賀校横浜馬車道・関内校横浜戸塚校相模大野校海老名校小田原校横浜二俣川校、大和校、みなとみらいサテライト校
問い合わせ先お申込み・資料請求・お問合せ:0120-961-190 法人苦情対応者:株式会社アメイジュ 専務取締役 大矢款教 事業所苦情対応者:湘南国際アカデミー 教務部 江島一孝
受講に関わる留意点初任者研修の受講は満16歳以上の方が対象です。また、妊娠されている方は受講は出来ません。
備考定員:24名 初任者研修課程編成責任者:江島一孝
過去の研修実施回数・ 参加人数平成25年度:31回実施・参加人数411人 平成26年度:38回実施・参加人数699人 平成27年度:38回実施・参加人数711人 平成28年度:43回実施・参加人数756人 平成29年度:49回実施・参加人数781人
学則詳細はこちら
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この記事の監修者
湘南国際アカデミー講師

湘南国際アカデミー
講師:江島 一孝
所持資格:介護福祉士・
介護福祉士実習指導者・
介護支援専門員・
福祉用具専門相談員

 元ユニットリーダー研修指導者。10年在籍した介護老人福祉施設の現場では、研修受け入れ担当者として、年間100名以上の研修生の指導にあたる。湘南国際アカデミーでは、介護職員初任者研修実務者研修介護福祉士国家試験受験対策講座の講師や介護福祉士受験対策テキストの執筆などを担当する傍ら、ケアする側もケアするという立場で、介護をする側のQOL向上のためのイベントや総合的なサポートを手掛けている。
その他、介護事業所や医療機関などにおいて当校の「事業所内スキルアップ研修」の企画・提案・実施など各事業所用にカスタマイズする研修をプロデュースし、人材確保・育成・定着に向けた一連のプログラムを手掛けている。