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試験科目「発達と老化の理解」を対談形式で解説

介護福祉士国家試験 試験科目「発達と老化の理解」

こんにちは、湘南国際アカデミーで介護福祉士受験対策講座の講師や受験対策テキスト「介護福祉士国家試験・丸わかりテキスト」の作成に携わっている江島です。

本日は、「介護福祉士試験科目を対談形式で解説」の第9弾である科目9「発達と老化の理解」編です。

今回も、当校の介護福祉士受験対策講座や介護福祉士国家試験受験対策テキスト「介護福祉士国家試験・丸わかりテキスト」の著者である仲川一清に、私(江島)が科目の重要なポイントを質問していくことで、「発達と老化の理解」に関する特色や受験対策に向けての考え方、最近の出題傾向、勉強方法を分かり易く丁寧にお伝えしていきます。

一人でも多くの方の介護福祉士国家試験合格への一助になりましたら幸いです。それでは、早速始めていきましょう

試験科目「発達と老化の理解」の全体像と特色

江島

Q1.
試験科目「発達と老化の理解」の全体像と特色について教えてください。

仲川

A1.
介護福祉士国家試験の科目「発達と老化の理解」に関しての特色は、学問的には発達心理学というところが入ってきます。「発達と老化の理解」の科目では、大きく分けて2つのポイントがあります。
一つ目は、過去の介護福祉士国家試験と比べると、いわゆる発達や成長に関する問題というのが多くなってきておりますので、発達心理学的な所をまず学んでおく必要があると思います。
二つ目は、高齢期に多く見られる病気や症状などに関するところです。
この発達心理学的なところと高齢期に関するところは、出題傾向としても大事なポイントとして、よく勉強していただけると受験対策になると思います。
湘南国際アカデミーで毎年作成している介護福祉士国家試験「丸わかりテキスト」においても、今年は大幅に改定して、これらの内容も手厚くしています。

「発達と老化の理解」で点数を稼げるポイント

江島

Q2.
「発達と老化の理解」で点数を稼げるポイントを教えてください。

仲川

A2.
「発達と老化の理解」では、問題の出題数においても高齢者介護に関する問題が圧倒的に多くを占めています。
具体的には、高齢期に多く見られるような症状や疾患など、そういったものを個々に理解した上で、その生活支援技術に関することなどを学ぶ方法が良いかと思います。
できれば、この「発達と老化の理解」と「こころとからだのしくみ」のところで、高齢期に多く見られる病気にはどのようなものがあるのか、それぞれの病気にどのような特徴があるのか、ということとそれぞれの関連性を先に学んでおくと、受験対策としてもよろしいかと思います。
特に高齢期に関する問題は、この科目に一番多く出題されており、特に病気や症状に関する問題は手厚く出題されているので、なるべく受験勉強する際には、はじめの方に勉強しておいた方がいい科目の一つです。

「発達と老化の理解」で特に注意すべきポイント

江島

Q3.
「発達と老化の理解」で特に注意すべきポイントや絶対に落としてはいけない問題を教えてください。

仲川

A3.
先ほど話した通り、高齢期に多く見られるような病気とその特徴や症状に関するところは落としたくない大事なポイントですね。
しかしながら、高齢期に多く見られる病気といっても相当な数があるわけですので、全ての病気とその特徴や症状に関することを学ぼうとするのは、現場で働く多忙な介護士の皆様にとっては大変ですので、ある程度は勉強する範囲を絞る必要があります。
特に介護福祉士国家試験に出題される病気はある程度絞られているので、珍しいレアな病気はほとんど出ないです。
仮に、珍しい病気に関する問題が出されたとしても、そういった問題に関しては「落してもいい問題」という風に捉えていただいてもよろしいかと思います。
一方で、毎年のように介護福祉士国家試験に出題されている病気や、社会的にも取り上げられている病気・疾病が主に出題されているため、私どもが毎年作成している介護福祉士国家試験「丸わかりテキスト」をお持ちの方は、同テキストにてほとんどの内容を網羅しているので、あまり心配しなくてもよろしいかと思います。
逆の視点で考えると、毎年出題されている病気や、近年で社会的にも取り上げられている病気や疾病に関する問題に関しては、絶対に点数を取らなきゃいけないところですね。

江島

仲川学院長、ありがとうございました。
試験合格を目指していると、いつの間にか全ての問題に正解しないといけないと思いがちですよね。
一方で「落してもいい問題」をどこで判断して線引きをするかは、非常に難しいと思います。
しかしながら、先ずは絶対に落としてはいけない毎年のように出題されている病気や、近年で社会的にも取り上げられている病気、疾病に関する問題に関しては、絶対に点数を取っていく必要があるということですね。
介護福祉士を受験する皆様も参考になったのではないでしょうか。是非、次回の「認知症の理解」もご覧ください。

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【経歴】
元ユニットリーダー研修指導者。10年在籍した介護老人福祉施設の現場では、研修受け入れ担当者として、年間100名以上の研修生の指導にあたる。湘南国際アカデミーでは、介護職員初任者研修実務者研修介護福祉士国家試験受験対策講座の講師や介護福祉士受験対策テキストの執筆などを担当する傍ら、ケアする側もケアするという立場で、介護をする側のQOL向上のためのイベントや総合的なサポートを手掛けている。
その他、介護事業所や医療機関などにおいて当校の「事業所内スキルアップ研修」の企画・提案・実施など各事業所用にカスタマイズする研修をプロデュースし、人材確保・育成・定着に向けた一連のプログラムを手掛けている。

【所持資格】
介護福祉士、介護福祉士実習指導者、介護支援専門員、福祉用具専門相談員

江島 一孝
講師
湘南国際アカデミー
この記事のインタビュアー(聞き手)
【経歴】
元学校法人九里学園 浦和短期大学実習指導担当、元学校法人帝京大学 帝京大学福祉・保育専門学校 講師。社会福祉法人神奈川社会福祉協議会かながわ福祉人材センターキャリア支援専門員などを経て、湘南国際アカデミー学院長へ就任。現場経験も豊富な教育のプロとして、心に響く講座が大人気。特に介護福祉士国家試験の受験対策講座においては受講生の合格率が95.1%(2023年5月現在)まで向上し、直前対策講座や模擬試験など数々の人気講座をプロデュース。
その他、次世代の教育者の育成にも力を入れており、湘南国際アカデミーの実務者研修教員講習会の講師を務め、今までに200名以上の教員育成の実績がある。執筆活動においては、湘南国際アカデミーの介護福祉士受験対策講座のテキストや同じく介護福祉士受験対策のeラーニング「受かるんです」をはじめ、過去には「うかる!介護福祉士合格コーチ」「現場に役立つ介護福祉士実習の手引き」などがある。

【所持資格】
介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員

湘南国際アカデミー学院長:仲川 一清
湘南国際アカデミー介護福祉士国家試験丸わかりテキスト
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