こんにちは!湘南国際アカデミーのSue(すぅ)です。
このレポートも残り2回となりました。これから介護を学ぼうかな、介護の仕事を始めようかなと思われている方に、少しでも参考になれば幸いです。
もし講座受講を迷っているなら、是非スタートしてみてください。「初任者研修を学んで損は無し!」と受講したからこそ感じています。
介護職だけに限らず、初任者研修で学んだことは、様々な場面で活かされるはずです。
私個人に関して言えば、介護を学ぶ前は、病気になり性格も以前と別人になってしまった母に対して、あまり良い感情を持っていませんでした。
「なんでそんなひどいことを言うの?」「もう会いたくない」と思っていた時期がありました。
初任者研修で、介護とは何か?、人間のこころとからだのしくみ、死について学んでいく過程で、「私は母のこころとからだのこと、何も知らなかったんだ」と気づくことができ、母の「今」を少しずつ受け止められるようになりました。
そして母がなぜ「ひどいこと」を言うのか、少しずつ紐解けていくような感覚もありました。
では前置きが長くなりましたが、初任者研修 第15日目の受講レポートをお伝えします。
初任者研修 第15日目の実技評価の体験談
第15日目はドキドキの実技評価!
初任者研修 第15日目は、第14日目のグループワークで作成した介護を計画をもとに、ペアで実践します。
先生による実技評価もあるため、朝の教室には緊張の空気が漂っていました。
初任者研修15日目の授業スケジュール
科目 | |
---|---|
午前 | 【講義】 総合生活支援技術演習 |
午後 | 【実技評価】 |
担当は小林先生
第14日目に続いて、担当講師は小林先生でした。先生は受講生の緊張をほぐすように「実技評価は落とすためのものではありませんから、落ち着いてやれば大丈夫」と励ましてくださいました。
介護職員初任者研修で得た介護の本質とは?
後半の実技評価の前に、まずは生活支援の観点から介護の本質、支援の流れについて確認しました。
介護の本質、つまり介護とは何か?
これは初任者研修を通して、問われ続けました。介護において、技術、知識も大切ですが、何よりも重要なのが、「介護とは何か」を理解しているかという点だからこそ、問われ続けるのでしょう。
介護者側からの一方的な支援ではなく、利用者みずからの意思にもとづいて、質の高い生活を送ることができるように支援することが、介護職には期待されています。
「利用者みずからの意思にもとづいて」という部分が非常に重要ですね。
実技評価での緊張と評価のポイント
いよいよ、実技評価の時間に!!「評価」という言葉が、私を緊張させます。学生時代にアルバイトしていたアイスクリームショップで、年に一度、接客コンテストがあったのですが、初めて参加した時のことを思い出しました。
評価されていると思うと、手も口も頭も思うように回らなくなり、「カップとコーンどちらになさいますか?」という簡単なフレーズを、何度も「コップとカーン」と言い間違えてしまいました。
純粋に目の前にいる「海老名ともぞう」さんのことを考えて、介護計画を実践しよう!そう思うようにしたら、少し落ち着けました。
実技の際、緊張される方は「見られている」ことよりも、自分が「利用者さんをよく見る」ということに集中すると良いと思います。
初心者の方へ:実技評価を乗り越えるためのヒント
予め自分たちで決めたペアごとに、実技評価を受けます。自分の番が来るまでは、介護計画を書いたシートを見ながらイメージトレーニングをして待っていました。
なんとか無事ペアでの実技評価を受けた後は、一緒に介護計画を作成したグループごとに呼ばれ、先生から介護計画に関する評価をいただきました。
なんと今回の実技評価では、私が出席したしたコースの方で再トライとなった方はいらっしゃいませんでした!
次回の修了評価筆記試験に合格すれば、はれて初任者研修修了となります!!
私のように初心者の方も安心してください。先生をはじめ周りの介護経験のある受講生の方が自然とサポートしてくれるようになるのも、ここまで一緒に学んできた証ではないでしょうか。
第15日目を振り返って|授業体験を通して感じた介護職のやりがいと成長
初任者研修 第15日目は、今まで学んだことすべてを実践する場でもありました。実技評価で全く緊張しない方はいらっしゃらないと思います。
先にも書きましたが、「見られている」ことよりも、目の前の利用者さんに集中し、そこが教室ではなく利用者さんのお部屋だと思って挑むと、落ち着いてできるはずですよ。
私も今回の初任者研修の授業体験を通じて、まだ経験していない介護現場のやりがいなどを少しずつイメージできるようになってきたのも、成長の証ではないかと少しずつ自信が湧いてきました。
初任者研修についてもっと詳しく知りたい方は、是非一度学校見学へお越しください♪
介護職員初任者研修を受講するきっかけと学びの意義|体験談
介護職員初任者研修 授業体験➁初日|オリエンテーションの内容と学びの始まり
介護職員初任者研修 授業体験③|オンライン動画での初任者研修体験レポート
介護職員初任者研修 授業体験④|家事援助の重要性と技術を学ぶ
介護職員初任者研修 授業体験⑤|実技で学ぶボディメカニクスの基本
介護職員初任者研修 授業体験⑥|移動・移乗介護と利用者の安全なサポート
介護職員初任者研修 授業体験⑦|整容に関連した介護で学ぶ身支度の重要性
介護職員初任者研修 授業体験⑧|食事介護の基礎知識と実践
介護職員初任者研修 授業体験⑨|排泄介護の基礎知識と実践体験
介護職員初任者研修 授業体験⑩|入浴・清潔保持に関連した介護技術の学び
介護職員初任者研修 授業体験⑪|終末期の介護と家族への支援
介護職員初任者研修 授業体験⑫|介護過程の基礎的理解と計画立案の重要性
介護職員初任者研修 授業体験⑬|実技評価と介護の学びを振り返って
【最終回】介護職員初任者研修の授業体験記:介護の学びの集大成