こんにちは!湘南国際アカデミーのSue(すぅ)です。
いよいよ、今回でこちらの連載も最終回です。
初任者研修をスタートしたのが昨年の夏。平日は湘南国際アカデミーの仕事をして、日曜日に初任者研修を受講していました。家庭の都合や幼稚園の行事などで、振替もしながら何とか最後まで受講することができました!
では、初任者研修最終日 第16日目の受講レポートをお伝えします。
全14回シリーズの総まとめと初任者研修の学び
介護職員初任者研修のフィナーレ:修了試験とその先へ
第16日目は、修了評価筆記試験があります。この試験に合格すると、晴れて初任者研修修了となります。
教室に入ると皆さん、初任者研修 第14日目に持ち帰った模擬試験を復習していました。大人になると試験を受ける機会が減り、「試験」と聞くだけで緊張する方も多いと思いますが、事前に模擬試験を受けることができるので、さほど心配なさらなくて大丈夫ですよ。
初任者研修最終日の授業スケジュール
科目 | |
---|---|
午前 | ・振り返り ・就業への備えと研修修了後における継続的な研修 |
午後 | ・修了筆記評価試験 |
初任者研修で得た気づきと介護職の魅力
最終日前半は、まず初任者研修全体を振り返って、自分が感じたことや考えたことなどを、書き出しました。
・研修を受講する前には、「介護サービスの利用者」について、どのようなイメージをもっていたか
・そのイメージは受講後変わったか
など、いくつか設問がありそれに答えていきながら書き出せばよいので、難しくありませんでした。
振り返り部分の最後の質問は、
「研修全体を振り返って、介護職(もしくは介護という仕事)のどのようなところに魅力を感じましたか?」
でした。
私は、介護職の魅力は、介護によって自分らしさや生きがいを取り戻すことをお手伝いできることと、「生」という人生の大切な部分を身近でお手伝いできることだと感じました。
初任者研修を受講する前は、介護=お世話だと考えていて、初任者研修で介護技術や知識を得ることがメインだと勘違いしていました。
もちろん、介護技術や知識も大切ですが、初任者研修を通して学んだことで一番大切だと感じたことは、「介護職に求められていること、介護とは何か」を理解することです。
各自振り返りの後、先生からも「初任者研修は、介護に対して皆さんがもっている固定観念やイメージを変えて、介護という仕事を理解することをねらいとしています」とお話がありました。
介護の仕事に興味があるけど、なんとなく一歩踏み出せない方は、是非初任者研修から始めてみてください。
先生がおっしゃったように、初任者研修を学ぶことで、自分が持っている介護に対するイメージが変わり、介護がどんな仕事なのか正しく理解することができます。
修了後の学びの継続と介護の未来に向けて
初任者研修がすべてではない
初任者研修全体を振り返った後は、先生からこれからのことについてお話がありました。
初任者研修を修了してもすべてが身につくというわけではなく、修了後も、介護職として利用者を支援するためには、学び続けることが大切です。
職場での研修、スクールでの研修など、初任者研修修了後も様々な学びの機会はありますから、先輩に相談したり、日本介護福祉会のホームページをチェックしてみましょう。
介護職としてのキャリアアップ
介護現場で働いていれば、実務者研修を経て、国家資格である介護福祉士への道がひらけます。
また、介護福祉士取得後も、介護職チームのリーダーを養成するための研修などもあります。
先生からは、「初任者研修修了後も、より幅広い領域の専門的な知識・技術を習得して、介護職として活躍してください」と、激励メッセージを頂きました!
午後はいよいよ修了評価筆記試験!!!
初任者研修を振り返り「色々なことを学んだなぁ。あんなこと、こんなこと・・・」と浸っていたら、午後からは試験!
そうでした、まだ終わっていませんでした。この試験に合格しなければ初任者研修修了とはなりません。
学校のスタッフの方や先生たちから「そんなに緊張しなくても大丈夫だから!落とすためにやるんじゃないからね!」と何度も言われていましたが、やはり緊張しました。
試験の内容まではお話できませんが、私がお伝えできることは、「大丈夫!!」です。
同じ日に試験を受けた方、全員が無事合格点に達し修了することができました!
前回の実技評価で同じグループだった方と、試験後お互いにガッツポーズをして合格を喜びました。
そして後日郵送で修了証が届きました。
介護職員初任者研修の振り返り:得たものと歩み出す未来
何度か子供が熱を出したり、幼稚園の行事が入ったりして欠席せざるを得ない日もありましたが、振替補講制度を利用して無事修了することができました。
仕事をしながら、子育てをしながら、または介護をしながらなど、受講される方の状況は様々です。
「今のわたしに出来るかな?」と心配されている方は、まずは一度学校見学にいらしてください。
実際に学校を見て、スタッフから話を聞いてみると、より具体的にイメージできるはずです。
その時に心配なことがあれば、是非気軽にスタッフにご質問ください。
最後に、初任者研修を通じて「新しいことを学ぶ楽しさ・充実感」も味わうことができました。新しいことにチャレンジするのに、年齢は関係ない!そう思います。
湘南国際アカデミーでは、これから介護を学びたい方を全力で応援いたします!!
介護職員初任者研修を受講するきっかけと学びの意義|体験談
介護職員初任者研修 授業体験➁初日|オリエンテーションの内容と学びの始まり
介護職員初任者研修 授業体験③|オンライン動画での初任者研修体験レポート
介護職員初任者研修 授業体験④|家事援助の重要性と技術を学ぶ
介護職員初任者研修 授業体験⑤|実技で学ぶボディメカニクスの基本
介護職員初任者研修 授業体験⑥|移動・移乗介護と利用者の安全なサポート
介護職員初任者研修 授業体験⑦|整容に関連した介護で学ぶ身支度の重要性
介護職員初任者研修 授業体験⑧|食事介護の基礎知識と実践
介護職員初任者研修 授業体験⑨|排泄介護の基礎知識と実践体験
介護職員初任者研修 授業体験⑩|入浴・清潔保持に関連した介護技術の学び
介護職員初任者研修 授業体験⑪|終末期の介護と家族への支援
介護職員初任者研修 授業体験⑫|介護過程の基礎的理解と計画立案の重要性
介護職員初任者研修 授業体験⑭|実技評価と介護の学びを振り返って
【最終回】介護職員初任者研修の授業体験記:介護の学びの集大成