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試験科目「社会の理解」を対談形式で解説

介護福祉士国家試験 試験科目「社会の理解」

こんにちは、湘南国際アカデミーの江島です。私は介護福祉士受験対策講座の講師や、テキスト『介護福祉士国家試験・丸わかりテキスト』の制作を担当しています。

今回は、対談形式で試験科目を解説するシリーズの第3弾、「社会の理解」編です。

『介護福祉士国家試験・丸わかりテキスト』の著者である仲川一清先生に、私が科目のポイントを質問しながら、「社会の理解」の特徴や効果的な勉強法を分かりやすくお伝えします。

皆さんの合格に少しでも役立てば嬉しいです。それでは始めましょう!

※記事の途中に、全国の介護福祉士合格者が使用した介護福祉士受験対策教材「受かるんですシリーズ」の情報もありますので、ぜひご覧ください。

試験科目の「社会の理解」の全体像と特色

江島

Q1.
試験科目の「社会の理解」の全体像と特色について教えてください。

仲川

A1.
「社会の理解」に関しましては、ざっくりと大きく分けると4点になるかと思っています。
1点目が社会学的なところですね。社会ってそもそも何なのかということと、社会構造がどのようになっているのかということ、そういったところを含めた社会学的なところがまず1点挙げられます。
そして、大きな枠組みで考えた場合に2点目が介護保険制度に関すること。
3点目が障害者総合支援制度に関すること。
そして、4点目が社会保障とか、それ以外の介護に関する諸々の法律制度ということになってくるかなと思います。
大きく分けると以上の4点かと思います。

「社会の理解」に関する最近の出題傾向

江島

Q2.
「社会の理解」に関する最近の出題傾向と、その背景にある試験問題の出題者側が受験者に求めていることについて教えてください。

仲川

A2.
先ほどもお伝えしました社会学的なところからの問題の出題数は、毎年1問~3問ほど出題されています。
この社会学的なところからの出題傾向は変わってないかなと思いますが、大きく変わってきていると感じるのが介護保険制度に関する問題の出題数が減ってきていまして、出題される問題数は1問~2問ぐらいという感じですので、介護保険制度自体の問題は減ってきたかなと思います。
その一方で、障害者総合支援制度に関する問題の出題数が増加傾向にあると感じております。ここで注意しなくてはいけないのが、この介護保険制度に関する問題の出題数が減って、障害者総合支援制度に関する問題が増えたりしていると、介護保険制度に関することをあまり勉強しなくてもいいのか、という考えが出てくるのですが、そういうわけではないです。
何故かと申しますと、介護保険制度を理解しておかないと、他の科目で出題される問題にも介護保険制度を理解していないと解くことができない問題が実際にあるからです。(障害者総合支援制度に関しても、他の科目で出題されることがありますので同様に考えてください。)
そういう意味では、問題を出題する側からすると、この介護保険制度の科目から問題を出さなくても、他の科目からも問題を出せるわけです。わざわざ介護保険制度の科目からしか介護保険制度に関する問題を出さなくても、そもそもの時点で介護保険制度を理解しているのは当たり前という時代に入ってきているのだと思って勉強をしていただくことをお勧めしています。
そして、その一方で、今までよりも問題の出題数が増えて手厚くなってきているのが、介護実践に関するような法令ですとかと制度に関する問題です。そういったことに関する問題の出題頻度が増えてきているので、幅広い法律制度について学んでおく必要性が出てきているのではないかと感じています。

「社会の理解」で点数を稼げるポイント

江島

Q3.
「社会の理解」で点数を稼げるポイントを教えてください。

仲川

A3.
社会の理解を少し違う視点から考えると、法律や制度とは、前回までにお伝えしてきた「人間の尊厳と自立」や「人間関係とコミュニケーション」の科目のような非常に抽象的な概念みたいなものが問われるということではなくて、法律や制度というものは既に決まったものが存在しているので、逆に言うと点を取りやすい科目になります。
具体的には、法律や制度を覚えてしまえば点は取れますし、覚えてなければ点を取るのが難しくなるということで白黒はっきり付きやすい科目といえます。
それでは、法律や制度をどうやって覚えるかという話になってくると思うのですが、覚え方というのは人それぞれ異なります。
毎年のように覚えられなくて困るという人が結構いるのですが、この「社会の理解」という科目は勉強に費やす時間をかければかけた分だけ点数に直結することをチャンスととらえてほしいですね。
介護現場の実践の中に身を置く介護士さんにとっては、法律とか制度に触れる機会があまりないものですから、苦手意識が非常に高い科目でもあると思います。そういったことを踏まえて、自分なりの覚え方を見つけ出していくというのが、この科目の学習方法になると思います。

「社会の理解」で特に注意すべきポイント

江島

Q4.
「社会の理解」で特に注意すべきポイントや絶対に落としてはいけない問題を教えてください。

仲川

A4.
先ほどもお伝えしたように、介護保険制度や障害者総合支援制度に関することは、多くの介護支援を必要とする人が利用するサービスの基盤になってきますので、介護保険制度や障害者総合支援制度に関する問題が、この試験科目「社会の理解」から出題される問題の多少の増減があるからといって、あまり勉強しなくてもいいやというものではなく、他の科目に影響を及ぼす内容になると考えて頂きたいと思います。
そして、この科目の学習を通じて他の科目から出題される問題にも対応出来うるという前向きな姿勢を持ち、同時に他の科目でも点を取るために不可欠な科目であると理解しておかれるとよいと思います。

江島

この「社会の理解」という科目は他の科目においても、点を取るために「不可欠な科目」であることをしっかり理解して勉強しないと、他の科目にも影響が出るということですね。
介護福祉士国家試験を受験する皆様にとっても参考になったのではないでしょうか。
仲川学院長、本日もありがとうございました。

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この記事を書いた人
元ユニットリーダー研修指導者。10年在籍した介護老人福祉施設の現場では、研修受け入れ担当者として、年間100名以上の研修生の指導にあたる。湘南国際アカデミーでは、介護職員初任者研修や実務者研修、介護福祉士国家試験受験対策講座の講師や介護福祉士受験対策テキストの執筆などを担当する傍ら、ケアする側もケアするという立場で、介護をする側のQOL向上のためのイベントや総合的なサポートを手掛けている。
その他、介護事業所や医療機関などにおいて当校の「事業所内スキルアップ研修」の企画・提案・実施など各事業所用にカスタマイズする研修をプロデュースし、人材確保・育成・定着に向けた一連のプログラムを手掛けている。
担当スタッフ
藤沢校・横須賀校・海老名校・相模大野校・横浜戸塚校・横浜馬車道関内校・小田原校・大和校・横浜二俣川校
【所持資格】
介護福祉士・介護福祉士実習指導者・介護支援専門員・福祉用具専門相談員
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