無料資料請求する
資料請求
講座一覧から探す

初心者も安心のおすすめ講座多数!

無料資料請求する

研修内容を詳しく!

講座一覧から探す

0円講座も受付中!

資料請求

ご希望講座の資料を無料でお届け

Instagram X FaceBook

試験科目「生活支援技術」を対談形式で解説

介護福祉士国家試験 試験科目「生活支援技術」

こんにちは、湘南国際アカデミーの江島です。介護福祉士受験対策講座の講師や、テキスト『介護福祉士国家試験・丸わかりテキスト』の制作に携わっています。

今回は、試験科目を対談形式で解説するシリーズ第6弾、「生活支援技術」編です。

この科目の重要ポイントを、『介護福祉士国家試験・丸わかりテキスト』の著者でもある仲川一清先生に私が質問しながら、特徴や勉強法をわかりやすくお伝えします。

皆さんの合格へのサポートになれば嬉しいです。それでは始めましょう!

※記事の途中に、どなたでも無料で参加できる「第38回(2026年1月実施)介護福祉士国家試験|受講料無料「はじめの一歩講座」情報もありますので、ぜひご覧ください。

試験科目「生活支援技術」の全体像と特色

江島

Q1.
試験科目「生活支援技術」の全体像と特色について教えてください。

仲川

A1.
基本的にこの「生活支援技術」という科目の全体像を通して考えると、高齢者介護に従事している介護士の方は、この科目で比較的に点数を取り易いと思います。
なぜかというと、いわゆる食事介護とか入浴介護とか昔も今も言われていますが、介護技術と呼ばれているところなので、普段から高齢者介護に従事している方たちが行っている日々の業務についての問題が出題されやすいということになりますね。
「生活支援技術」の科目の特色としては、大項目が全部で11項目あるということから、基本的には問題も11項目から満遍なく出題されています。つまり満遍なく勉強することが求められる科目でもあります。

「生活支援技術」で点数を稼げるポイント

江島

Q2.
「生活支援技術」で点数を稼げるポイントを教えてください。

仲川

A2.
近年の傾向としては、主に終末期に関しては手厚く勉強しておいた方が良いかと思います。問題数としても、この科目全体で26問ほどの問題数が用意されていて問題数も多いのですが、3問ぐらいは終末期から問題が出題されています。
近年の傾向としても現場の中で看取りという機会が増えてきていますので、介護福祉士国家試験においては、終末期に関する問題が手厚く出題されるようになっていますね。
「生活支援技術」の科目で、ここは一つ肝になりますから、介護福祉士国家試験の過去問題集やテキストなどの教材で予習・復習することをお勧めします。

「生活支援技術」で特に注意すべきポイント

江島

Q3.
「生活支援技術」で特に注意すべきポイントや絶対に落としてはいけない問題を教えてください。

仲川

A3.
「生活支援技術」の科目では、特に普段から高齢者介護に従事している方達はここで点数を取らないともったいないという風に思っています。
この科目に関しては、再確認レベルの学習と思ってもらえるとよいかと思いますが、この「生活支援技術」の科目で気を付けないといけないポイントは、普段現場で行っている業務を機械的にこなしている人にとっては、非常になじみが薄いですし基本的なところから学習した方が良いと思います。
例えば、入浴介助においても一定の守らないといけないようなルール的な部分があったりするのですが、大前提として先ず生理学を解っておく必要があります。具体的には、お風呂に入ると、一時的に血圧が上がって体が温まってくると血圧が下がってくるわけです。
そのような知識というのは前提として生理学を解っておかなくてはいけないので、普段から意識して身体介護をしている方は特に大きな問題はないと思いますが、高齢者介護や障害者支援などに従事している方の中には、従事しているサービス形態や担当している業務的に、身体介護に馴染みのない方もいらっしゃるので、身体介護を学ぶためにはそのベースとしての「人の身体がどうなっているのか」という基本的な生理学を解っておく必要があります。
上記に該当するような方は、この「生活支援技術」の科目よりも先に、介護福祉士国家試験の試験科目「こころとからだのしくみ」を勉強しておかれると良いかと思います。「こころとからだのしくみ」の科目を理解した上で、「人の身体はこういう状態になると、こういう介護をする必要があるのか」という繋がりができるようになっていきます。
そのような「繋がり」を考えられるようになってから、この「生活支援技術」の科目をより一層理解していくことができますし、点数を取っていくことに繋がりますね。
そして、この「生活支援技術」の科目で落としてはいけない問題やポイントに関しては、現場で働かれている方達の中でも、従事しているサービス形態や担当している業務的にかなりムラがあるのですが、福祉用具などの道具に関しては大事なポイントであるといえます。
例で申し上げますと、移乗・移動の時にはこういった道具がありますよねとか、入浴の時にはこういう道具がありますよねということです。
この科目に限らず、福祉用具などの道具は日進月歩で改善されていますし、新たなものが次々に開発されて、介護現場の人手不足への対応や業務の効率化という観点からも、これから更に現場に取り入れられることになりますので、介護福祉士国家試験に出題されていく可能性は高いといえますから、福祉用具などの道具を絡めた学び方をしておかれると良いと思います。

江島

なるほど、この「生活支援技術」の試験科目を勉強する前に「こころとからだのしくみ」を学んでおくと、学びやすくなるということは、どの科目から勉強するかという考え方も試験対策として大事ですね。
介護福祉士を受験する皆様も参考になったのではないでしょうか。
仲川学院長、本日もありがとうございました。

第38回介護福祉士国家試験対応「はじめの一歩講座」のご案内

第38回介護福祉士国家試験対応|受講料無料「はじめの一歩講座」
項目 内容
講座名 第38回(2026年1月実施)介護福祉士国家試験
受講料無料「はじめの一歩講座」
日時 2025年7月29日(火) 19:30~20:30
開催方法 オンライン(Zoom)
参加費・受講料 無料
内容 ・受験の申込方法について
・受験に失敗しないための準備
・絶対に合格するための勉強方法
見逃し防止機能について 見逃し防止をご希望の方は以下をクリックしてください
LINEで見逃し防止登録
Zoom参加リンク 当日は以下からセミナーにご参加いただけます
Zoomでセミナーに参加する
ミーティングID 864 9154 9845
パスコード 039281

この記事を書いた人
元ユニットリーダー研修指導者。10年在籍した介護老人福祉施設の現場では、研修受け入れ担当者として、年間100名以上の研修生の指導にあたる。湘南国際アカデミーでは、介護職員初任者研修や実務者研修、介護福祉士国家試験受験対策講座の講師や介護福祉士受験対策テキストの執筆などを担当する傍ら、ケアする側もケアするという立場で、介護をする側のQOL向上のためのイベントや総合的なサポートを手掛けている。
その他、介護事業所や医療機関などにおいて当校の「事業所内スキルアップ研修」の企画・提案・実施など各事業所用にカスタマイズする研修をプロデュースし、人材確保・育成・定着に向けた一連のプログラムを手掛けている。
担当スタッフ
藤沢校・横須賀校・海老名校・相模大野校・横浜戸塚校・横浜馬車道関内校・小田原校・大和校・横浜二俣川校
【所持資格】
介護福祉士・介護福祉士実習指導者・介護支援専門員・福祉用具専門相談員
お知らせ一覧へ戻る
介護職のキャリアアップに役立つ講座多数!まずは資料請求!