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【例文付き】介護転職の志望動機の書き方|施設形態別・退職理由の言い換えまで解説

  • 介護職員初任者研修

介護転職では、履歴書・職務経歴書・面接のいずれでも「志望動機」が必ず確認されます。経験や資格が同程度の応募者が並んだとき、最後に差がつくのが、なぜ介護で、なぜこの施設で、どう貢献できるのかの説明力です。

本記事では、採用側が見ているポイントを踏まえた志望動機の基本構成を整理し、未経験・経験者それぞれの例文、施設形態を変えた転職の例文、退職理由がネガティブな場合の言い換え方、面接Q&A、転職後の資格計画まで、転職経験者ならではの悩みに特化して解説します。

当記事は以下のデータを参照して執筆しております。
(参照:公益財団法人介護労働安定センター「介護労働実態調査」)
(参照:湘南国際アカデミーの独自調査「介護ニュース最新情報|介護職動向&意識マンスリーレポート」)

中澤みほ
国家資格キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとして延べ約1万人の就職・転職を支援してきました。介護転職での志望動機は、初めて介護職を目指す場合と大きく異なります。
「なぜ今の職場を離れるのか」と「なぜその施設でなければならないのか」の両方に筋道が通っていることが、転職者の志望動機を強くする核心です。
この記事を読み終えるころには、自分の転職理由を採用側に伝わる形に変換するコツがわかるはずです。

介護転職で志望動機が重要な理由

介護業界の採用では、スキルや経歴と同じくらい価値観の一致、長く働けるか、前向きな姿勢があるかが重視されます。志望動機はそれらを短い文章で証明するパートです。

介護は職場定着が課題になりやすい業界でもあります。採用担当は、早期離職を避けるために「転職理由と志望理由がつながっているか」「入職後の目標が現実的か」を確認します。転職者の場合はさらに、「なぜ前の職場を離れるのか」という退職理由も必ずセットで見られます。志望動機で筋道が立っていると、働き続けるイメージを持ってもらいやすくなります。

人柄重視の業界だからこそ志望理由が見られる

介護現場では、思いやりや誠実さ、協調性、コミュニケーションがケアの質に直結します。技術が同じでも、声かけの仕方や報連相の丁寧さで、利用者の安心感やチームの安全性が変わるためです。

採用側が知りたいのは美しい言葉ではなく、現場で再現できる態度です。具体的なエピソードを一つ入れるだけで、人柄の信頼度が大きく上がります。

定着性・将来性も評価ポイント

採用側は「入ってくれそうか」だけでなく「続けられそうか」を見ています。介護は覚えることが多く、慣れるまで負荷がかかるため、途中で折れない理由が必要になるからです。「この職場で何を実現したいか」を添えると定着性が強まります。

資格取得意欲も評価ポイントになる

介護の信頼は、経験と学びの積み上げで強くなります。初任者研修実務者研修、介護福祉士などは知識を体系化し、事故防止や根拠あるケアにつながるため、職場にとっても投資価値があります。「いつまでに何を取得するか」「学んだことをどう現場で使うか」まで語れると一気に評価が上がります。

介護転職の志望動機の基本構成【3ステップ】

志望動機は気持ちだけでなく、採用担当が納得できる筋道が必要です。迷ったら「業界→施設→貢献」の3ステップで組み立てると、読みやすく説得力が出ます。文章量は200〜300字程度が目安です。

① なぜ介護業界(この形態)を選んだのか

最初に書くのは介護を選ぶ理由です。転職者の場合は「前職での経験を踏まえて」という背景が加わります。接客なら傾聴やクレーム対応、事務なら段取りや記録の正確さなど、前職のスキルを介護現場で役立つ形に言い換えることがコツです。

② なぜその事業所を選んだのか

介護職は求人数が多いため、採用側は特にここで本気度とマッチ度を見ます。理念のどの言葉に共感したのか、自分の経験・価値観とどう結びつくのかを具体的に示しましょう。「理念に共感しました」で止めず、施設の特徴を一つでも入れると調べている姿勢が伝わります。

③ どのように貢献できるのか

最後は入職後の行動に落とし込みます。強みは「性格」ではなく「行動」に落とすと伝わります。例えば観察力なら「食事量や表情の変化を記録に残し、看護師やリーダーへ早めに共有する」といった形です。中長期の目標も添えると定着性が伝わります。

中澤みほ
国家資格キャリアコンサルタント

支援現場で実際によく目にするのは、3ステップのうち②だけが弱いケースです。
「理念に共感しました」で止まり、なぜその施設でなければならないのかが伝わっていない。
施設のホームページで印象的だった一文を具体的に引用し、自分の経験と一言つなげただけで、面接通過率が変わった方が何人もいます。
調べた痕跡は、熱意の証拠になります。
(参照:厚生労働省「介護人材の確保について」)

【例文付き】未経験から介護へ転職する場合の志望動機

未経験の志望動機で最も大切なのは、経験不足を埋める説明ではなく、成長の見通しを示すことです。前職のスキルを介護に転用し、入職後の学習計画を具体的に示すと評価されやすくなります。

異業種から転職する場合の例文

例文

前職では飲食店で接客を担当し、お客様の表情や声のトーンから要望をくみ取り、対応することを大切にしてきました。高齢のお客様から「ゆっくり話せて安心した」と言われた経験をきっかけに、より生活に近い場面で支えられる仕事がしたいと考え、介護職を志望しました。貴施設が個別ケアと教育研修に力を入れている点に魅力を感じています。入職後は傾聴と報連相を徹底し、利用者様の小さな変化に気づける職員として早期に貢献できるよう努めます。

子育て後・ブランクありの場合の例文

例文

育児のため離職しておりましたが、子どもの就学を機に長く働ける仕事として介護職に挑戦したいと考えています。家庭では体調や気分の変化に気づき、細やかに動くこと、複数の予定を調整して段取り良く進めることを意識してきました。貴施設が短時間勤務から段階的に業務を広げられる点に安心感があります。勤務可能な曜日と時間を守りつつ、記録や申し送りを丁寧に行い、利用者様とご家族様が安心できる対応を積み重ねていきます。

【例文付き】経験者の転職志望動機

経験者の志望動機は、過去の経験を並べるだけでは足りません。採用側は、経験が応募先のやり方と合うか、転職で何を改善したいのか、その結果としてどんな価値が提供されるのかを見ています。担当業務と強みを簡潔に示し、次に伸ばしたい領域を明確にすることがポイントです。

スキルアップを目的とする場合

例文

特養で介護職として5年勤務し、食事・入浴・排泄介助に加え夜勤や新人指導も担当してきました。経験を重ねる中で、認知症の方への関わりや個別ケアの組み立てをさらに深め、根拠を持って支援の質を上げたいと考えるようになりました。貴施設がユニットケアを軸にケアの振り返りと研修を定期的に行っている点に魅力を感じ志望いたします。入職後は生活歴の聴き取りと記録の精度を高め、チーム内で情報共有を徹底し、利用者様の安心につながるケアを実践します。

資格取得(実務者研修・介護福祉士)を目指す場合

例文

介護職として3年勤務し、現場での経験を積むほど、知識を体系的に学び直してケアの根拠を持ちたいと感じるようになりました。実務者研修を修了し、次は介護福祉士の取得を目標に支援の幅を広げたいと考えています。貴施設には資格取得支援制度があり、学びを現場で活かせる環境が整っている点に惹かれました。入職後は学習した内容を記録やケアの振り返りに落とし込み、事故予防や後輩への共有にも取り組み、チーム全体の質向上に貢献します。

施設形態を変更する場合の例文

施設形態を変える転職は、競合他社の記事でほとんど取り上げられていないパターンです。「なぜ形態を変えるのか」を前向きな言葉で伝えることが重要で、ネガティブな退職理由に見えないよう工夫します。

有料老人ホーム→訪問介護への転職例文

例文

これまで有料老人ホームで4年勤務し、生活支援と接遇を大切にしながら介護を行ってきました。一方で、在宅で生活を続けたい利用者様やご家族の思いに触れる機会が増え、生活環境に合わせた支援を提供したいと考え、訪問介護への転職を希望しています。貴事業所が家族支援と多職種連携を重視し、緊急時の相談体制も整えている点に安心感があります。入職後は時間管理と報連相を徹底し、利用者様の生活リズムを尊重した支援を積み重ねます。

特養→デイサービスへの転職例文

例文

特別養護老人ホームで6年間、重度介護や看取りに携わってきました。経験を積む中で、利用者様が住み慣れた自宅で長く暮らし続けるための在宅生活継続支援に携わりたいという思いが強くなり、デイサービスへの転職を希望しています。貴施設が機能維持と個別プログラムに力を入れている点、また地域との連携を積極的に行っている点に共感しました。これまでの経験を活かし、利用者様の生活機能の維持と社会参加の支援に貢献したいと考えています。

デイサービス→グループホームへの転職例文

例文

デイサービスで4年間、認知症の方を含む多くの利用者様と関わってきました。短時間の関わりの中でも認知症ケアへの関心が高まり、一人ひとりの生活史や残存能力をより深く理解した支援を実践したいと考えるようになりました。家庭的な環境の中で利用者様と長く関われるグループホームへの転職を希望しています。貴施設が尊厳の保持とBPSDへの丁寧な対応を重視している点に強く共感しています。認知症ケアの専門性をさらに高め、チームのケアの質向上に貢献します。

退職理由がネガティブな場合の言い換え方

転職理由は、ネガティブな内容であっても「次に何を実現したいか」を主語にして言い換えることで評価が変わります。退職理由は簡潔に触れるだけにとどめ、志望動機の主役は応募先への共感と自分の貢献イメージに置くのが基本です。

退職理由のネガティブ→ポジティブ言い換え例
ネガティブな退職理由(そのまま言わない)ポジティブな言い換え(志望動機に使う)
人員不足で丁寧なケアができなかった個別ケアを大切にできる環境でさらに専門性を高めたい
人間関係が悪かったチームで利用者を支える職場環境で力を発揮したい
給与が低かった長く安心して働き続けられる環境でキャリアを積みたい
夜勤が多くて体力的に続かなかった家庭との両立を大切にしながら長期的に貢献できる職場を求めている
職場の方針が自分の介護観と合わなかった利用者の自立支援を重視する貴施設の理念に共感した
スキルアップの機会がなかった学習環境・資格取得支援が充実した職場でさらに成長したい
施設の規模が大きすぎて利用者と深く関われなかった利用者様一人ひとりと深く向き合えるケアを実践したい

面接でネガティブな退職理由を聞かれた場合も同じ原則が使えます。「前職に不満があった」という事実は短く認めたうえで、「だから次は○○を大切にできる環境を求めた」という前向きな転換で締めると、採用担当者の印象が大きく変わります。

事業所別に見る志望動機の考え方

施設形態によって求められる役割やケアの重心が異なるため、志望動機も施設らしさに合わせると通過率が上がります。採用側は、応募者がその違いを理解しているかを志望動機から判断しています。

施設形態別の志望動機ポイント早見表
施設形態ケアの重心志望動機で使いたいキーワード
特別養護老人ホーム(特養)生活の継続性・看取り尊厳保持、重度対応、ターミナルケア、長期的な関わり
デイサービス在宅生活継続・活動支援機能維持、社会参加、在宅復帰、家族連携
訪問介護在宅での自立支援自律的判断、報連相、残存能力活用、生活リズム尊重
有料老人ホーム生活の質・ホスピタリティ接遇、個別性、生活歴の理解、安心と満足の両立
グループホーム認知症ケアの専門性尊厳保持、残存能力、BPSDへの関わり、家庭的環境

特別養護老人ホーム(特養)

要介護度が高い方や看取りに関わる可能性があることを理解したうえで、尊厳や生活の継続性を大切にしたい姿勢を示します。医療職との連携やチームケアへの関心を入れると、特養で求められる視点が伝わります。

デイサービス

在宅生活の継続支援、生活機能の維持、社会参加の支援に関心があることを述べます。レクリエーションへの関心は良いですが、明るさだけで終わらせず、安全管理と個別性を入れます。送迎や家族連携に触れられると仕事理解の深さが伝わります。

訪問介護

利用者の生活環境に合わせた支援を大切にし、在宅で暮らしたい思いを支えたいと述べます。一人で判断する場面があるため、責任感と報連相の意識が重要です。時間管理・記録・連絡の正確さを強みとして書くと評価されやすいです。

有料老人ホーム

生活の質を高める支援に関心があり、接遇と個別対応を大切にしたいと述べます。前職が接客・サービス業なら、その経験を「安心感につながる対応」として結びつけやすいです。観察と提案につなげると表面的な接遇にとどまらない深みが出ます。

グループホーム

認知症ケアの専門性を深めたい、家庭的な環境で一人ひとりと深く関わりたいという志向を示します。尊厳の保持と残存能力の活用が重要で、生活歴の理解や日々の小さな変化への気づきをチームで共有しケアの質を揃える貢献につなげます。

面接でよく聞かれる質問と回答例

面接では、履歴書に書いた志望動機を口頭で再現できるかがまず見られます。文章と話す内容がずれると、準備不足か、どちらかが建前だと受け取られやすくなります。答え方の型は、結論を先に言い、その理由を具体例で補強し、最後に入職後の行動や目標で締めます。1〜2分程度を目安に練習しておきましょう。

なぜ前職を辞めたのか

退職理由は、事実を短く、目的は前向きに言い換えるのが基本です。不満や人間関係の話を長くすると、同じ理由でまた辞めるのではと不安を持たれます。例えば「人員体制が厳しく利用者様に丁寧に向き合う時間が取れなかったため、個別ケアを大切にできる環境で支援の質を高めたい」と話すと、退職理由が志望動機につながります。

ブランクがある場合は、経緯と現在の就業可能性をセットで説明します。勤務可能な曜日や時間、体調管理の工夫など、再発防止まで言えると安心感が増します。

介護の仕事の大変さについてどう考えるか

介護の大変さは、身体介助による負担、夜勤、感情労働、事故リスクなど複合的です。理解していることを具体的に述べたうえで、自分の対処法を語れると現実感が出ます。腰痛予防のためのボディメカニクス活用、無理な介助はしない、手順を省かないといった安全行動は評価されます。大変さだけで終わらず、やりがいの軸を一つ示すと説得力が増します。

将来のキャリアプランについて

キャリアプランは短期・中期・長期に分けると現実的に見えます。短期は基本業務の習得、中期は資格取得や担当領域、長期はリーダーや教育など段階を踏むのがポイントです。応募先の体制から外れた夢を語ると浮いてしまうため、施設の研修制度や役職構成を事前に確認し、実現可能なプランとして伝えることが大切です。

書いてはいけないNG志望動機例

NG志望動機の共通点は、採用側のリスクが増える書き方になっていることです。介護の採用は育成と定着まで含めた投資なので、不安要素があると慎重になります。内容が間違いというより、伝え方が原因で損をしています。

給与や条件だけを理由にする

条件面は大切ですが、志望動機の中心にすると定着不安を持たれやすくなります。伝えるなら、まず仕事内容や方針への共感を主軸にし、条件は補足に留めます。「長く働ける環境で力を発揮したい」という形にまとめると角が立ちにくいです。

抽象的すぎる表現

「人の役に立ちたい」「寄り添いたい」「笑顔にしたい」は良い言葉ですが、誰でも言えるため差別化が難しい表現です。行動に変換しましょう。傾聴なら「本人の不安や希望を引き出して共有する」、観察なら「体調や表情の変化を記録して報告する」といった形に落とし込むと現場での再現性が伝わります。

受け身な姿勢が伝わる内容

「学ばせていただきたい」「成長できそうだから」は、学ぶ意欲としては良い一方、貢献が見えないと受け取られることがあります。未経験でも、報連相、時間を守る、丁寧な接遇、観察と記録など、基本行動を約束できる人は評価されます。

介護職として長く働くために|転職後の資格計画

転職後のキャリアを志望動機に盛り込むと、採用側に定着性と成長意欲が伝わります。代表的な資格と制度を整理し、自分の計画に落とし込みましょう。

実務者研修とは

実務者研修は、初任者研修より踏み込んだ実践的な学びを行う研修で、介護の知識と技術を体系的に整理できます。また、介護福祉士国家試験の受験要件の一つとして実務者研修修了が関わるため、キャリアの通過点として重要になります。志望動機に入れるなら「入職後1年以内に実務者研修を修了し、学んだ知識を記録の根拠づけや事故予防に活かしたい」のように、期限と還元先をセットにすると伝わります。

介護福祉士国家試験とパート合格制度

介護福祉士は、介護の専門職としての基盤になる国家資格です。一般的には、一定の実務経験を積み、実務者研修を修了したうえで国家試験を受験する流れになります。志望動機では「介護福祉士を目指す」だけでなく「応募先で経験を積むことが、その準備として適している」とつなげると、応募先を選んだ理由の補強にもなります。

また、2026年1月試験から導入されたパート合格制度では、国家試験で一部科目群に合格した場合、その合格を一定期間活かせる仕組みが使えるようになりました。学習負担を分散できるため、働きながら計画的に合格を目指したい方にとって現実的な選択肢です。

教育訓練給付金制度の活用

教育訓練給付金制度は、条件を満たすと対象講座の費用負担を軽減できる制度です。費用面の不安がある人でも、学びを実行に移しやすくなります。志望動機では制度名を無理に書く必要はありませんが、「費用と学習時間を見積もったうえで研修受講を計画している」と伝えると、実行可能な学習計画として評価されやすくなります。

よくある質問(FAQ)

中澤みほ
国家資格キャリアコンサルタント

転職相談で最も多く受けるのは「退職理由がネガティブだから志望動機が書けない」という不安です。
でも実際には、その退職理由こそが「なぜこの施設を選んだか」の根拠になります。
不満を正直に認めたうえで、「だから次はこう働きたい」という前向きな転換こそが、採用担当者に刺さる志望動機の核心です。
(参照:湘南国際アカデミーの独自調査「介護ニュース最新情報|介護職動向&意識マンスリーレポート」)

Q1.
介護転職の志望動機で一番大切なことは?
A

「なぜ介護・なぜこの施設・どう貢献」を一貫させることです。転職者の場合はさらに「なぜ前職を離れるのか」の退職理由とつながっていることが重要です。退職理由→志望動機→貢献の流れが一本の線でつながると、採用担当者が入職後の活躍を具体的に想像しやすくなります。具体的なエピソードで裏付け、現実的な将来像を添えると説得力が増します。

Q2.
施設形態を変える転職で志望動機はどう書けばよいですか?
A

前の施設への批判にならないよう注意しながら、「次の形態で実現したいこと」を主軸に書くのがポイントです。例えば有料老人ホームから訪問介護へ転職する場合、「在宅で暮らしたい利用者様の思いを支えたい」という前向きな理由を据えます。これまでの経験がどう活かせるかもセットで示すと、新しい形態でも即戦力として期待してもらいやすくなります。

Q3.
転職回数が多い場合、志望動機はどう書けばよいですか?
A

転職が多い場合は、各施設で得たスキルや経験をポジティブに整理し、「さまざまな形態で介護を学んできた」という多様な視点として表現するのが効果的です。そのうえで「今後は長期的に腰を据えて働きたい」という意思を明確に示します。短期離職が続いている場合は、ネガティブな理由は隠さず「○○を実現できる環境を求めていた」と前向きに転換し、応募先ならそれが叶うと伝えることで安心感が生まれます。

Q4.
資格取得中であることを志望動機にどう盛り込めばよいですか?
A

受講中または受講予定の資格名と、その資格を取る目的(ケアの質向上、根拠ある介助、安全管理など)をセットで記載します。「いつまでに取得し、その知識を現場でどう活かすか」まで書くと計画性が伝わります。例えば「入職後1年以内に実務者研修を修了し、介護過程の考え方を日々の記録に活かしたい」といった形が効果的です。初任者研修実務者研修の受講を検討中の方は、湘南国際アカデミーのコース情報もご参照ください。

Q5.
介護転職での志望動機は何文字くらいが適切ですか?
A

履歴書では、用意されたマス目の8割以上が埋まっていることを目指してください。短すぎると情報不足、長すぎると要点整理ができない印象になります。文字数内に収めるコツは、結論を先に書き、エピソードは一つに絞ることです。書き終えたら、同じ内容を面接で1〜2分(250〜300字程度)で話せるか確認すると、書類と面接の一貫性が整います。転職者の場合は退職理由を1〜2文で簡潔に触れる分、やや長めになりがちなため、貢献イメージを短く締めるよう意識しましょう。

まとめ|介護転職の志望動機は「退職理由×施設理解×貢献」の一貫性が鍵

介護転職の志望動機は、熱意を語るだけの欄ではなく、退職理由・施設理解・貢献イメージを一本の筋道でつなぐパートです。採用担当が入職後の活躍を具体的に想像できるよう、3ステップ構成と具体エピソードで言葉にしましょう。

施設形態を変える転職は、「なぜ変えるのか」が前向きに伝わることで、経験の多様性として強みになります。退職理由がネガティブな場合も、「だから次はこう働きたい」という転換こそが志望動機の核心です。例文はそのまま使うのではなく、自分の事実に置き換えて一貫性のある内容に仕上げましょう。

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 (受付時間:9:00〜18:00/年中無休)

この記事を書いた人
大学でキャリアカウンセリングを専門的に学び、最年少でキャリアコンサルタント資格を取得。
公共職業訓練校・大学就職課・区役所など幅広い現場での実績を経て、湘南国際アカデミーに参画。
これまで延べ約1万人のキャリア支援に携わる。
現在は上智大学グリーフケア研究所でも研鑽を積みながら、介護職向け研修の企画・講師・監修を務める。
中澤みほ
中澤 みほ
藤沢校
【所持資格】
国家資格キャリアコンサルタント・上智大学グリーフケア研究所認定 臨床傾聴士・一般社団法人全人力を磨く研究所認定 ホリスティックケア士・一般社団法人日本ホスピタリティ検定協会認定 グリーフケア・リテラシー検定合格・レクリエーション介護士2級及び講師資格
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