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訪問看護の自費料金はどのくらいかかる?訪問看護の管理者がわかりやすく解説

  • 介護職員初任者研修

訪問看護は医療保険・介護保険を使えるケースが多い一方で、回数や時間、サービス内容によっては「自費」での利用が必要になることがあります。

この記事では、保険利用と自費利用の違いを整理したうえで、自費料金の相場・料金体系、追加料金の考え方、利用までの流れをわかりやすく解説します。

事業所や地域により料金設定は異なるため、最後に「見積もり時に確認すべきポイント」も具体的に紹介します。

訪問看護における保険適用と自費利用の違い

まずは「保険で使える訪問看護」と「自費で使う訪問看護」の違いを押さえると、料金の見通しが立てやすくなります。

訪問看護の料金は、大きく分けて保険で決まる部分と、事業所が独自に決める自費部分があります。どちらが適用されるかで、金額だけでなく利用できる回数や時間、手続きの流れも変わります。

特に混乱しやすいのが「同じ事業所の利用に、保険内のケアと自費のケアが混ざるかどうか」です。ここは事業所の運用と契約設計に左右されるため、最初に前提をそろえることがトラブル防止になります。

事業所としては利用者の希望をそのまま受けるのではなく、保険内で実現できることを最大化する事が重要です。

訪問看護サービスで利用できる保険の種類

訪問看護で中心となる公的制度は、医療保険と介護保険です。

どちらの保険になるかは、年齢だけで決まるわけではありません。医療保険は65才以下または65才以上でも要介護認定を受けていない方、要介護認定者であっても特定疾病の一部や精神疾患などが該当し、介護保険は65才以上の要介護認定を受けた人が対象になります。

特定疾病の中には介護保険対応の疾患と医療保険の対応疾患(特定疾病16種類)とが混在するため利用開始前に確認しておく事が重要です。

自治体の助成や公費制度が組み合わさる場合もあります。自己負担が軽くなる可能性がある一方、申請の要件や有効期限があるため、利用開始前に事業所や役所窓口で確認しておくと安心です。

保険適用時の自己負担と利用条件

医療保険の訪問看護は、週の基本介入回数が決められています。一方で、病状によっては医師からの特別な指示(特指示)が出ると短期間(最大14日間)だけ訪問回数を増やせるなど、実務では例外規定も多いのが特徴です。

介護保険は要介護度により単位数が異なるため支給限度額の確認が重要です。訪問看護だけで枠を使うのではなく、訪問介護やデイサービスなど他サービスと合算して上限を管理します。そのため、訪問看護だけを見て「あと何回使えるか」を判断するのは危険で、ケアマネージャーが作成するケアプラン全体で調整することが基本になります。

自費利用となるケースと利用前の確認事項

自費利用になる代表例は、保険の回数や上限を超えて利用したい場合、保険外サービスを希望する場合です。具体的には、障害児の通学支援、外出や通院の付き添い、家族の介護技術指導を厚くしたいケースなどで自費のニーズが出やすくなります。

利用前に必ず確認したいのは、何が保険内で何が自費か、キャンセル規定、交通費や駐車場代が別途かどうかです。ここが曖昧なまま開始すると、請求段階で不信感につながりやすいポイントです。

訪問看護の自費料金相場と料金体系

自費料金は事業所ごとに設定されますが、一般的には「時間×職種×訪問条件」で見積もられることが多いです。

自費訪問看護の料金は、保険のような全国一律の点数表ではなく、事業所が提供体制や地域事情に合わせて決めています。そのため相場はあっても、最終的には見積もりで確認するのが確実です。1回あたりの料金だけで判断すると、回数が増えたときに想定より高額になるため、月の利用回数と割増条件まで含めて全体像をつかむことが大切です。

時間・曜日・回数による料金の変動

自費の基本は滞在時間で単価が変わる設計です。30分、60分、90分などの枠があり、時間が長いほど料金が上がります。さらに看護師かリハ職かなど職種によって単価が異なるのが一般的です。

定期的に回数が多い契約では、1回あたり単価が調整されることもありますが、割引の有無は事業所方針によるため必ず確認してください。

見積もりは基本料に加えて、オプション費用と移動費を足し合わせる形で考えると整理しやすいです。たとえば、基本の訪問料金に交通費、駐車場代、物品費が加わるのかを分解してもらうと、比較や家計管理がしやすくなります。

追加加算や夜間・休日料金について

自費でも、緊急対応や夜間・休日などは追加料金(割増)となることが多く、事前のルール確認が重要です。

自費は自由度が高い反面、緊急対応や時間外対応の負担が料金に反映されやすい領域です。特に夜間や休日の訪問は、割増設定になることが多いです。

そのため何時からが夜間か、休日の扱い、緊急訪問の定義などを、契約書と料金表で言葉として固定しておく必要があります。夜間に状態が変化しやすい疾患や退院直後は、最初から割増込みの想定で予算を組むと、後から慌てずに済みます。

サービス内容別の料金例

料金のイメージをつかむには、まず日中の通常訪問を基準にして、想定される事態に応じたサービスを仮定する事が重要です。

先述した時間による割り増しのほか、複数名対応が必要な場面もあります。転倒リスクが高い移乗介助、医療機器管理が複雑なケース、終末期で家族支援を含めて手厚くするケースでは、単独訪問より体制費がかかることがあります。

何が料金に含まれるかも確認が必要です。多くの場合、ケア時間だけでなく記録や関係者への連絡が含まれますが、物品費や衛生材料、交通費、駐車場代は別料金になりやすい項目です。料金表は「含まれるもの」と「実費・別途」を線引きして読むと、後からの認識違いを防げます。

自費訪問看護を選ぶメリットと注意点

自費には自由度の高さという大きなメリットがある一方、契約と費用負担の責任が明確になるため注意点もあります。

自費を選ぶ価値が出るのは、保険の枠では埋めきれない不安や課題があるときです。保険は公平性のためにルールが細かく、必要性が高くてもすぐに回数や時間を増やせない場面があります。

一方で自費は、目的と内容が合っていれば非常に有効です。退院直後だけ集中的に手厚くする、家族が不在の時間を見守りでつなぐなど、生活の穴を埋める使い方ができます。

ただし自由度が高いほど、サービス範囲の誤解や費用の膨張が起きやすくなります。料金の安さだけで決めず、内容と体制、契約条件まで含めて判断することが重要です。

保険利用にはない柔軟なサービスを受けられる利点

自費の最大の利点は、回数、時間、内容をニーズに合わせて設計しやすいことです。

家族支援に厚く使える点もメリットです。介護技術の指導、服薬や医療機器の管理方法の確認、生活動線の工夫などは、家族の不安を下げるほど再入院リスクの低下につながることがあり、結果的に医療費全体の抑制に寄与するケースもあります。

外出や通院の付き添いなど、保険では扱いが難しい領域を補完できるのも自費ならではです。保険を否定するのではなく、保険の枠を補完する道具として位置づけると、選び方が明確になります。

契約前に押さえておきたいリスクと確認事項

高額化しやすいのは、長時間滞在、頻回訪問、夜間休日の組み合わせです。まず月の上限予算を決め、そこから逆算して回数と時間を調整するほうが現実的です。

提供範囲の誤解も起こりやすい点です。訪問看護は医療職が行うケアであり、家事代行とは別物です。できる医療行為とできない行為、見守りの範囲、緊急時の対応可否を具体例で確認しておくと安心です。

契約面では、キャンセル料の条件、緊急時の連絡体制、個人情報の取り扱いと同意、解約条件をチェックしてください。可能であれば複数事業所で同じ条件の見積もりを取り、料金だけでなく説明の丁寧さや連携姿勢も比較すると失敗しにくくなります。

自費訪問看護を利用するための手続きと流れ

自費は保険手続きよりシンプルな場合もありますが、安全なケアのために主治医やケアマネとの連携は欠かせません。

自費は、手続きの入口だけを見ると簡単に始められるように見えます。しかし実際には、病状の把握や緊急時対応の設計が不十分だと、事故やトラブルにつながります。

管理者として重視するのは、最初のヒアリングで生活課題を言語化し、サービスの目的を明確にすることです。目的が曖昧なまま回数だけ増やすと、費用対効果が見えず継続が難しくなります。

保険利用中の方は特に、ケアプランや既存サービスとの役割分担を整理することが大切です。自費でできることが増えるほど、誰が何を担うかを決めないと重複や抜けが生まれます。

問い合わせから見積もり作成まで

一般的な流れは、電話やWEBでの問い合わせ、要望のヒアリング、訪問可否の判断、初回面談、サービス案と概算見積もりの提示、注意事項の説明という順番です。初回面談では状態だけでなく、住環境や家族の介護力、緊急時の連絡先なども確認します。

希望を伝えるコツは、頻度と時間帯、困りごとを具体化することです。たとえば「夜が不安」ではなく「夜間の吸引が必要になったときの判断が不安」「転倒が心配でトイレまで付き添ってほしい」など、場面を言葉にすると提案の精度が上がります。

見積もりは、基本料金に加えて割増条件、交通費、物品費、キャンセル料を含めて提示してもらうのが理想です。口頭だけでなく書面で残すと、家族間の共有もしやすくなります。

主治医やケアマネージャーとの連携

医療安全の観点から、既往歴、内服、アレルギー、医療機器の有無、実施できる処置の範囲を確認することが欠かせません。自費であっても、医療情報が不足した状態でのケアはリスクが高くなります。

保険利用中の場合は、ケアマネージャーとの連携で役割分担を明確にします。訪問看護が担うべきことと、訪問介護や通所系サービスが担うべきことを分けることで、同じお金でも生活の改善が大きくなります。

指示書が必要な場面と不要な場面は事業所の運用や提供内容で変わります。安全のために主治医と連絡を取り、報告書の頻度や連絡手段を決めておくと、状態変化時に対応が早くなります。

契約・スケジュール調整とサービス開始

契約では、料金、支払方法、キャンセル規定、緊急対応の範囲、個人情報の同意などを確認します。口約束ではなく、契約書と料金表に落とし込むことが利用者保護にも事業所保護にもなります。

その後、初回日程を調整してサービス開始となります。開始後も状態や生活が変化するため、定期的な見直しを前提にしておくと、無理のない費用設計ができます。

想定外の追加費用が出やすいのは、時間延長、急な訪問追加、夜間休日の対応、交通費の増加などです。回数追加や時間延長の手続き方法と、いつから料金が変わるかを事前に決めておくと安心です。

自費訪問看護でよくある質問(FAQ)

最後に、自費利用を検討する際に特に問い合わせの多いポイントをQ&A形式で整理します。

Q1.
自費だと医師の指示書は不要ですか。
A

訪問での支援内容にもよりますが、基本的には医師からの訪問指示書は必須です。

Q2.
保険と自費を同じ日に組み合わせられますか。
A

可能かどうかは事業所の運用と契約設計によります。保険内の訪問と自費の見守りを同一日に行う場合でも、時間や内容を区切って契約と記録を分ける必要があるため、最初に可否と方法を確認してください。

Q3.
料金はどこで差が出ますか。
A

滞在時間と職種に加えて、夜間休日の割増、緊急訪問、複数名対応、交通費や駐車場代、物品費の扱いで総額が変わります。

まとめ・総括

訪問看護は多くの方が保険で利用されますが、回数や上限、保険外ニーズによって自費が選択肢になります。

自費料金は事業所ごとに異なるため見積もりでは内訳を分解してもらい、月額総額で確認することが実務的です。

自費は自由度が高い反面、契約条件の確認不足がトラブルの原因になります。訪問の目的を明確にし保険でできることを最大化させ、不足分を自費で補完する設計にすると、費用と安心のバランスが取りやすくなります。

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介護の資格 湘南国際アカデミー
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この記事を書いた人
出産後、看護師免許を取得。地域密着型病院にて6年間勤務し、高齢者の在宅復帰支援から療養、看取りまで幅広いケアを経験。現在は訪問看護事業所で地域医療や家族看護に携わる。湘南国際アカデミー開校時にはスタッフとして勤務し、看護師としての経験を積んだ後に医療的ケア教員講習会を修了。授業では一方的な指導ではなく、受講生と共に考え、調べるプロセスを大切にし、具体的なケアのイメージが湧くよう心がけている。その上で、知識と技術を確実に身につけ、現場で自信を持って実践できるようサポートすることを使命としている。
平瀬 亜沙子
藤沢校・横須賀校・海老名校・相模大野校・横浜戸塚校・横浜馬車道関内校・小田原校・大和校・横浜二俣川校
【所持資格】
正看護師
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