介護業界にとって重要な国家資格「介護福祉士」。信頼される専門職になるための第一歩は、国家試験を正しく理解し、準備を進めることです。その中でも『受験の手引き』は試験申込から受験料の納付、書類準備の注意点までまとめられた必携の資料です。湘南国際アカデミーの視点から見ると、合格を目指す方にとってこの公式ガイドがどれほど役立つかが伝わります。毎年更新される内容を見逃さず、早めに入手・確認することが合格への近道です。
※記事の途中に、全国の介護福祉士合格者が使用した介護福祉士受験対策教材「受かるんですシリーズ」の情報もありますので、ぜひご覧ください。
介護福祉士国家試験『受験の手引き』とは

国家試験に必要な正式資料であり、申し込み方法、書類記入例、受験料、試験会場案内など必要事項が網羅されています。2025年度の改訂では、「介護福祉士国家試験のパート合格制度」の導入が予定されているため、前年との違いにも注意が必要です。
提出書類は、実務経験証明書、写真、身分証明書コピーなどが含まれ、いずれも記入漏れや押印忘れは不備の原因となるため、手引きを正確に確認しながら記入/準備することが必須です。特に、受験料の支払い方法(コンビニ・銀行・クレジットカード)、納付期限、提出先などは年度ごとに異なることがあるため、最新版の情報を確認してください。
『受験の手引き』の入手方法
『受験の手引き』は、郵送やインターネットなど複数の方法で請求できます。いずれも受付期間が限られているため、早めの対応が重要です。ここでは『受験の手引き』の入手方法についてお伝えします。
『受験の手引き』取り寄せ開始時期
『受験の手引き』は、1人につき1部のみの請求となるのが一般的で、複数取得はできません。毎年7月上旬頃から『受験の手引き』の請求受付が始まります。請求締切は受験申し込み締切日の数日前であることが多く、ギリギリでの対応は避けた方が良いでしょう。公式発表で受付日や締切日が公開されるため、試験センターの情報を随時確認することが大切です。
年度によっては受付開始日が微妙にずれるため、過去の情報を参考にせず、必ず最新情報をチェックしましょう。
郵送での取り寄せ方法
郵送で『受験の手引き』を請求する場合は、決められた請求用紙に必要事項を記入し、規定の切手を同封して送付します。書類に不備があったり、切手の金額が足りなかったりすると、手引きが返送されてしまうことがあります。
請求後、手引きが届くまでには通常数日から1週間ほどかかります。申し込み締切が迫っている時期は、郵送の遅延リスクもあるため、可能な限り早めに請求することが望ましいです。
インターネットでの資料請求
オンラインでの請求は、専用フォームに氏名・住所などの情報を入力して申し込む形式です。SSL通信により安全に手続きできるのが利点です。
ただし、入力ミスがあると手引きが届かない原因になります。また、申し込みが集中する時期にはアクセスがつながりにくくなるため、公式サイトの受付開始日を確認したうえで、できるだけ早い段階で申し込むことが推奨されます。
近年はスマホからの申し込みも増えており、介護業界で働く方の利便性が向上しています。
第38回(2026年1月実施)介護福祉士試験の概要と申し込み方法
実際に試験を受けるためには、必要書類の提出や受験料の支払いなどの手続きが必要です。提出期限を逃さないよう注意しましょう。ここでは、介護福祉士国家試験の申し込み方法を解説していきます。
第38回(2026年1月実施)介護福祉士試験の申し込み概要
※引用元:公益財団法人社会福祉・振興試験センターHP
「介護福祉士国家試験・受験申し込み手続き」
項目 | 内容 |
---|---|
試験日 | 令和8年1月25日(日曜日) |
受験申し込み受付期間 | 令和7年8月6日(水)〜9月5日(金) |
申し込み方法 | 【過去に試験の受験申し込みをしたことがある方】 インターネット申し込み可 【第38回(今回)試験が初めての受験申し込みの方】 郵送で申し込み(インターネット不可) |
障害等のある方の配慮申請 | 受付期間内(8/6〜9/5)に別途申請が必要 『受験の手引』とあわせて「配慮案内書」を請求 インターネット申し込み時:手続き途中で申請可能(変更・初回申請の場合は書類をダウンロードし郵送) 問合せ先:試験センター配慮係(TEL:03-3486-7521、FAX:03-3486-7527) |
受験手数料(参考) | 前年度(第37回):18,380円 |
手数料の支払い方法 | 【郵送申し込み】 『受験の手引』に同封の払込用紙で、コンビニ・ゆうちょ銀行で支払い(※金融機関不可) 【インターネット申し込み】 クレジットカードまたはコンビニ払い(払込用紙は使用不可) ※支払いは受付期間内に限る |
郵送での申し込み手順
郵送申し込みの場合、『受験の手引き』に同封されている専用の申込書に必要事項を記入し、実務経験証明書、写真、身分証明書のコピーなどを同封して送付します。加えて、受験料の支払い証明書(払込票のコピーなど)も同封する必要があります。
封筒は指定されたものを使用し、記載内容にミスがないか何度も確認することが重要です。不備があると返送されるだけでなく、期限までに再提出できない場合はその年の受験資格を失う可能性もあります。提出前の最終確認は必ず行いましょう。
インターネット申し込みの手順
インターネットでの申し込みは、専用サイトから個人情報や勤務先情報を入力し、クレジットカードやコンビニ払いで受験料を納付する方法が一般的です。入力完了後は確認画面を必ず保存しておくと、万一のトラブル時に役立ちます。
その後、実務経験証明書などの書類は郵送で提出する必要があるため、完全にオンラインで完結するわけではありません。手続きミスを防ぐためにも、事前に提出物を一覧にしておくと安心です。
また、締め切り直前はアクセスが集中して処理に時間がかかることがあるため、なるべく余裕をもった申し込みをおすすめします。
必要書類と記入要項
受験申し込みに必要な書類は多岐にわたります。記載方法の不備により受験不可となる可能性もあるため、注意が必要です。
実務経験証明書・従事日数内訳証明書の記載方法
「実務経験証明書」は、一定期間の介護業務に従事していたことを証明するための必須書類です。事業所の管理者や代表者が内容を確認・記入し、署名・押印が必要となります。
勤務日数や従事内容が不正確だったり、計算方法が間違っていたりすると、受験資格が認められない恐れがあるため、証明者との事前確認は入念に行ってください。
記入漏れの多い項目には、通算日数・実働日数・従事期間の記載があります。『受験の手引き』の記入例と照らし合わせながら記入することが、不備を避けるポイントです。
実務者研修修了(見込)証明書の提出
実務経験ルートで受験する方の多くは、実務者研修を修了しているか、修了見込みである必要があります。その際には「実務者研修修了証明書」または「修了見込証明書」の提出が必要です。
証明書は各研修機関が発行しますが、申請から発行までに時間がかかる場合があるため、余裕を持って手続きを進めることが大切です。湘南国際アカデミーでは、受講修了のタイミングに合わせて証明書の発行スケジュールもサポートしており、安心して受験準備が進められます。
期限までに提出できない場合、せっかくの受験資格を失ってしまうこともあるため注意が必要です。
その他の必要書類一覧
本人確認書類として一般的に使用されるのは運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどのコピーです。コピーのサイズ、カラー指定なども細かく定められているため、手引きの指示に従って準備してください。
また、写真は「正面・上半身・無帽・背景なし」が原則で、撮影時期の制限もあります(例:3か月以内)。サイズや裏面記載の有無など、細部にも注意しましょう。
書類の準備が完了したら、提出前にすべての書類に日付・署名・捺印があるか確認を行い、順番にチェックしながら封入するとミスを減らせます。
受験申し込み時のよくあるトラブルへの対処法
書類不備や受験票の未着など、申し込み時にはさまざまなトラブルが起こる可能性があります。対処法を事前に把握しておくと安心です。ここではよくあるトラブルへの対処法をお伝えします。
受験票が届かない場合
通常、受験票は10月中旬から下旬にかけて発送されますが、天候不順や年度によって若干前後することがあります。もし発送予定日を過ぎても受験票が届かない場合は、試験事務局に早めに連絡しましょう。
住所の記入ミスや郵送トラブルが原因となっていることもあり、問い合わせることで再発行や対応方法が案内される場合があります。
受験票は試験会場・受験番号などの確認にも不可欠なため、届かない場合は必ず行動を起こすようにしましょう。問い合わせ先は『受験の手引き』や公式サイトで確認できます。
受験票に『見込』と記載されたとき
「実務者研修修了見込」など、試験申し込み時点で要件を満たしていない場合、受験票に「見込」と記載されることがあります。これは仮の受験資格が認められている状態を示し、指定期日までに必要書類を追加提出する義務があることを意味します。
たとえば「修了証明書」や「従事日数証明書」などの提出が期限までに行われないと、受験資格を失う可能性があります。研修機関との連携や書類の取得スケジュールを逆算し、確実に間に合わせるようにしましょう。
湘南国際アカデミーでは見込受験の方向けに、書類提出のフォローも行っています。
介護福祉士国家試験の試験日程とパート合格制度
第38回介護福祉士国家試験日:令和8年1月25日(日曜日)
介護福祉士国家試験は年1回、例年1月下旬の日曜日に筆記試験が実施されます。2025年度も上記の日程で予定されており、受験会場は全国に設けられます。遠方の会場で受験する場合は、事前に交通手段や宿泊先を確保しておくと安心です。
全国の試験会場についての詳細は以下のページで紹介しています。
⇒「介護福祉士国家試験の会場はどこ?最新情報と受験対策」
第38回介護福祉士国家試験の変更事項|パート合格制度について
第38回介護福祉士国家試験から介護福祉士のパート合格制度が導入されることもあり、当日のスケジュールの変更として第37回より試験時間が午前・午後ともに5分間延長されました。パート合格制度とは、試験科目と領域が以下の表のとおりA,B,Cの3つのパートに分かれており、もし仮に不合格となったパートがあった場合には、次年度の介護福祉士国家試験で合格できなかったパートだけを受験することになります。
引用及び参照元:社会福祉振興・試験センター公式HP「介護福祉士 試験概要」
引用元;社会福祉振興・試験センターHP「パート合格(合格パートの受験免除)がスタートします!」
第38回介護福祉士国家試験日 令和1月25日(日曜日) | ||||
---|---|---|---|---|
試験時間 | パート区分 | 試験科目 | 領域 | |
午前 | 10時00分~11時45分 〇弱視等受験者(1.3倍) 10時00分~12時20分 〇点字等受験者(1.5倍) 10時00分~12時40分 〇EPA受験者(1.5倍) 10時00分~12時40分 〇EPA候補者以外の外国人の 方等で希望した受験者(1.5倍) 10時00分~12時40分 |
A | 人間の尊厳と自立 | 人間と社会 |
介護の基本 | 介護 | |||
社会の理解 | 人間と社会 | |||
人間関係とコミュニケーション | 人間と社会 | |||
コミュニケーション技術 | 介護 | |||
生活支援技術 | 介護 | |||
午後 | 13時40分~15時35分 〇弱視等受験者(1.3倍) 13時40分~16時15分 〇点字等受験者(1.5倍) 13時40分~16時35分 〇EPA受験者(1.5倍) 13時40分~16時35分 〇EPA候補者以外の外国人の 方等で希望した受験者(1.5倍) 13時40分~16時35分 |
B | こころとからだのしくみ | こころとからだのしくみ |
発達と老化の理解 | こころとからだのしくみ | |||
認知症の理解 | こころとからだのしくみ | |||
障害の理解 | こころとからだのしくみ | |||
医療的ケア | 医療的ケア | |||
C | 介護過程 | 介護 | ||
総合問題 | 全領域 |
試験当日は、試験開始時間のかなり前に受付が始まるため、時間に余裕を持って会場に到着しましょう。午前・午後の2部構成で試験が行われることに変更はありません。
試験会場や試験時間、持ち物等は『受験の手引き』にも詳細が記載されていますので、できるだけ早めに詳細確認を済ませて体調管理も含めて万全の準備をしておきましょう。
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介護福祉士合格発表の流れ
第38回介護福祉士国家試験合格発表日:令和8年3月16日(月曜日)
第38回介護福祉士国家試験の合格発表は令和8年3月16日(月曜日)に試験センターのホームページに掲載されます。自宅には合格通知が郵送されます。その後、合格者は速やかに登録申請を行い、介護福祉士として正式に認定されます。申請書類の不備や遅延がないよう、事前に準備しておくことも大切です。
試験勉強の進め方と対策ポイント
合格するためには計画的な学習が必要です。ここでは過去問やテキストの使い方や効果的な試験対策を解説していきます。
テキストや参考書の上手な使い方
国家試験対策において、テキストや参考書の選び方と使い方は合否を分ける重要なポイントです。数冊をやみくもに使うより、自分に合った1~2冊を中心に繰り返し読み込む方が効果的です。
章ごとに要点をまとめたり、チェックリストを作成するなど、アウトプットを意識した使い方をすると知識が定着しやすくなります。特に理解が浅い分野は、テキストを再確認することで基礎から見直す機会にもなります。
Webの問題集などと併用して使えるテキストなら、学習効果や相乗効果を期待できるのでおすすめです。
全国の介護福祉士合格者が愛用したおすすめのテキストはこちら⇒「丸わかりテキスト」
過去問・模擬試験の活用法
過去問題は、出題傾向を把握するための最良の教材です。3〜5年分を繰り返し解くことで、頻出分野や自分の苦手なテーマが明確になります。時間を計って本番に近い環境で解くと、試験慣れにもつながります。
模擬試験は、時間配分や本番の雰囲気を体感するために有効で、試験前には少なくとも1回は受けておくと安心です。結果を点数だけで判断せず、間違えた問題の復習や理解不足の洗い出しに役立てましょう。
湘南国際アカデミーでは、模試を含む受験対策講座も実施しており、個別にフィードバックを受けながら対策できます。
試験直前対策と当日の注意点
試験直前期には、無理な詰め込み学習ではなく、これまでの総復習を中心に取り組むことが大切です。暗記科目や数字の確認、制度名などミスしやすいポイントを重点的に見直しましょう。
試験前日はしっかり休息をとり、当日は早めに会場に向かうようスケジュールを立てておくと安心です。受験票や身分証、筆記用具などを前日までに準備し、万全の状態で試験に臨みましょう。
会場の雰囲気や緊張感にのまれないよう、模試での経験を思い出しながら落ち着いて取り組むことが合格への鍵です。
全国の介護福祉士合格者が使用した教材
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介護福祉士合格請負人のプロが作った湘南国際アカデミー独自の受験対策テキスト教材です。
<<秘訣は満点を目指さない勉強法でした>>
介護福祉国家試験では、重箱の隅をつつくような難問も数問含まれますが、それらを網羅して勉強するのは効率的ではありません。
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FAQ|介護福祉士『受験の手引き』に関するよくある質問
- Q1.『受験の手引き』の取り寄せ方法は受験ルートによって違いますか?
- A
基本的には共通ですが、EPAルートや特別枠などでは専用の手引きが発行される場合があります。自分がどのルートに該当するかを確認し、適切な資料を請求することが重要です。
- Q2.再受験の場合も新たに手引きを取り寄せる必要がありますか?
- A
はい。前回の手引きや受験票は使えません。最新版の手引きを取り寄せて、提出書類や日程などが変更されていないかを確認してください。
- Q3.パート合格制度とは何ですか?
- A
第38回試験から導入される新制度です。試験はA・B・Cの3つのパートに分かれており、いずれかのパートで不合格となった場合でも、次回試験ではそのパートのみを再受験することが可能です。
- Q4.試験当日の持ち物やスケジュールはどこで確認できますか?
- A
詳細は試験センターから配布される『受験の手引き』に記載されています。試験開始時間の前に受付が始まるため、時間に余裕をもって行動しましょう。
- Q5.合格後の登録手続きはどうなりますか?
- A
合格通知とともに登録申請書が届きます。登録料を支払い、申請書を提出することで、正式に介護福祉士として登録されます。忘れずに対応を行いましょう。
まとめ|『受験の手引き』の準備と受験対策は早めが肝心
介護福祉士国家試験を確実に乗り越えるには、『受験の手引き』を早期に入手し、内容を正しく理解することが出発点です。書類の準備、申し込み、そして受験対策まで、すべてのプロセスで丁寧な対応が求められます。
特に実務経験証明や修了見込証明など、揃えるのに時間がかかる書類もあるため、余裕を持ったスケジューリングが不可欠です。試験の難易度が年々上がっている中、合格を勝ち取るには「基礎力」と「情報力」の両方が鍵となります。
湘南国際アカデミーでは、介護福祉士を目指す皆様に対して、実務者研修から試験対策までを一貫してサポートしています。高い合格実績を誇る講師陣のもと、安心して受験準備に取り組める環境を整えていますので、ぜひ一度ご相談ください。
無料資料請求やお問い合わせはこちらからお気軽にお問い合わせください。
介護の資格 湘南国際アカデミー
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