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【解答・解説】2023年(令和5年) 第35回介護福祉士国家試験筆記試験⑩コミュニケーション技術

第35回介護福祉士国家試験解答・解説⑩コミュニケーション技術

こんにちは!
湘南国際アカデミーで介護職員初任者実務者研修介護福祉士受験対策講座の講師及び総合サポートを担当している江島です!
このページでは、2023年(令和5年)第35回介護福祉士国家試験の【コミュニケーション技術】から出題された問題の解答・解説を致します。
まずは、解答を知りたいという方は、当校ホームページの「解答速報」をご覧ください。

※記事の途中に、どなたでも無料で参加できる「第38回(2026年1月実施)介護福祉士国家試験|受講料無料「はじめの一歩講座」情報もありますので、ぜひご覧ください。

<領域: 介護>コミュニケーション技術

問題 74

次のうち, 閉じられた質問として、適切なものを1つ選びなさい。

1 「この本は好きですか」
2 「午後はどのように過ごしますか」
3 「困っていることは何ですか」
4 「どのような歌が好きですか」
5 「なぜそう思いますか」

解答:1

解説:自由に回答ができる質問を、開かれた質問(オープンクエスチョン)、選択肢が限られる質問を、閉じられた質問(クローズドクエスチョン)と呼びます。選択肢のなかでは、1のみが閉じられた質問となります。

問題 75

利用者の家族と信頼関係を形成するための留意点として, 最も適切なものを1つ選びなさい。

1 家族の希望を優先する。
2 話し合いの機会を丁寧にもつ。
3 一度形成した信頼関係は, 変わらずに継続すると考える。
4 家族に対して, 「こうすれば良い」と指示を出す。
5 介護は全面的に介護福祉職に任せてもらう。

解答:2

解説:介護福祉職として、利用者の家族との信頼関係の形成は重要です。話し合いの機会を丁寧にもつことで、コミュニケーションを図る、選択肢2は最も適切です。

問題 76

Cさん (75 歳,男性) は,老人性難聴 (presbycusis) があり, 右耳は中等度難聴,左耳は高度難聴である。耳かけ型補聴器を両耳で使用して静かな場所で話せば,なんとか相手の話を聞き取ることができる。

Cさんとの1対1のコミュニケーションの方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 正面で向き合って話しかける。
2 高音域の声を使って話しかける。
3 耳元で,できるだけ大きな声で話しかける。
4 手話で会話をする。
5 からだに触れてから話しかける。

解答:1

解説:老人性難聴があり、両耳で相手の話を聞き取ることができるCさんに対して、両耳で聞き取っていただけて、口の動きを見ながらコミュニケーションが図れる選択肢1が正解です。

問題 77

Dさん (90歳, 女性, 要介護5)は、重度のアルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer's type) である。 介護福祉職は,Dさんに声かけをして会話をしているが,最近,自発的な発語が少なくなり、会話中に視線が合わないことも増えてきたことが気になっている。

Dさんとのコミュニケーションをとるための介護福祉職の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 引き続き, 言語を中心にコミュニケーションをとる。
2 Dさんが緊張しているので、からだに触れないようにする。
3 表情やしぐさを確認しながら, 感情の理解に努める。
4 視線が合わないときは,会話を控える。
5 自発的な発語がないため、会話の機会を減らしていく。

解答:3

解説:介護福祉職として、言葉そのものだけでなく、表情やしぐさを含む非言語的コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)に留意をすることが求められます。選択肢3が正解です。

問題 78

介護実践の場で行われる, 勤務交代時の申し送りの目的に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 翌月の介護福祉職の勤務表を検討する。
2 利用者のレクリエーション活動を計画する。
3 利用者の問題解決に向けた事例検討を行う。
4 利用者へのケアの継続性を保つ。
5 利用者とケアの方針を共有する。

解答:4

解説:他の選択肢も、情報共有や検討事項としては間違いではありませんが、勤務交代時の申し送りについての設問のため、選択肢4が適切です。

問題 79

Eさん (87歳, 女性, 要介護3) は, 介護老人福祉施設に入所していて認知症 (dementia) がある。 ある日、担当のF介護福祉職がEさんの居室を訪問すると,Eさんは, イライラした様子で, 「私の財布が盗まれた」と言ってベッドの周りをうろうろしていた。 一緒に探すと, タンスの引き出しの奥から財布が見つかった。
F介護福祉職は,Eさんのケアカンファレンス (care conference) に出席して、この出来事について情報共有することにした。

Eさんの状況に関する報告として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 「Eさんの認知機能が低下しました」
2 「Eさんは、誰かに怒っていました」
3 「Eさんには,もの盗られ妄想があります」
4 「Eさんは, 財布が見つかって, 安心していると思います」
5 「Eさんは,財布が盗まれたと言って, ベッドの周りをうろうろしていました」

解答:5

解説:出来事についての情報共有として、事実は、そのまま共有することが求められますので、正解は選択肢5となります。介護福祉職の推測や考えについては、事実とは分けて、推測や考えとして共有することが必要です。

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  1. 人間の尊厳と自立
  2. 人間関係とコミュニケーション 
  3. 社会の理解 
  4. こころとからだのしくみ
  5. 発達と老化の理解
  6. 認知症の理解
  7. 障害の理解
  8. 医療的ケア
  9. 介護の基本
  10. コミュニケーション技術 (当ページ)
  11. 生活支援技術
  12. 介護過程
  13. 総合問題 

引用:上記の各問題は、2023年(令和5年)第35回介護福祉士国家試験問題より抜粋

この解答・解説は湘南国際アカデミー独自の見解によるものですので、実際の正解とは異なる場合があります。

この速報の内容は事前の予告なく、内容を修正する場合があります。

自己採点結果による「合否判定」のお問い合わせはお受けできませんので、ご了承ください。

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