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ケアマネの仕事の流れ|1日・1か月・ケアマネジメントの全体像を解説

  • ケアマネジャー(介護支援専門員)

ケアマネ(介護支援専門員)の業務は、単発の手続きではなく「相談→アセスメント→計画→調整→実施→モニタリング→見直し」という循環(ケアマネジメントプロセス)で進みます。

本記事では、ケアマネジメントの全体像を押さえたうえで、日々の実務で何をどんな順番で行うのかを、業務別の流れ・1か月の流れ・1日の流れに分けて整理します。居宅ケアマネと施設ケアマネでは動き方や関わる相手が異なるため、働く場の違いも含めてイメージできる構成で解説します。

ケアマネジャーの資格取得や受験資格については、以下のページで解説しています

☑ケアマネジャーとは?資格取得の試験に申し込む条件や受験の流れ

ケアマネジメントの全体像(プロセスの循環)

ケアマネの仕事を理解するうえで、まず「ケアマネジメントプロセス」という循環の全体像を押さえることが重要です。以下の流れが基本となり、モニタリング後は必要に応じてアセスメントに立ち返り、繰り返していきます。

ケアマネジメントプロセスの全体像
ステップ業務名主な内容
インテーク(初回相談)困りごと・希望を受け止め、介護保険でできることを整理する
アセスメント(課題分析)心身・生活環境・家族状況などを多面的に把握し課題を明確化する
ケアプラン作成課題と目標・サービス内容・役割分担を一貫してつなぐ計画を立てる
サービス担当者会議関係事業者と目標・役割分担をすり合わせ、計画を確定する
サービス調整・連絡契約・開始に向けた事業者調整、主治医・自治体との連絡を行う
モニタリングサービス開始後、定期訪問で効果・変化・本人の満足度を確認する
ケアプラン見直し必要があれば②に立ち返り、目標・サービスの組み替えを行う

ケアマネ(介護支援専門員)の役割と仕事内容

ケアマネの役割は、利用者が介護保険サービスを適切に使いながら、その人らしい生活を続けられるように支援する「調整・管理の専門職」です。ここでは、ケアマネジメント全体の中で担う位置づけと、主な業務カテゴリを整理します。

ケアマネの中心的な役割は、介護が必要な人の生活課題を整理し、必要な支援を切れ目なく組み立て、実行後も継続的に点検して改善することです。介護職や看護職のようにサービスを直接提供するというより、本人の意向と現実の条件をすり合わせ、チームの動きを設計する立場にあります。

具体的な仕事内容は、大きく分けて相談対応とアセスメント、ケアプラン作成とサービス担当者会議、サービス調整と連絡、モニタリングと見直し、給付管理などの事務、必要に応じて要介護認定調査の受託です。これらは独立した作業ではなく、相互に影響し合い、次の判断材料になります。

実務で重要なのは、書類を整えること自体を目的にしないことです。例えば「訪問回数を増やす」ではなく「転倒を減らすために動線を整える」「家族の負担を下げるために入浴介助を組み込む」など、生活の変化に結びつく目標に翻訳できているかが、ケアマネの専門性として問われます。

相談対応・アセスメント(課題分析)の流れ

仕事の起点は利用者・家族からの相談(インテーク)です。困りごとや希望を受け止め、心身状態・生活環境・家族状況などを多面的に把握して課題を明確化し、次のケアプラン作成につなげます。

まずは相談を受け、介護保険でできること・できないこと、緊急度、本人の意思確認の可否などを押さえます。ここで大切なのは、要望をそのままサービス名に置き換えないことです。「一人で不安」なら見守りが必要なのか、転倒が怖いのか、服薬管理が難しいのかで打ち手が変わります。

次にアセスメントでは、本人の身体機能や認知面だけでなく、住環境、生活歴、家族の介護力、経済状況、地域資源、医療情報まで広く確認します。生活上のリスクは、本人の状態だけでなく環境との組み合わせで起きるため、家の段差や動線、日中独居の時間帯なども具体的に見ます。

得られた情報は、課題の優先順位を付けて整理します。例えば転倒リスクが高い場合、まず安全確保が最優先になります。一方で、本人が大切にしている楽しみや役割を見落とすと、支援が続かなくなるため、本人の価値観や「何を守りたいか」を言語化しておくことが、その後の合意形成に効いてきます。

インテーク(初回相談)の詳細については、以下のページで解説しています

☑インテークとは?介護・ケアマネジメントにおける初回面接の目的と流れ

ケアプラン作成とサービス担当者会議の流れ

アセスメント結果を基にケアプラン原案を作成し、本人・家族の意向を確認したうえで、関係サービス事業者と「サービス担当者会議」で目標や役割分担をすり合わせます。合意形成を経て、実行可能な計画として確定させるのがポイントです。

ケアプラン作成では、課題と目標、サービス内容、頻度、役割分担を一貫してつなげます。目標は抽象的だと評価できないため、「外出機会を週1回つくる」「入浴を週2回安全に実施できる」など、本人の生活に落ちる言い方にします。

本人・家族への説明は、専門用語を避けて、何のためにそのサービスが必要かを丁寧に伝えることが重要です。特に家族の期待が大きいケースでは、サービスで代替できる部分と家族の役割が残る部分を明確にし、無理が出ない設計にします。

サービス担当者会議では、ケアマネが議長役として情報を整理し、目標の共有と役割のすり合わせを行います。現場の視点から実行可能性の指摘が出ることも多いため、会議は単なる承認の場ではなく、計画の品質を上げる場です。合意が取れたら計画を確定し、関係者に交付してスタート条件をそろえます。

ケアプランの詳細については、以下のページで解説しています

☑ケアプランとは?目的・作成の流れ・種類をわかりやすく解説

サービス調整・連絡業務の流れ

ケアプラン確定後は、契約・開始に向けた事業者との調整、主治医や病院、自治体などとの連絡、緊急時の代替手配などが発生します。サービス提供が途切れないよう、情報共有と段取りを継続的に行います。

サービス調整は、日程と枠の確保だけでなく、支援の前提条件を整える作業です。例えば福祉用具の導入なら、生活動線に合う選定、住宅改修の必要性、利用開始日までの暫定対応など、複数の要素を同時に整えます。

連絡業務では、主治医や病院、訪問看護、地域包括、自治体の窓口など、相手ごとに必要な情報の粒度が違います。伝えるべきは「現状の事実」「判断に必要な背景」「依頼したいこと」の3点で、曖昧な伝達を避けると調整が早くなります。

緊急時は、普段の調整の質が結果に直結します。ショートステイ満床、ヘルパー欠員、家族の急病などは起こり得る前提で、代替案や連絡ルートを日頃から持っておくと、本人の生活を止めずに済みます。調整の仕事は目立ちにくいですが、安定した在宅生活の土台になります。

モニタリングとケアプラン見直しの流れ

サービス開始後は定期訪問等でモニタリングを行い、計画通りに提供されているか、目標に近づいているか、生活上の変化がないかを確認します。必要があればアセスメントに立ち返り、ケアプラン修正やサービス担当者会議の再開催につなげます。

モニタリングでは、単に「サービスは入っているか」を確認するだけでは不十分です。本人の生活がどう変わったか、困りごとが減ったか、逆に負担が増えていないかを、本人・家族・事業者の3方向から確かめます。

変化のサインは小さく現れます。食事量の低下、服薬の乱れ、表情の硬さ、家族の疲弊などは、悪化の前兆になりやすいポイントです。訪問時の雑談や居室の様子、生活のリズムからも情報を拾い、記録に残して次の判断につなげます。

見直しが必要な場合は、アセスメントに立ち返って原因を整理し、目標やサービスの組み替えを行います。変更は本人の納得が鍵になるため、なぜ変更が必要かを生活の言葉で説明し、必要に応じてサービス担当者会議で再調整します。ケアマネジメントは一度作って終わりではなく、状況に合わせて更新し続ける仕事です。

江島一孝
介護福祉士・介護支援専門員

【監修者コメント】
湘南国際アカデミーの実務者研修の授業でよく話すのですが、モニタリングは「確認」ではなく「更新」の作業です。記録に残ったデータだけでなく、訪問時の雑談や玄関先の様子など、数字にならないサインを拾う力が、ケアマネとしての実力を分けます。

モニタリングの目的・手順・記録の書き方については、以下のページで詳しく解説しています

☑介護のモニタリングとは?目的・手順・記録の書き方をケアマネが解説

要介護認定調査の流れ(担当する場合)

ケアマネ資格保有者が市町村から委託を受けて要介護認定調査を行うことがあります。訪問調査で状態像を把握し、所定の様式で報告・提出まで行う一連の流れを押さえます。

要介護認定調査を担当する場合、まず対象者の基本情報や既往歴、生活状況など事前情報を確認し、訪問日程を調整します。調査は限られた時間で行うため、聞き取りの順序や確認項目を事前にイメージしておくと漏れが減ります。

訪問調査では、質問票に沿って心身の状況や日常生活動作を確認します。ポイントは、できる・できないの判断を「たまたまできた」ではなく「普段どうか」で捉えることです。家族が手を出している場面は、本人の能力ではなく支援があって成り立つ生活として整理します。

調査後は、所定の様式で特記事項を含めて提出します。特記事項は認定結果に影響し得るため、客観的な事実と、生活上の困難さが分かる具体例を簡潔にまとめます。記載の精度は、本人に必要な支援量の適正化に直結します。

介護報酬の給付管理(請求)業務の流れ

毎月の利用実績を確認し、給付管理票等の作成・国保連への提出を行うのが給付管理です。期限管理と実績チェックの精度が求められ、事業所・サービス事業者双方の報酬に関わる重要な事務業務です。

給付管理は、前月のサービス利用実績を集約し、請求に必要なデータを作成して国保連へ提出する流れです。実績は各事業者から返送される提供票などで確認し、予定とのズレや算定要件の不足がないかを点検します。

誤りがあれば事業者へ照会し、修正したうえで給付管理票を確定します。この工程は、単なる事務処理ではなく、サービスが計画通り提供されているかを裏側から検証する機会でもあります。例えば急な中止や追加が多い利用者は、生活の不安定さが背景にあることが多く、モニタリングの重点化につながります。

提出は期限があるため、逆算して進めることが重要です。締切間際は送信トラブル等のリスクもあるため、余裕を持った完了が安全です。給付管理が滞ると事業者の報酬に影響し、結果として利用者の支援体制にも影響するため、正確さとスピードの両立が求められます。

ケアマネの1か月の仕事の流れ

ケアマネの月間業務は、月初の実績確認・給付管理、月中の訪問・会議、月末の来月分の利用票作成といった周期性があります。繁忙が偏りやすいため、時期ごとの優先順位を把握しておくと動きやすくなります。

ケアマネの1か月の業務サイクル
時期主な業務実務上のポイント
月初(1〜10日)前月実績確認・給付管理票作成・国保連提出提出期限は10日。締切より早めに完了を目指す
月中モニタリング訪問・新規インテーク・サービス担当者会議訪問は月1回以上が義務。月中に枠を確保しておくと月末の詰まりを防げる
月末来月分のサービス利用票・提供票の作成と交付変更が出やすい時期。誰にいつ何を伝えたかの記録がトラブル予防になる
随時緊急対応・入退院調整・地域連携活動予定は埋め切らず、急ぎ案件を差し込めるバッファを残す

月初に多い業務:実績確認・給付管理・書類整理

月初は前月分のサービス利用実績が集まり始めるため、提供票の返送内容などを確認し、予定との相違や算定上の不整合がないか点検します。誤りがあれば事業者へ照会し、修正依頼から再確認までを一連で行います。

給付管理票や請求データ作成は期限があるため、国保連提出日から逆算して進めます。締切直前は送信エラーや差し戻しのリスクが上がるため、早めに提出できる進行にしておくと、突発対応が入っても崩れにくくなります。

同時に、未整理の書類のファイリング、支援経過記録の追記、保険証や負担割合証など更新書類の確認も行います。書類整理は後回しにすると、次の訪問や会議で必要書類が見つからず、結果的に時間を失うため、月初に基礎を整えるのが効率的です。

月中に多い業務:訪問・モニタリング・サービス担当者会議

月中は給付管理が一段落しやすく、モニタリング訪問や新規インテーク、サービス担当者会議を組み込みやすい時期です。特にモニタリングは原則として月1回以上が求められるため、計画的に訪問枠を確保しておくと月末の詰まりを防げます。

訪問は、移動時間と記録時間まで含めて設計します。訪問件数だけを増やすと、記録が夜間にずれ込み、判断の質が落ちやすくなります。移動の合間に連絡を済ませ、帰所後に記録と次の手配をまとめて行うなど、流れを固定化すると安定します。

状態変化があれば、臨時訪問、プラン変更、会議再設定が発生します。月中に余白がないと対応が後手になりやすいので、予定は埋め切らず、急ぎ案件を差し込めるバッファを残すことが現実的です。

月末に多い業務:サービス利用票・提供票の作成と交付

月末は来月分のサービス利用票・提供票を作成し、利用者・家族および各サービス事業者へ交付します。翌月の生活の見通しを立てる重要な作業なので、本人の予定や家族の都合、通院やショートステイ希望なども反映して調整します。

調整要素が多いのは、ショートステイや通所枠の確保、家族のレスパイト、医療受診の集中などです。ここで無理に詰め込むと、利用者の疲労や家族の負担増につながるため、生活リズムとして持続できるかという視点で組み立てます。

月末は変更が出やすく、差し替え・再交付・関係者連絡までがセットで発生します。変更が起きたら、誰にどの情報をいつ伝えたかを記録に残し、情報のズレが起きないようにするとトラブル予防になります。

不定期に発生する業務:緊急対応・入退院調整・地域連携

不定期業務は、急な退院や入院、家族の介護力低下、事故や転倒、サービス中止や追加など、緊急度の高い案件が中心です。予定が崩れる前提で、優先順位を素早く入れ替える力が求められます。

退院調整では、退院日から逆算して、暫定プラン作成、サービス開始日の調整、福祉用具や住宅改修の検討、必要に応じて緊急の担当者会議設定などを進めます。医療機関との情報共有が遅れると、在宅生活の開始直後に支援が途切れやすいため、連絡窓口と必要書類を早めに押さえます。

地域包括、自治体、事業者との連携は、緊急時の対応力を底上げします。普段から顔の見える関係を作っておくと、急な依頼でも調整が進みやすく、利用者の生活を守るスピードにつながります。

ケアマネの1日の仕事の流れ

1日の動きは、居宅(在宅支援)か施設(入居者支援)かで大きく変わります。ケアマネの1日は、訪問や面談などの対人業務と、記録・書類・連絡調整などの事務業務が交互に発生します。どちらかに偏ると回らなくなるため、動く時間と書く時間をセットで確保するのが基本です。

居宅ケアマネの1日の流れ

居宅ケアマネの1日のタイムライン例
時間業務内容
9:00出勤・電話・メール・FAXの連絡確認、訪問予定の確認と調整
10:00病院訪問または利用者宅訪問(インテーク・モニタリング)
11:00利用者宅でサービス担当者会議、または役所訪問・書類提出
12:00昼食・休憩(訪問スケジュールにより前後することあり)
13:00モニタリング訪問(月1回以上の義務あり)
14:00新規利用希望者・家族への相談対応
15:00役所への書類提出・ケースワーカーとの情報共有
16:00帰所後、ケアプラン作成・提供票作成・支援経過記録の入力
17:00〜翌日の段取り確認・退勤

出勤後は、電話・メール・FAXなどの連絡事項を確認し、訪問予定と緊急案件を見直します。ショートステイの可否連絡や家族からの相談など、朝の時点で予定が変わることも多いため、訪問順を再調整してから動きます。

午前は病院や役所対応、利用者宅訪問(インテークやモニタリング)、サービス担当者会議などを入れることが多いです。移動中や隙間時間に事業者へ連絡し、サービス開始日の調整や変更点の共有を進めると、帰所後の事務が軽くなります。

重要なのは、記録をためないことです。記録が遅れると判断の根拠が曖昧になり、引き継ぎや監査対応のリスクも上がるため、当日中に最低限の骨格だけでも残す習慣が有効です。

施設ケアマネの1日の流れ

施設ケアマネの1日のタイムライン例
時間業務内容
9:00出勤・夜勤者からの申し送り・ケアミーティングで情報共有
9:30ケアプラン作成・認定調査関連書類の作成・事務処理
11:00入居希望者の受付・見学案内・関係機関との連絡調整
12:00昼食・休憩
13:00入居者・家族との面談、生活状況の聞き取り
14:00サービス担当者会議(施設内多職種中心)・ケアプランの見直し
15:30事務作業・記録入力・現場スタッフとの連絡調整
17:00翌日の申し送り・注意事項の周知・退勤

施設では日々の小さな変化が情報として集まりやすい反面、情報量が多いので、ケアプランに関係する事実と対応方針に整理して共有します。現場のオペレーションに影響するため、ケア内容が現実に回るか、職員の負担が過大にならないかも含めて計画を整えます。

施設ケアマネは組織内調整の比重が大きいため、情報共有の仕組みを整えるほど、突発対応が減りやすくなります。

江島一孝
介護福祉士・介護支援専門員

【監修者コメント】
居宅ケアマネは特に移動が多く、記録が後回しになりやすい仕事です。湘南国際アカデミーで講師を担当していると、受講生から「実際の1日ってどんな感じですか?」とよく聞かれます。正直なところ、午前に3件訪問して午後に書類、というのが理想ですが、緊急が1件入るだけで崩れます。だからこそ「記録は当日中に最低限の骨格を」という習慣が、長く続けるための基本になります。

よくある質問

Q1.
ケアマネの仕事で一番大変なことは何ですか?
A

給付管理の締切・突発的な緊急対応・記録量の多さが挙げられます。特に月初の給付管理と月末の利用票作成が重なる時期は業務が集中しやすいです。段取りの先読みと、予定に余白を作っておくことが長く働き続けるためのコツです。

Q2.
居宅ケアマネと施設ケアマネはどちらが自分に向いているか、どう判断すればよいですか?
A

居宅ケアマネは移動・外出が多く、毎日のスケジュールが変わりやすいため、柔軟な対応力と自己管理が求められます。施設ケアマネは組織内連携・多職種調整の比重が大きく、チームで動くことが好きな方に向いています。働き方の柔軟さを重視するなら居宅、安定した環境を重視するなら施設が選択肢になります。

Q3.
ケアマネになるにはどのような資格・経験が必要ですか?
A

介護福祉士などの国家資格保有者または相談援助職として、5年以上・900日以上の実務経験を積んだうえで、介護支援専門員実務研修受講試験に合格することが必要です。試験合格後は実務研修を修了し、登録手続きを経て正式にケアマネとして働けます。まずは実務者研修や介護福祉士資格の取得がキャリアの起点になります。

Q4.
ケアマネの1か月で最も忙しい時期はいつですか?
A

月初(給付管理・国保連提出期限10日まで)と月末(来月分の利用票・提供票の作成と交付)が二大繁忙期です。加えて緊急対応や入退院調整は月中を問わず発生するため、どの時期にも余白を残しておくことが重要です。

Q5.
ケアマネジメントプロセスとは何ですか?
A

インテーク(初回相談)→アセスメント(課題分析)→ケアプラン作成→サービス担当者会議→サービス調整→モニタリング→見直しという循環のことです。一度で完結せず、状況の変化に合わせて繰り返す点が特徴です。各プロセスの詳細は、インテークケアプランとはモニタリングとはの各記事をあわせてご参照ください。

まとめ

ケアマネの業務は、ケアマネジメントの循環を回し続けることと、月次の給付管理・提供票作成など期限のある事務を両立させることが核になります。

ケアマネの仕事の流れは、相談を受けてアセスメントで課題を整理し、ケアプランを作って会議で合意し、サービスを調整して開始し、モニタリングで効果と変化を確認し、必要なら見直すという循環です。この循環を止めずに回すことが、生活の安定につながります。

回すコツは、締切業務を前倒しで固め、訪問と記録をセットで運用し、予定に余白を残しておくことです。居宅か施設かで動き方は違っても、共通するのは「本人の生活目標を中心に据え、関係者の役割をつなぎ、変化に合わせて更新する」という考え方です。

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この記事を書いた人
介護老人福祉施設に10年在籍し、研修受け入れ担当として年間100名以上の研修生を指導。
湘南国際アカデミーでは初任者研修・実務者研修・介護福祉士受験対策の講師を務めるほか、受験対策テキストの執筆も担当。
介護技能実習評価試験評価者として外国人介護士の受け入れ支援、事業所向けスキルアップ研修のプロデュースなど、人材確保・育成・定着に向けた幅広い活動を展開している。
江島 一孝
藤沢校・横須賀校・海老名校・相模大野校・横浜戸塚校・横浜馬車道関内校・小田原校・大和校・横浜二俣川校
【所持資格】
介護福祉士・介護福祉士実習指導者・介護支援専門員・福祉用具専門相談員・介護技能実習評価試験評価者
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