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ユマニチュードとは何か|4つの柱と5つのステップを介護講師が解説

  • 介護福祉士実務者研修

ユマニチュードは、ケアを受ける人の尊厳を守りながら「あなたは大切な存在です」というメッセージを、言葉だけでなく態度・動作で"伝わる形"にするためのケアの技法・哲学です。本記事では、ユマニチュードの概念、実践の核となる「4つの柱」と「5つのステップ」、期待できる効果、実践時の注意点、学び方までを体系的に整理します。

ユマニチュードの概念と目的

ユマニチュードは単なるコミュニケーション術ではなく、ケアする人と受ける人が良い関係を築き、その人の力を奪わない支援を目指す考え方です。

ユマニチュードは、相手の行動を変えようとする前に、まず相手に届く形で「尊重」と「安心」を積み重ねる実践体系です。気持ちが優しくても、伝わり方が乱れると不安や抵抗につながるため、非言語を含む具体的な技術として整理されています。

目的は、ケアを受ける人を「してもらう側」に固定しないことです。できる力を奪うと、身体機能だけでなく自己決定感や誇りも失われやすくなります。ユマニチュードは、必要な支援をしつつも、その人が持つ能力を使える場面を増やすことで、健康と尊厳の両方を支えます。

また、ケアの場面では相手が理解や判断に時間を要することがあります。だからこそ、急がせず、拒否のサインを見逃さず、同意と関係づくりを優先する設計が重要になります。うまくいかないときに力で押すのではなく、関わり方を調整して受け入れやすい状況をつくるのがユマニチュードの基本姿勢です。

ユマニチュードの起源

ユマニチュードは1979年、フランスの体育学専門家イヴ・ジネストとロゼット・マレスコッティによって開発されました。フランス語の造語で「人間らしさを取り戻す」を意味します。日本では2014年頃から介護・看護の現場に広まり、現在は認知症ケアをはじめとする介護全般に活用されています。
参照:日本ユマニチュード学会

ユマニチュードの4つの柱

ユマニチュードの中核は「見る・話す・触れる・立つ」の4要素で、相手に安心と尊重を多面的(マルチモーダル)に伝えるために組み合わせて使います。

ユマニチュード「4つの柱」早見表
核心となる実践やりがちなNGパターン伝わる効果
見る同じ目線・正面・近距離で視線を合わせる立ったまま見下ろす/作業部位だけを見る「平等」「親密」「誠実」が伝わる
話す低め・穏やかな声量・肯定語・オートフィードバック無言でケア/命令口調・否定語場の安全感を高め、安心につながる
触れる広い面・つかまない・ゆっくり・鈍感な部位からいきなり敏感部位を指でつかむ驚き・抵抗を減らし、信頼が育つ
立つ日常動作に自然に組み込む(1日20分が目安)特別なリハビリとして切り離す身体機能と「人間らしさ」の両方を支える

4つの柱は、どれか1つを丁寧に行えばよいというより、複数を同時に用いて相手の五感に矛盾のないメッセージを届ける考え方です。目はそらしているのに体だけ触れる、優しい言葉なのに手は強くつかむ、といった不一致は警戒心を生みやすくなります。

「見る」の技術

「見る」は、相手の存在を認め、対等な関係を示す強い非言語メッセージです。基本は、目線の高さを揃え、近すぎず遠すぎない距離で、できるだけ正面からまなざしを向けることです。これにより「平等」「親密」「誠実」が伝わりやすくなります。

一方で、立ったまま寝ている相手を見下ろす、視線をほとんど向けず作業部位だけを見る、必要なときに目が合わないといった関わりは、意図せず「支配」「無関心」「あなたは今ここにいない」という否定的な印象を与えやすくなります。

実践では、ケアの前にまず相手の顔を見て存在を確認し、相手がこちらを認識できる時間を確保します。視線は勝ち負けではなく、安心を作る入口です。目が合いにくい状態の人ほど、角度や高さを調整して「見える環境」を用意する発想が重要です。

「話す」の技術

「話す」は情報伝達だけでなく、場の安全度を上げるための支えになります。声は低めで安定させ、音量は大きくしすぎず、語尾まで落ち着いて届けると安心につながります。

言葉選びでは、命令形や否定語を減らし、相手の尊厳を守る表現に置き換えます。たとえば「動かないで」より「今、腕を支えますね」「ゆっくりいきましょう」のように、協働の形にすると受け入れられやすくなります。

返事がないと無言になりがちですが、無言は不安を増やしやすい要因です。そこで役立つのがオートフィードバックで、自分がしている行為を前向きな言葉で予告し、実況します。「今からタオルを温めますね」「肩をやさしく拭きますね」と言語化することで、突然の刺激を減らし、相手が状況を理解する助けになります。

「触れる」の技術

「触れる」では、相手の自由を奪うような「つかむ」介助を避け、「触れる」ことを徹底します。指先でつまむように触れるより、手のひらなど広い面で、ゆっくり圧を一定にして触れると驚かせにくくなります。

触れる順序も重要です。いきなり敏感な部位に触れると拒否が起こりやすいため、背中や肩、上腕、ふくらはぎなど比較的鈍感な部位から始め、相手の反応を見ながら手や顔などへ移ります。これは安全確認の意味もあり、相手の許容度を段階的に確かめられます。

触れるときは「見る」「話す」と組み合わせ、触れられる理由と見通しを同時に伝えます。触れ方の丁寧さは、そのまま相手への敬意として感じ取られます。技術の差は力の強さではなく、相手の不安を増やさない設計に表れます。

「立つ」の技術

「立つ」は、身体機能の維持だけでなく、人としての尊厳を支える柱です。立位が増えると筋力や関節可動、循環や呼吸の働きが使われやすくなり、日常機能の低下を緩やかにできます。

ポイントは、特別な訓練として立たせるのではなく、日常動作に自然に組み込むことです。洗面を座位だけで済ませず短時間でも立位を入れる、移動の一部を歩行にする、更衣で一度立つ場面を作るなど、小さな積み重ねが継続につながります。

ただし立位は安全が最優先です。痛み、めまい、血圧変動、転倒リスク、環境(床・靴・手すり)を確認し、本人の同意とタイミングを整えます。「できることを増やす」は、無理をさせることではなく、成功体験を重ねられる条件を整えることです。

講師:江島一孝
介護福祉士
ケアマネジャー

【監修者コメント】
湘南国際アカデミーで受講生の学びをサポートする中で気づくのは、"優しくしているつもり"と"優しさが伝わっている"は別物だということです。
4つの柱は特別なことではなく、普段のケアに無意識に紛れている"ズレ"を整える視点です。
研修では自分のケアの動作を振り返ってもらうと、思ったより無言の時間が長かったり、つかむ介助をしていることに気づく方が多い。
まず自分の動きを客観的に見ることが、ユマニチュード実践の最初の一歩です。

ユマニチュードの5つのステップ

ケアを"物語"として完結させるために、出会いから別れまでを5段階で設計し、各段階で4つの柱を活用して受け入れやすい流れをつくります。

ユマニチュード「5つのステップ」早見表
ステップ名称目的実践のポイント
Step 1出会いの準備相手の領域に入る許可を得るノック後に待つ。返事がなくても相手が認識できるまで急がない
Step 2ケアの準備ケアの合意形成まず「会えてうれしい」から。3分以内に合意なければ出直す
Step 3知覚の連結ケアの実施4つの柱を2つ以上同時に使う。予告と実況を徹底する
Step 4感情の固定良い記憶を残す「〇〇してくれてよかった」と具体的に伝える
Step 5再会の約束次回への見通しをつくる「明日10時に来ますね」と具体的に。カレンダー活用も有効

ケアの拒否や興奮は、内容そのものより「始まり方」で決まることが少なくありません。突然入室し、いきなり触れたり動かしたりすると、相手には脅威として伝わりやすくなります。5つのステップは、そうした摩擦を減らし、相手が納得して参加できる流れを作るための設計図です。

Step1 出会いの準備

出会いの準備では、相手の領域に入る前に来訪を知らせ、入ってよい許可を得ます。具体的にはノックをして、すぐに入らず少し待つことが基本です。

この「待つ」は単なる礼儀ではなく、相手の理解や心の準備の時間です。認知機能が低下している人ほど、音や声を意味として処理するのに時間がかかることがあります。待たずに入室すると、驚きや警戒が先に立ち、以降の関わりが難しくなります。

返事がなくても、こちらが一方的に進めないことが重要です。視線を合わせられる位置に移動し、穏やかな声で名乗り、相手がこちらを認識できたサインを確かめてから次へ進みます。

Step2 ケアの準備

ケアの準備では、作業の説明より先に関係づくりを置きます。「会えてうれしい」「お会いできてよかった」など、相手を一人の人として迎える言葉が土台になります。

その上で、これから行うケアの提案をし、合意形成を行います。相手が不安そうなら、見る・話す・触れるを丁寧に組み合わせ、急がずに安心を増やします。

同意が得られない場合は無理に進めないのが原則です。押し切ればその場はできても、次回以降の拒否が強まったり、信頼が壊れたりします。できる形に分解する、時間を置く、担当を変えるなど、合意を取り直す選択が技術になります。

Step3 知覚の連結

知覚の連結は実際にケアを行う段階で、見る・話す・触れるを同時並行で使い、相手の五感に入る情報の意味を矛盾させないことが核です。優しい声でも手が急だと不一致が起き、恐怖や抵抗が出やすくなります。

不安を減らすために、行為の予告と実況を徹底します。「これから袖を通しますね」「少し冷たいかもしれません、温めますね」と言うことで、相手が出来事を予測できるようになります。予測できる刺激は、同じ刺激でも受け止めやすくなります。

また、相手の反応を観察し、小さな拒否サインの段階で調整することが重要です。表情のこわばり、体の引き、呼吸の変化などを見逃さず、手を止めて説明を増やす、触れ方を変える、休憩を挟むなど、ケアを相手と共同作業として整えます。

Step4 感情の固定

感情の固定では、ケアが終わった直後に、良い時間だったという振り返りを言葉にして残します。「気持ちよかったですね」「助かりました」「一緒にできてうれしいです」など、相手の協力と価値を認める表現が効果的です。

人は出来事そのものより、最後に残った感情の影響を受けやすい傾向があります。ここで肯定的な感情記憶を作れると、次のケアの受け入れやすさが上がります。

形式的なお礼ではなく、具体的に良かった点を伝えると信頼が育ちます。たとえば「腕をゆっくり動かしてくれたので、とてもやりやすかったです」のように伝えると、相手は自分の行動が役に立ったと理解できます。

Step5 再会の約束

再会の約束は、次回のケアに向けて見通しを作り、安心感を渡すステップです。「また来ます」ではなく、「明日の午前10時に来ますね」のように具体化すると、相手は予定として受け取りやすくなります。

予定が把握しづらい場合は、カレンダーに書く、ボードに表示するなど、視覚的な手がかりを併用すると効果的です。約束は相手を管理するためではなく、先の不安を減らすためにあります。

この一言があるかないかで、相手の中でケアが未完了の不安として残るか、安心して終われるかが変わります。別れ際まで丁寧に関わることが、次の出会いの準備にもなります。

ユマニチュードの効果

ユマニチュードは、ケアの受け入れやすさの向上だけでなく、双方の心理的負担の軽減や日常機能の維持にも波及効果が期待されます。

ユマニチュードの効果は、単に「優しくする」ことによる気分の改善にとどまりません。関わり方を整えることで、相手の警戒や混乱の引き金を減らし、ケアが成立する条件そのものを変えられる点が大きい特徴です。

また、立位や自分でできる動作を増やす設計は、介助量の削減にもつながります。短期的には時間がかかるように見えても、抵抗ややり直しが減ることで、結果的に安定したケアになりやすいのが現場的なメリットです。

ケアを受ける人への効果

見る・話す・触れるが整うと、相手は状況を理解しやすくなり、安心と信頼が育ちます。その結果、拒否や興奮が軽減し、落ち着きを取り戻しやすくなります。

「立つ」を増やす工夫は、身体機能や自立度の維持に寄与します。立位や歩行の機会が減ると、筋力や持久力だけでなく、生活への意欲も落ちやすくなります。できる範囲で立つ経験を重ねることは、身体面と心理面を同時に支えます。

最終的な価値は尊厳とQOLの向上です。自分のペースを尊重され、同意のもとで関わってもらえる経験は、「自分は大切にされている」という感覚を回復させます。これは認知症の有無に関わらず、人が安心してケアを受けるための土台になります。

厚生労働省の方針との関連

厚生労働省「介護保険制度の概要(令和7年)」においても、身体機能の維持・廃用症候群の予防は介護保険の基本的な目標として位置づけられています。ユマニチュードにおける「立つ」の実践や「その人のもつ能力を奪わない」という理念は、この方針と一致しています。
参照:厚生労働省|介護保険制度の概要

ケアを行う人への効果

ケアの抵抗が減ると、手技が進めやすくなり、時間と体力の消耗が抑えられます。結果として、急がないと回らないという焦りが軽くなり、さらに関わりが丁寧になるという好循環が生まれます。

無理強いが減ることは、罪悪感やストレスの低減につながります。押さえつけや説得に頼らずにケアができると、ケアする側の自己否定感が減り、継続的に良い支援をしやすくなります。

また、共通言語として4つの柱と5ステップを共有すると、チームケアの質が上がります。何がうまくいったのか、どこで拒否が起きたのかを具体的に振り返りやすくなり、属人的な経験をチームの改善に変えられます。

ユマニチュードを実践する際の注意点

4つの柱や5ステップは"形"だけ真似しても効果が出にくく、相手の状態・安全・同意を土台に丁寧に運用する必要があります。

最も多い落とし穴は、手順を守ることが目的化してしまうことです。視線を合わせる、声をかける、触れる順序を守るといった行動が、相手の反応を見ずに実施されると、かえって不自然さや圧を生むことがあります。技術は相手の安心を増やすためにあり、相手が受け取りやすい形に調整して初めて意味が出ます。

次に重要なのが同意と安全です。同意が曖昧なまま進めると、抵抗や不信につながりやすく、転倒などの事故リスクも上がります。特に「立つ」は効果が大きい一方で、体調・環境・介助量の見極めが必須です。無理をしない、できる条件を整える、途中でやめる判断を持つことが実践の質になります。

最後に、継続の設計が欠かせません。忙しい現場ほど、丁寧さが削られやすいのは現実です。だからこそ、全てを完璧にやろうとせず、まずは入室時の待つ、無言を減らす実況、つかまない触れ方など、効果が出やすい一点から標準化すると定着しやすくなります。

講師:江島一孝
介護福祉士
ケアマネジャー

【監修者コメント】
「うまくいかなかったときに力で対処する」のではなく、「関わり方を変える」という発想の転換が、ユマニチュードで一番大切なことだと感じています。
実務者研修のカリキュラムでも認知症ケアのアプローチとして位置づけられており、現場に出る前に考え方の土台を持っておくことが非常に重要です。
まず「ノックして待つ」という小さな行動から変えることで、現場が変わっていきます。

ユマニチュードを学ぶ方法(講座・動画・資料)

独学での理解に加え、講座や映像教材での観察・フィードバックを取り入れると、非言語の使い方を具体的に修正しやすくなります。

ユマニチュードは非言語の比重が大きいため、文章だけで理解しても、実践ではズレが起きやすい分野です。まずは書籍や資料で4つの柱と5ステップの全体像を押さえ、なぜその順序なのか、何を相手に伝えるのかという目的を理解します。

次におすすめなのが動画です。視線の高さ、距離、触れる速度、声の間などは、映像で見ると具体的な差として理解できます。自分のケアを振り返るときも、可能であれば安全と同意に配慮した上で記録し、どの瞬間に無言が増えたか、触れ方が強くなったかを確認すると改善点が見つかります。

さらに確実に身につけるなら、講座でのフィードバックが有効です。ユマニチュードは「優しさのつもり」を客観的に調整することが核なので、第三者の観察が学習効率を上げます。職場で導入する場合は、個人の努力に任せず、共通の評価軸として4つの柱と5ステップを共有し、短い振り返りを定例化すると定着しやすくなります。

なお、ユマニチュードは介護福祉士養成カリキュラムや実務者研修の認知症ケアのアプローチとしても取り上げられている内容です。湘南国際アカデミーの実務者研修では、こうした認知症の方への関わり方を含むカリキュラムを体系的に学ぶことができます。

介護職として認知症ケアを体系的に学びたい方はこちら

☑実務者研修とは?湘南国際アカデミーのコース・費用・学習内容

介護の入門資格・初任者研修についてはこちら

☑介護職員初任者研修とは?資格取得の方法・費用・学習内容

ユマニチュードに関するよくある質問

Q1.
ユマニチュードは認知症以外にも使えますか?
A

はい。ユマニチュードはケアを必要とするすべての人が対象です。認知症の方への効果が広く知られていますが、身体介護・家族介護・終末期ケアなど、ケアが発生するあらゆる場面に応用できます。「人間らしさを取り戻す」という哲学は、診断名に関わらない普遍的なものです。

Q2.
4つの柱はどれか1つだけ実践してもよいですか?
A

1つだけでは十分な効果が出にくいとされています。ユマニチュードの核心は「マルチモーダル・ケア」、つまり複数の要素を同時に組み合わせることです。やさしい言葉をかけながらも触れ方が強くつかむような形では、言語と非言語のメッセージが矛盾し、かえって不安を生みやすくなります。

Q3.
ケアの合意が得られなかった場合、どうすればよいですか?
A

その場でのケアを諦め、出直すことが正解です。無理強いすると、次回以降の拒否がさらに強まったり、信頼関係が損なわれる可能性があります。時間を置く、担当者を変える、ケアの順序や内容を変えるなど、合意を取り直す方法を探ることがユマニチュードにおける「技術」のひとつです。

Q4.
ユマニチュードを職場全体に導入するにはどうすればよいですか?
A

個人の努力に任せるのではなく、「4つの柱」と「5つのステップ」をチームの共通言語として共有することが第一歩です。まず入室時の「ノックして待つ」や「無言を減らすオートフィードバック」など、定着しやすいものから標準化し、短い振り返りを定例化すると現場に根付きやすくなります。

Q5.
ユマニチュードを学ぶには資格が必要ですか?
A

資格は必須ではありません。書籍・動画・講座など複数の学習方法があります。ただし非言語コミュニケーションが中心のため、映像での観察や第三者からのフィードバックがあると、実践レベルの定着が大きく向上します。介護職として体系的に学びたい場合は、初任者研修実務者研修のカリキュラムでも認知症ケアとその関連技術を学ぶことができます。

まとめ

ユマニチュードは、見る・話す・触れる・立つを組み合わせ、出会いから再会の約束までを5ステップで設計することで、尊厳を守りながらケアの受け入れを支える実践体系です。

ユマニチュードの本質は、相手を変えるための技ではなく、相手に届く形で尊重と安心を示すことにあります。4つの柱は、優しさをマルチモーダルに伝えるための具体的な手段です。

5つのステップは、ケアの始まり方と終わり方まで含めて整え、拒否や不安を減らしながら同意のあるケアを実現する枠組みです。特に感情の固定と再会の約束は、次回の受け入れやすさを左右する重要な工程になります。

完璧を目指すより、まずは待つ、無言を減らす、つかまない、立つ機会を少し作るなど、できるところから始めることが継続のコツです。小さな成功体験を積み重ねるほど、相手の尊厳とケアのしやすさの両方が育っていきます。

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この記事を書いた人
介護老人福祉施設に10年在籍し、研修受け入れ担当として年間100名以上の研修生を指導。
湘南国際アカデミーでは初任者研修・実務者研修・介護福祉士受験対策の講師を務めるほか、受験対策テキストの執筆も担当。
介護技能実習評価試験評価者として外国人介護士の受け入れ支援、事業所向けスキルアップ研修のプロデュースなど、人材確保・育成・定着に向けた幅広い活動を展開している。
江島 一孝
藤沢校・横須賀校・海老名校・相模大野校・横浜戸塚校・横浜馬車道関内校・小田原校・大和校・横浜二俣川校
【所持資格】
介護福祉士・介護福祉士実習指導者・介護支援専門員・福祉用具専門相談員・介護技能実習評価試験評価者
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