「実務者研修って通信だけで取れるの?」「スクーリングは何日必要?」——仕事や育児と両立しながら実務者研修を取りたい方が最初に抱く疑問です。結論からお伝えすると、実務者研修は通信学習をメインに進められますが、一部科目は必ずスクールへ通学する必要があります。
この記事では、湘南国際アカデミーが実際の指導経験をもとに、通信学習で対応できる科目と通学が必須の科目、費用・期間・スケジュール例まで徹底解説します。実務者研修を「働きながら無理なく修了する」ための具体的な方法がわかりますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
- 実務者研修は通信で取れるのか?法律の根拠と実際の仕組み
- 通信学習と通学学習の科目別・時間数の内訳
- 保有資格別の通学日数の違い
- 費用・給付金の早見表(実質負担を最小化する方法)
- 働きながら4〜6ヶ月で取得するスケジュール例
- 湘南国際アカデミーで実務者研修を取得する流れ
※この記事は2026年4月30日に更新しました。
実務者研修は通信だけで修了できる?結論と法的根拠
実務者研修は通信学習のみでは修了できません。座学の大部分は自宅で通信学習として進められますが、「介護過程Ⅲ」と「医療的ケア(演習)」の2科目については、必ずスクールに通学して実地指導を受ける必要があります。これは厚生労働省が定めた養成基準によって全国一律のルールです。

介護福祉士
【監修者コメント】
「通信だけで全部取れる」と誤解されがちですが、実務者研修には必ず通学が必要な科目があります。特に「介護過程Ⅲ」は事例検討・実技演習を含む45時間のスクーリング科目です。通信でどこまで対応できるかを最初に理解しておくと、スケジュール計画が立てやすくなります。(参照:厚生労働省「介護員養成研修の取扱細則について」)
通信学習と通学学習の科目別・時間数の内訳
実務者研修のカリキュラム450時間(初任者研修修了者は320時間)のうち、通学が必要なのは以下の2科目のみです。その他はすべて通信学習で対応できます。
参照:厚生労働省「介護員養成研修の取扱細則について」
| 科目名 | 学習方法 | 時間数 | 内容の概要 |
|---|---|---|---|
| 人間の尊厳と自立 | 通信学習 | 5時間 | 尊厳・自立支援の考え方 |
| 社会の理解Ⅰ・Ⅱ | 通信学習 | 35時間 | 介護保険・社会保障制度 |
| 介護の基本Ⅰ・Ⅱ | 通信学習 | 30時間 | 介護の基本原則・安全管理 |
| コミュニケーション技術 | 通信学習 | 20時間 | 利用者・家族との関係構築 |
| 生活支援技術Ⅰ・Ⅱ | 通信学習 | 50時間 | 食事・排泄・移動の支援技術 |
| 老化・認知症・障害の理解 | 通信学習 | 80時間 | 高齢者・認知症・障害の特性 |
| こころとからだのしくみ | 通信学習 | 80時間 | 人体の構造と介護上の留意点 |
| 介護過程Ⅰ・Ⅱ | 通信学習 | 45時間 | アセスメントと計画立案 |
| 医療的ケア(知識) | 通信学習 | 50時間 | 喀痰吸引・経管栄養の基礎知識 |
| 介護過程Ⅲ | 通学必須 | 45時間 | 事例検討・実技演習 |
| 医療的ケア(演習) | 通学必須 | スクールによる | 実地演習(喀痰吸引・経管栄養) |
保有資格によって通学日数が変わる
実務者研修のスクーリング日数は、すでに持っている介護資格によって異なります。初任者研修を修了している方は学習時間が130時間免除されるため、通学の負担も少なくなります。
| 保有資格 | 総学習時間 | 通学日数の目安 | 受講期間の目安 |
|---|---|---|---|
| 無資格 | 450時間 | 約10日間 | 6ヶ月以上 |
| 初任者研修修了・旧ヘルパー2級 | 320時間(130時間免除) | 約8日間 | 4ヶ月以上 |
| 旧ホームヘルパー1級修了 | 95時間(355時間免除) | 約3日間 | 1ヶ月以上 |
| 介護職員基礎研修修了 | 50時間(400時間免除) | 約2日間 | 1ヶ月以上 |
湘南国際アカデミーでは、介護過程Ⅲが6日間・医療的ケア演習が2日間の合計8日間が通学の基本です。土日・平日・夜間など複数のスケジュールから選べるため、仕事との調整がしやすくなっています。
通信学習と通学学習を徹底比較
実務者研修を受講する際、通信メインの進め方と短期集中通学の違いを理解しておくと、スクール選びや計画立案に役立ちます。
| 項目 | 通信学習(座学部分) | 通学学習(スクーリング) |
|---|---|---|
| 学習場所 | 自宅・カフェ・通勤中など | スクールの教室 |
| 時間の自由度 | 自分のペースで学習可能 | 決まった日程に参加が必要 |
| 科目 | 座学20科目・レポート提出 | 介護過程Ⅲ・医療的ケア演習 |
| 費用への影響 | 通信教材費含むスクール費用 | 通学交通費が追加発生 |
| 向いている人 | 仕事・育児と両立したい方 | 集中して短期で修了したい方 |
| スマホ対応 | スクールによっては動画学習可 | — |
通信学習のメリット
実務者研修の受講者の多くは介護現場で働きながら学んでいます。通信学習は、シフト制の仕事と両立しやすい点が最大のメリットです。湘南国際アカデミーでは「マナリエ」というeラーニングシステムを活用しており、スマホやPCから動画授業にアクセスできます。通勤電車の中や休憩時間を使って少しずつ進められるため、まとまった勉強時間が取りにくい方にも続けやすい仕組みです。
また、通信学習のもう一つのメリットは費用です。通学回数が少ないぶん交通費の負担が軽く、スクール全体の受講料も抑えやすい傾向があります。
通信学習のデメリットと対策
一方で、通信学習では自己管理が求められます。レポート提出期限を守りながら自主的に学習を進める必要があるため、「忙しくて気づいたら進んでいない」という状況が起こりやすいのも事実です。湘南国際アカデミーでは担当スタッフによる学習進捗フォローを実施しており、提出が滞っている場合は個別に声をかける体制を整えています。
費用・期間の早見表と給付金で自己負担を減らす方法
実務者研修の受講費用は通信メインのスクールで8〜25万円程度が相場です。ただし、国の給付金制度を活用することで実質負担を大幅に抑えられます。
| 保有資格 | 期間目安 | 費用目安 | 給付金制度 | 給付後の自己負担目安 |
|---|---|---|---|---|
| 無資格 | 6ヶ月以上 | 15〜25万円 | 専門実践教育訓練給付金(最大80%・年間上限64万円) | 3〜5万円程度 |
| 初任者研修修了 | 4ヶ月以上 | 8〜15万円 | 同上 | 2〜3万円程度 |
専門実践教育訓練給付金(最大80%還付)
実務者研修は「専門実践教育訓練給付金」の対象講座です。雇用保険に加入している方(在職者・離職後1〜3年以内)が対象で、受講料の最大80%・年間上限64万円が修了後にハローワークから還付されます。申請はハローワークで行います。詳細は湘南国際アカデミー「専門実践教育訓練給付金について」をご確認ください。
ハローワークの職業訓練(受講料無料)
求職中の方はハローワークを通じた公共職業訓練を利用でき、実務者研修をテキスト代のみで受講できる場合があります。詳しくはお近くのハローワークへご相談ください。

介護福祉士
【監修者コメント】
給付金は「修了後に申請して還付」される仕組みです。受講中はいったん自己負担が発生します。申請のタイミングを間違えて還付を受けられなかったという方を実際に見てきました。スクール入学時に担当者へ「給付金の申請方法を教えてほしい」と必ず確認してください。
働きながら通信で実務者研修を取得するスケジュール例
仕事をしながら実務者研修を修了するには、「通信学習のペース配分」と「スクーリング日程の調整」の2点が鍵です。初任者研修修了者を例に、4ヶ月間の具体的なスケジュールをご紹介します。
| 時期 | 通信学習の目安 | スクーリング |
|---|---|---|
| 1ヶ月目 | 社会の理解・介護の基本など(約80時間) | なし |
| 2ヶ月目 | 老化・認知症・障害の理解など(約90時間) | なし |
| 3ヶ月目 | こころとからだのしくみ・医療的ケア知識など(約90時間) | 介護過程Ⅲ(土日3回、計6日) |
| 4ヶ月目 | 残りのレポート提出・修了確認(約60時間) | 医療的ケア演習(2日間) |
自宅学習の時間確保のコツ
湘南国際アカデミーで実際に修了した受講生から聞く学習パターンで最も多いのは、「通勤中にスマホで動画視聴+週末2時間のレポート作業」という組み合わせです。1日に長時間確保しようとするより、隙間時間を積み重ねる方が継続しやすいとの声が多く聞かれます。eラーニング「マナリエ」を使えば、動画の視聴状況を管理画面で確認できるため、自分の進捗が把握しやすいのも特徴です。
スクーリング日程の調整のコツ
スクーリングは1日あたり6〜8時間のプログラムです。職場への事前相談を早めに行い、有給休暇や振替休日を活用して計画的に日程を確保しましょう。湘南国際アカデミーでは、急な都合変更の際も他の日程クラスへの無料振替ができる体制を整えています。

介護福祉士
【監修者コメント】
湘南国際アカデミーで多くの受講生を指導してきた経験からいうと、週1回の通学+平日の通信学習というペースが、仕事と最も両立しやすいパターンです。通信学習を後回しにしてしまうと、スクーリングの直前に焦ることになります。入学直後の1〜2ヶ月が通信学習の最大の山場なので、この時期に習慣をつくることが大切です。
湘南国際アカデミーの実務者研修が選ばれる理由
湘南国際アカデミーは2011年の開校以来、累計44,000名以上の修了生を輩出してきた介護資格専門スクールです。通信学習と通学を組み合わせた実務者研修では、以下の点が修了生から好評を得ています。
①eラーニング「マナリエ」でスマホ学習に対応
通信学習パートはスマホ・PC・タブレットから受講できるeラーニング「マナリエ」に対応しています。動画授業の視聴進捗がリアルタイムで確認でき、「どこまで学習したか」を把握しながら進められます。紙テキストのみの通信講座より続けやすいと受講生から評価されています。
②神奈川県内9校舎・土日コースも充実
スクーリング会場は藤沢・横須賀・海老名・相模大野・横浜戸塚・横浜馬車道関内・小田原・大和・横浜二俣川と神奈川県内9校舎。平日コース・土日コース・夜間コースを用意しており、勤務スケジュールに合わせた通学が可能です。万が一の欠席時も無料振替受講に対応しています。
③実務者研修の講師が介護福祉士受験対策テキストを執筆
湘南国際アカデミーでは、実務者研修の担当講師が介護福祉士国家試験の受験対策テキストの執筆も行っています。そのため、実務者研修のカリキュラムのなかに自然と介護福祉士試験に直結するポイントが組み込まれており、「実務者研修を修了したら、次の試験勉強がスムーズに進んだ」という修了生の声が多く聞かれます。
修了生の声(実務者研修)
湘南国際アカデミーで実務者研修を修了した受講生の声を一部ご紹介します。


修了生の声をもっと見たい方はこちら
FAQ|実務者研修の通信学習に関するよくある質問
- Q1.実務者研修は完全に通信だけで取得できますか?
- A
完全に通信のみでは修了できません。実務者研修は450時間(初任者研修修了者は320時間)のうち、座学のほとんどは通信学習で対応できますが、「介護過程Ⅲ(45時間)」と「医療的ケア演習」の2科目は必ずスクールへの通学が必要です。これは厚生労働省が全国一律で定めているルールです。
- Q2.通信学習はテキストのみですか?動画で学べますか?
- A
スクールによって異なります。湘南国際アカデミーでは「マナリエ」というeラーニングシステムを活用しており、スマホやPCから動画授業を視聴しながら学習を進めることができます。テキストのみの通信学習より継続しやすいと受講生から好評です。
- Q3.働きながら実務者研修の通信講座を受講できますか?何ヶ月かかりますか?
- A
取得できます。初任者研修修了者であれば最短4ヶ月が目安です。週1〜2回の通学ペースで進めることが多く、湘南国際アカデミーでは昼間・夜間・土日コースを用意しており、仕事のスケジュールに合わせて選べます。受講者の多くが介護現場で働きながら修了しています。
- Q4.通信で実務者研修を修了しても介護福祉士の受験資格になりますか?
- A
なります。通信・通学どちらで修了しても、発行される修了証明書の効力は同じです。3年以上の実務経験(540日以上)と組み合わせることで、介護福祉士国家試験の受験資格を得られます。
- Q5.教育訓練給付金は通信受講でも対象になりますか?
- A
対象になります。実務者研修は「専門実践教育訓練給付金」の対象講座です。雇用保険の加入者(在職中・離職後1〜3年以内)であれば、受講料の最大80%(年間上限64万円)が修了後にハローワークから還付されます。申請の流れについては湘南国際アカデミーの給付金ページでご確認ください。
まとめ|実務者研修の通信学習は湘南国際アカデミーにお任せください
- 実務者研修は通信学習メインで進められるが、介護過程Ⅲ・医療的ケア演習は通学必須
- 初任者研修修了者の通学日数は約8日間(湘南国際アカデミー基準)
- 専門実践教育訓練給付金(最大80%・年間上限64万円)で費用を大幅に抑えられる
- 初任者研修修了者は最短4ヶ月で修了可能
- eラーニング「マナリエ+」でスマホから通信学習が進められる
- 実務者研修の修了は介護福祉士国家試験の受験要件かつサービス提供責任者の配置要件
湘南国際アカデミーは2011年の開校以来、累計44,000名以上の修了生を輩出してきた介護資格専門スクールです。神奈川県内9校舎で実務者研修を開講しており、eラーニングによる通信学習と丁寧なスクーリング指導で、働きながらでも無理なく修了できる環境を整えています。まずはお気軽に無料資料請求をご利用ください。
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湘南国際アカデミーでは初任者研修・実務者研修・介護福祉士受験対策の講師を務めるほか、受験対策テキストの執筆も担当。
介護技能実習評価試験評価者として外国人介護士の受け入れ支援、事業所向けスキルアップ研修のプロデュースなど、人材確保・育成・定着に向けた幅広い活動を展開している。






