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介護士は何歳まで働ける?年齢制限の実態と長く活躍できる秘訣を解説

  • 介護職員初任者研修

介護業界は慢性的な人手不足が課題となっており、多様な年代の人材が切実に求められています。若い世代だけでなく、定年退職後の再チャレンジやセカンドキャリアとして介護職を志す方も少なくありません。年齢によるハードルは思った以上に低く、幅広い層が活躍できるのが大きな特徴です。

実際には法令上、求人の際の年齢制限は基本的に禁止されており、60代・70代でも採用される事例が増えています。施設によっては定年や再雇用制度を整備しており、健康で意欲のある方なら長く働くことが可能です。本記事では、介護業界の年齢制限にまつわる実情や、無資格・未経験でも始められる理由、さらに世代別・年齢別に見る成功事例などを詳しく解説します。将来のキャリア設計に介護職を考えている方の疑問を解消し、長く活躍するためのポイントを押さえるきっかけになれば幸いです。

介護業界に年齢制限はあるの?

法律上は年齢制限が禁止されていますが、企業の採用方針や実際の現場運用では異なるケースもあります。

介護職の求人では多くの場合「年齢不問」となっていますが、これは労働関連の法令により年齢による差別が基本的に禁止されているからです。実際には体力面や長期的な勤務が可能かどうかといった観点から、暗黙的に一定の年齢以上の採用を控える事業所が存在するのも事実です。しかし深刻な人手不足の現状では、健康管理や働き方さえ工夫できれば多くの年代が求められ、60代・70代でも採用される事例は増加傾向にあります。

さらに実務上の年齢制限を設けずに急募している施設も数多く、特に訪問介護など勤務負担を調整しやすい職場ではシニアの働きやすさが高まっています。介護ロボットや福祉用具の普及もあり、直接的な身体負担を軽減できる環境が整いつつあることも大きな追い風です。応募時に年齢を懸念するよりも、自身の経験やスキル、健康状態をアピールすることが長期雇用を実現するのに効果的といえます。

法律上の年齢制限禁止と実際の運用

労働基準法や雇用対策法の観点から、求人において明示的に年齢制限を設けることは禁じられています。しかし実際の運用では、事業所側の採用基準として「若い人材を多く入れたい」という暗黙の方針が存在することも否めません。とはいえ、介護職の現場はあらゆる年代が必要とされるため、高齢者やシニア層の採用も積極的に進める事業所は確実に増えています。

定年や再雇用制度で70代以降も働ける可能性

介護施設の多くは定年を60~65歳に設定していますが、再雇用制度を活用して70代以降も働き続けている人も少なくありません。実際、非常勤や嘱託という形で契約を継続したり、勤務シフトを調整して長く勤める働き方も定着しています。定年後も、経験とコミュニケーション力を生かして利用者に寄り添い続けることが可能なのは、介護職ならではの特徴です。

無資格・介護未経験から始める場合でも年齢制限はない?

介護業界は未経験・無資格からのスタートも多く、年齢に関係なくチャレンジできる環境があります。

2024年より介護士として働く際、資格取得が必須条件となりました。無資格・未経験から介護職を始める方は年齢を問わず少なくなく、30代・40代からの転職や、定年退職後にセカンドキャリアとして挑戦する事例も豊富に見られます。実務に必要な知識や技術は研修や現場で学ぶことができ、採用後のキャリアアップに繋げられる点が魅力と言えるでしょう。

また、未経験者に対する研修やサポート体制を整えている施設が多いことも特徴です。職場によっては先輩職員がマンツーマンで指導を行い、職場に馴染むまで手厚くフォローしてくれる場合もあります。健康面ややる気が十分であれば、実務を重ねる中で自然と必要なスキルを習得できるのが介護業界の魅力です。

介護業界ではそれぞれの年齢層の人材需要がある

若い世代は体力面で活躍が期待される一方、ミドルやシニア世代は人生経験や対人スキルを介護現場で活かすことができます。利用者様との会話を通じた心のケアや、細やかな気配りなどが求められる場面では、幅広い経験を持つスタッフが重宝されるでしょう。結果として、年齢を気にせずに自分の得意分野を生かして活躍する機会が整っているのが介護業界ならではの強みです。

介護の資格取得にも年齢制限はない

介護職員初任者研修実務者研修介護福祉士などの取得においては法律上の年齢制限は設けられていません。たとえ50代や60代であっても、学習意欲があれば資格を取得し、新しいスキルを身につけることが可能です。資格を得ることで職場での待遇が改善されたり、転職先の選択肢が増えたりと、キャリア形成の幅が大きく広がる点も大きなメリットです。

介護職員の平均年齢と世代別の特徴

実際の介護現場で働く人々の平均年齢や世代ごとの傾向を把握することで、転職や就職の参考にできます。

厚生労働省や各種統計によると、介護職員の平均年齢は40~50代が中心層とされています。実際には20代から60代、さらには70代以上の職員が在籍している施設もあり、世代によるバラツキが大きいため、柔軟な働き方が可能となっています。特に中高年やシニアの立場から見ると、人生経験を活かした丁寧なケアが現場で重宝されるケースが多く見られます。

また、介護業界は子育て中の方にとっても働きやすい雇用形態を選択しやすく、30~40代の女性を中心にパートや時短勤務などを活用しながら活躍する例も多いです。夜勤のない訪問介護やデイサービスなどに絞って働くことも可能で、ライフイベントに合わせた職種変更も柔軟に行えます。こうした多様性があるからこそ、幅広い年齢層が介護現場を支えているのです。

最新の介護職平均年齢データ

最新の統計によると、介護職員の平均年齢は47歳前後とされるデータがあります。40代後半から50代前半がボリュームゾーンで、60代以上の職員の在職率も比較的高めです。これは年齢によって働きづらくなるのではなく、健康状態と意欲があれば長く勤められる環境が整いつつあることを示しています。

30~40代からでも活躍できる理由

この世代は子育てや家事と両立しやすい勤務形態を選びやすいため、パート勤務や時間帯調整によって働けることが大きな魅力です。さらに、ビジネス経験を活かしてコミュニケーションやマネジメントスキルを発揮し、現場のリーダーとして活躍する方も少なくありません。30~40代の柔軟性と学習意欲は、介護の現場で即戦力として評価されやすいのです。

介護職が一番多い世代は40代から50代

40代から50代は家庭や経済基盤を支えながら働く方が多く、人生経験を通して培われた対人スキルが大きな強みとなります。利用者とのコミュニケーションだけでなく、職場のスタッフ間においても橋渡し役として活躍することが可能です。介護職には定型的な業務だけでなく細やかな気配りが求められるため、この世代の社会経験が大いに役立つのです。

50~60代こそ求められる経験とコミュニケーション力

50~60代になると経営や管理職などの経験を経て、人材育成やチーム全体のサポートに長けた方も多いです。対人スキルやモチベーション管理の経験を活かし、相談役やスタッフの指導的立場として貢献する事例が増えています。利用者との関係づくりはもちろんのこと、若手スタッフに対する指導役として活躍できるのがこの世代の大きな特長です。

年齢に関係なく介護職で働く4つのメリット

介護業界は年齢問わず多様な働き方を提供するため、未経験であっても安心して挑戦できる特徴があります。ここでは、介護職で働く4つのメリットを紹介していきます。

メリット➀年齢に関係なく活躍できる業界

介護業界では多くの施設や事業所が60代、70代を含む幅広い世代の人材を受け入れています。法令上も年齢差別が禁止されており、必要に応じてパートやシフト勤務など柔軟な働き方が選べるため、体力面や家庭事情に合わせた就業がしやすいのです。結果として、やる気があれば年齢に関係なく新しいキャリアを形成できる環境が整っています。

メリット②豊富な人生経験が利用者との信頼関係を深める

シニア世代の職員は、人生経験によって培われた気遣いやコミュニケーションスキルを活かして利用者と深い信頼関係を築くことができます。悩みを聞いてあげたり、昔話で盛り上げたりといった柔軟な対応力は若いスタッフにはない強みです。利用者が心を開きやすい雰囲気づくりに貢献することで、介護サービス全体の質向上にも繋がります。

メリット③同年代の利用者ともコミュニケーションがとりやすい

高齢の利用者が多い現場では、同世代の職員が話し相手として非常に重宝されます。共通の時代背景や生活感覚を共有できるため、利用者が安心して会話を楽しめるのです。結果として、利用者の生活意欲向上や社会的孤立の解消にも大きく寄与できます。

メリット➃資格取得と経験年数を重ねることで安定的なキャリア形成を築ける

介護職は資格や経験年数を積み重ねるほどキャリアアップが望める仕組みがあります。介護職員初任者研修からスタートし、実務者研修介護福祉士とステップアップすることで業務範囲が広がり、給与や待遇も向上するのです。年齢にかかわらず自ら学び続ける意欲があれば、長期的に安定した職業生活を送る道が開かれます。

年齢別に見る介護の仕事と就職・転職成功事例

実際にどの年代からでも介護業界へチャレンジし、活躍している人々の事例を紹介します。

子育て中の30代未経験からパート社員で就職し、その後正社員登用されたケース

出産や育児のブランクがある方が、未経験からパート勤務で介護現場に入りました。保育園との連携や柔軟なシフト調整により家庭との両立が可能になり、職場の理解を得ながら業務スキルを積み重ねました。最終的に正社員として登用され、収入面やキャリア形成においても大きなステップアップを実現しました。

40代無資格・未経験で他業種から介護施設の正社員に転職したケース

営業職からの転職で、コミュニケーション能力を活かしながら介護職への挑戦をスタートしました。無資格ながらも面接時にこれまでの仕事で培った対人スキルをアピールし、即戦力として採用されました。入職後は資格取得を目指して学習を進め、早い段階で介護職員初任者研修を修了し、さらなるキャリアアップにも意欲を燃やしています。

50代無資格・未経験から介護職員初任者研修を取得して転職に成功したケース

子育てが落ち着き、もう一度フルタイムで働きたいと考えていた50代の方が、介護職員初任者研修の受講を決意しました。研修修了後に求人へ応募し、介護施設での面接では学習意欲と人柄を評価されて採用に至りました。以前の職種で培った丁寧な顧客対応の姿勢が利用者に好評で、スムーズに職場に馴染むことができました。

60代で介護職員初任者研修を取得して正社員として採用されたケース

定年退職後の再就職として介護職を選び、まずは介護職員初任者研修を取得することで基礎知識を身につけました。その後は正社員として採用され、豊富な社会経験や責任感を買われて業務全般に携わっています。体力面の不安を補うために福祉用具を上手に活用し、周囲との連携を大切にしながら利用者に安心感を提供しています。

70代で介護福祉士に合格して勤務を継続しているケース

70代で介護福祉士の国家資格に合格したというモチベーションの高さが評価され、現在も勤務を続けています。同世代の利用者とのコミュニケーションが得意なだけでなく、若手職員の指導やマネジメントにも携わるなど、多方面で重宝されています。年齢に縛られずに学び続ける姿勢が、幅広い世代との協働を生み出し、職場でも大きな存在感を示しています。

FAQ|介護士の年齢に関するよくある質問

Q1.
資格取得すれば年齢に関係なくキャリアアップできますか?
A

介護職の資格には年齢制限がなく、取得すれば転職や昇給などキャリアアップに有利になります。特に国家資格である介護福祉士の取得は給与面や職場での評価に直結し、就職先の選択肢も広がるでしょう。各施設によって研修費用の補助や勉強会の開催などサポート体制も多様化しているため、学習意欲のある方なら年齢を問わず成長が期待できます。

Q2.
定年退職後ですが、多様な時間帯・雇用形態の選択肢はありますか?
A

パートやアルバイト、嘱託雇用など、勤務時間や待遇にも柔軟性があり、定年退職後でも自分のペースで働ける施設が多いです。デイサービスや訪問介護など夜勤が必要ない職場を選ぶことで、身体的負担を抑えて活躍できます。まずは短時間勤務から始めて、慣れてきたら時間を延ばすという段階的な働き方を採り入れる方もいます。

Q3.
50代で初心者ですが身体的負担と慣れるまでの時間はどれくらい?
A

個人差はあるものの、適切な福祉用具の使用や周囲のサポートを得ることで身体的負担を軽減することが可能です。慣れには数ヶ月から半年程度かかるケースが多いため、最初の時期は周囲の協力を得ながら無理のないペースで業務を身につけることが大切となります。体を動かす以外にも利用者との会話や記録業務など多様な仕事があり、自分の得意分野から少しずつ広げていく方の例も多いです。

Q4.
シニアが介護現場で働く際に気をつけるべきポイントはありますか?
A

まずは自分自身の健康管理が最重要で、適切な休養や体調管理を心掛けることが基本です。次に正しい介助方法や福祉用具の使い方をしっかり習得し、体力的な負担を減らす工夫が必要です。最後に、チーム内のコミュニケーションを円滑にすることで仕事の効率や利用者へのサービス品質が向上し、長期的な雇用を維持しやすくなります。

Q5.
介護士に年齢による給与・待遇面でのギャップはありますか?
A

近年では経験や資格の有無を重視する事業所が増え、年齢だけで給与を決定するケースは少なくなっています。モチベーションや実績、資格を取得して積極的に業務へ貢献する姿勢が評価されれば、昇給や待遇改善が見込めるでしょう。逆に言えば、長く働いているだけでは必ずしも評価にはつながらないため、常に学びと成長を心掛けることが大切です。

まとめ・介護士は何歳まででも働くことができます

介護業界は法令上も実務上も幅広い年代の方が活躍できる環境が整いつつあります。最後に本記事のポイントを振り返りましょう。

介護職は年齢制限がなく、60代・70代でも意欲と健康状態が良好であれば働き続けられる可能性がある点が大きな魅力です。定年後も嘱託やパート、再雇用制度などを活用することで長期的な就業が実現し、人生経験を活かして利用者や若手職員を支えられるのも介護職ならではといえます。資格取得の門戸も開かれており、キャリアアップと収入アップのチャンスも年齢に関係なく得られます。

また、未経験・無資格であっても、研修制度を利用して知識と技術を身につけることができるため、どの年代からでも新たなスタートを切りやすい環境です。これから介護業界への転職や就職を検討している方は、今回ご紹介した年齢別の活躍事例や注意点を参考に、自分に合った施設や働き方を見つけてみてください。多くの人生経験を武器に、長く活躍できる介護職の世界で新しい一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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介護の資格 湘南国際アカデミー
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この記事を書いた人
飲食業界で12年間、店長職から統括マネージャーとして店舗運営や新規事業開発に従事。その後、湘南国際アカデミーの求職者支援訓練で「介護職員基礎研修課程」を修了し、訪問介護のサービス提供責任者として勤務。デイサービスに異動後は所長兼相談員としてスタッフ育成に尽力し、人材採用から離職率の低下や過去最高売上達成などの成果を上げる。
現在はキャリアアドバイザーとして、求職者の就労サポートや企業支援を担当。採用担当経験者としての豊富な経験を活かし、求職者の強みを引き出す面接対策にも定評がある。介護業界の発展に貢献するべく、求職者・企業双方の支援に尽力。
プライベートでは息子と共にボーイスカウト活動を再開し、奉仕活動を通じて心を磨くことを大切にしている。
五味 順
藤沢校・横須賀校・横浜戸塚校・横浜馬車道関内校
【所持資格】
介護職員基礎研修・介護福祉士・調理師免許
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