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介護職員初任者研修のデメリットは?取得前に知っておきたい注意点

  • 介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護業界の入り口として多くの方が取得を検討する基本資格です。しかし、“資格”としての認知度が高い反面、手当が支給されにくいなどのデメリットを感じるケースもあります。

実際に研修を受けてみると、思い描いていた仕事内容とのギャップや、上位資格ではないためにキャリアアップが限定的に感じることも珍しくありません。

この記事では、介護職員初任者研修のデメリットや注意点を整理しながら、取得前に知っておきたい情報をわかりやすく解説していきます。

介護職員初任者研修のデメリットと思われるポイントを解説

介護職員初任者研修は介護の基礎を学ぶ資格として広く知られていますが、必ずしも給与アップにつながるわけではありません。現場によっては取得していても手当がつかない場合があり、「取るならもっと上の資格が良かったかもしれない」と感じる方もいます。
ここでは、多くの人が感じやすい資格取得に伴うデメリットや限界点を整理してみましょう。

資格手当が支給されない職場もある

介護現場の処遇改善は進んでいるものの、初任者研修を取得しただけでは資格手当を払わない職場もあります。事業所ごとの待遇差は大きく、スタッフ全員が一律で手当を受けられるわけではありません。

職場によっては実績や勤続年数を重視するため、初任者研修の資格取得だけでは給与アップのインセンティブにならないこともあるのです。実際に受講を決める前に、希望する職場で資格手当がつくかを確認しておく必要があります。

特に訪問介護などであっても、事業所の基準によっては無資格者との給与差が限定的な場合があります。資格手当を期待して取得するなら、しっかりと就業先の制度を調べながら検討すると良いでしょう。

初任者研修を取得しても介護福祉士の受験要件を満たせない

介護福祉士を目指す場合は、実務者研修の修了が受験資格として求められています。初任者研修だけでは介護福祉士試験の最終受験要件を満たせないため、結局は追加で研修を受ける必要があります。

初任者研修はあくまで基礎資格としての位置づけが強いので、キャリアアップのステップとしては不十分と感じる人も多いです。先を見据えているなら、先に実務者研修を取る選択肢も検討する価値があるでしょう。

ただし、初任者研修を受講してから実務者研修に進むことで、より段階的に専門知識を積み上げるという利点もあります。自分に合った学習スタイルやスケジュールに合わせて、どのタイミングで上位資格に進むか検討してみてください。

実務者研修や介護福祉士と比べるとキャリアアップ効果が限定的

初任者研修は、介護の基礎を学ぶ資格として最初の一歩には適していますが、実務者研修介護福祉士のように、業務の幅を広げたり大きく給与が上がったりする効果は限定的です。取得後に大きな昇給を期待すると、ギャップを感じる可能性があります。

日々の業務に役立つ知識や基礎的な技術を学べる点は大きな強みですが、あくまでスタートラインとしての位置付けです。現場での経験を積むことで初めて、知識や技術が生きてくるという声も少なくありません。

介護職として長期的にキャリアを築くなら、早めに実務者研修や介護福祉士への道筋を視野に入れる方が結果的に得策です。初任者研修をキャリアアップの通過点と考え、長期的な目標設定をしておくとスムーズに進みやすいでしょう。

介護職員初任者研修の取得が「意味ない」と言われる理由と実際

介護職員初任者研修は、「意味がない」と言われる一因には、無資格でも介護求人が多く、働きながらでも十分に実務経験を積める点があります。実務に入れば、基礎知識のないままでも先輩スタッフから教わり、習得していくと考える人も少なくありません。ここでは、実際にどのような背景があるのか見ていきましょう。

無資格でも介護業界に就職する方法がある

介護業界では慢性的な人材不足が続いているため、無資格・未経験でも採用する職場は珍しくありません。実際、現場で一から学びたいと考える事業所もあるので、初任者研修を持っていなくても就職自体は可能です。

ただ、採用後の研修や現場教育の充実度は職場によって差が大きいです。資格のない段階では知識不足を感じることが多く、業務の習得スピードが遅れる可能性もあります。

したがって、早期に介護の基礎を身につけておきたい人にとっては、初任者研修を取得することは意義があります。就職の手段としてだけでなく、自己成長のステップと捉えると良いでしょう。

無資格でも初任者研修より上級の実務者研修を取得できる

実務者研修初任者研修の上位資格に位置付けられますが、実は無資格の方でも直接受講できます。そのため、時間と費用を一度にかけて実務者研修を終えたほうが、長期的に見て効率が良いという意見もあります。

しかし、実務者研修をいきなり受講すると、介護の基礎を学ぶ段階が省略されることになるため、人によっては学びのペースが合わず、内容を消化しきれない場合もあります。

介護の世界が初めての方は、初任者研修を受講して徐々にステップアップした方が理解しやすいケースも多いです。自分の学習スタイルを考慮しながら、どちらを先に取得するか検討するのが望ましいでしょう。

業務内容が無資格者とほとんど変わらない現場もある

現場によっては、初任者研修修了者と無資格者の業務範囲がほとんど変わらないところもあります。特に人員配置や利用者のケア内容が限定的な施設や在宅サービスで、区別をはっきりつけていないケースも存在します。

そのため、資格を活かして独自にできる業務が少なく、「わざわざ取る意味がない」と感じられる場合もあります。こうした状況は施設の人員体制や経営方針にも左右される点が大きいです。

ただ、将来的に介護福祉士を目指すなど、次のステップを視野に入れるのであれば、初任者研修で基礎力を身につけておくことは長い目で見た時にプラスになります。

研修内容が座学中心で実務とのギャップを感じやすい

初任者研修は、主に教室での講義や実習を通じて基礎を学ぶカリキュラムです。実践的な演習も行いますが、受講者によっては現場特有の空気感やトラブルへの対処法を身につけきれないと感じることがあります。

特に介護施設では利用者の体調や気持ちに合わせた柔軟な対応が求められるため、マニュアル通りにいかない場面も多々あります。座学中心だった講習内容との違いに戸惑う人も少なくありません。

現場での実体験を通じて学べることが多いため、資格取得後は積極的にOJTや先輩の指導を受ける姿勢が大切です。資格取得時には土台を学び、現場で応用力を高めるイメージを持つとよいでしょう。

介護現場での無資格者と初任者研修修了者の違い

介護職に就く際、まったく同じ仕事内容を担当しているように見えても、初任者研修の有無で採用条件や将来のポジションに差が出ることがあります。資格を持っていることで受けられる求人の幅も増えるため、職種選びの幅が広がるのです。ここでは、介護現場に実際に入ったとき、どのような違いがあるのか解説していきます。

求人数・給与面での優位性

求人情報を比較すると、初任者研修を取得している人のほうが応募できる職種や事業所が多いのが実情です。訪問介護などでは特に、無資格では担えない仕事があるため求人数に明確な差が出ます。

また、給与面においても資格手当の有無で月数千円から数万円ほど変化が出ることもあります。ただ、前述の通り手当がつかない職場もあるので、この辺りは事前のリサーチが欠かせません。

無資格スタートでも経験を積めば評価される場合はありますが、目標に合った待遇を早期に得たいなら、初任者研修の取得は一つの大きなアドバンテージになるでしょう。

資格があることで得られる信頼度とキャリアパス

介護は利用者との信頼関係が非常に重要です。そのため、介護の基礎知識や技術を修得しているという証明としての資格は、利用者や家族からの信頼を高める要因になります。

また、将来的に介護福祉士やケアマネジャー(介護支援専門員)などの上位資格を目指す際、早い段階から基礎を学んでいると理解度とモチベーションを維持しやすいです。

キャリアパスの第一歩として初任者研修を取得しておくと、次に続く実務者研修や介護福祉士への移行がスムーズになります。計画的にレベルアップを目指す人にとっては、長期的に役立つ資格といえるでしょう。

介護職員初任者研修の取得がおすすめな人|デメリットに感じない人

資格を取得する意義は人それぞれですが、自信をもって介護の世界に飛び込みたいと考える方にとっては、初任者研修の存在は心強いものです。特に「いきなり実務者研修介護福祉士はハードルが高い」と感じる方にとっては、着実に基礎を固められます。ここでは、介護職員初任者研修の取得がおすすめな人はどんな人かを紹介していきます。

未経験から安心して介護現場に入りたい方

介護業界に不安がある方や、初めての職種への挑戦で心配な方には、初任者研修で基本を学んでおくとスムーズです。最低限のケア技術やコミュニケーション方法を知っていることで、実際の業務に取り組みやすくなります。

職場でイベントのように研修を行うケースもありますが、初めての現場は慣れるまでに時間がかかるもの。あらかじめ資格で基礎知識を押さえておくと、周囲のサポートを受けながらより自信を持って働けます。

実際の現場で学べることは多いですが、最初から大きな戸惑いを感じないためにも初任者研修は良い選択肢といえるでしょう。

基礎的な介護スキルの修得をしたい方

身体介助や食事介助など、日常生活の支援に必須となる基本的な技術を体系的に学びたい方にとって、初任者研修のカリキュラムはとても役立ちます。

独学ではなかなか学べない、リスク管理や身体のメカニズムなども講義や演習を通じて学ぶため、安心感と実践力が身につきやすいです。

基礎がしっかりしていると、現場で応用的なケアを学ぶときにも理解が早まります。最初に身につけた基礎が長期的に活きるという意味では大きなアドバンテージになります。

家族の介護にも役立つ知識が得たい方

介護は自分の家庭の中だけで完結することも多いです。例えば親や配偶者の介護が必要になるケースでは、プロの手を借りずに自宅でできることが増えると負担の軽減につながります。

初任者研修で学んだ実践的な介助方法やコミュニケーション力は、家庭介護でも活かしやすいです。特に高齢者の心身の特性に関する知識は、独学では分かりづらい部分をカバーします。

将来の介護に備えたいと考えている人や、現在進行形で家族のケアに携わっている人にとっては、専門的な知識が日常的に役に立つでしょう。

丁寧に介護職としてキャリアアップしたい方

いきなり介護福祉士を目指すのはハードルが高いと感じる方や、段階的に知識を積み上げたい方には、初任者研修をまず修了する選択が有効です。

基礎的な知識をきちんと身体に落とし込むことで、その後の実務者研修や介護福祉士への道のりがスムーズになるケースが多く、着実に成長を感じながら進めます。

また、資格取得のプロセスを踏むことで自信もつきやすく、自分がどこまでスキルを身につけたかを客観的に把握できる点もメリットです。

初任者研修の取得方法と費用の相場

通信講座と通学講座を併用できるスクールや、夜間・土日コースを設けているスクールなど、多くの方が働きながらでも通いやすい仕組みが整いつつあります。同時に、通学の回数や場所を事前に確認することで、無理なく受講できるかを判断できます。ここでは、取得を検討する際に気になるのが受講スタイルや費用面を解説します。

通学・通信・夜間・土日コースの選択肢

初任者研修の受講スタイルは多彩です。通学スタイルで講義を受けるときは、先生や仲間と直接コミュニケーションを取りやすいのが利点です。一方、通信で学ぶ場合は自宅学習が中心になるため、自分のペースで進められます。

夜間コースや土日コースを利用すれば、平日勤務の方でも無理なくスケジュールを組むことができます。忙しい社会人や子育て中の方にとっては、柔軟に時間を作れるかどうかが重要です。

通学と通信を合わせたハイブリッドコースを提供しているスクールもあるので、検討の際には自分の生活スタイルに最適なプランを選ぶと学習効率が上がるでしょう。

受講料の目安や助成金制度の活用

受講料の相場は5万円から10万円程度ですが、スクールや地方自治体によっては大きく異なることがあります。中には実習が豊富な高額コースや、期間短縮を特徴とするコースなど、付加価値に応じて費用に差が出ることも珍しくありません。

助成金制度や自治体の研修費補助などを活用することで、受講料を実質的に抑えられるケースがあります。特にハローワークや自治体との連携制度を利用すると、受講料を一部または全額補助してもらえることもあるので要チェックです。

資格取得を想定して転職活動をしたい方や、家庭と両立しながら進めたい方は、こうした支援制度をうまく利用することで学びやすい環境を整えることができます。

初任者研修後に失敗しないために

初任者研修修了後、いきなり現場ですべてのことが理解できるわけではありません。むしろ、現場に出てからが本格的な学びのスタートともいえます。周囲の先輩や指導者とコミュニケーションを取りながら、OJTの機会を活用していくことが重要です。ここでは、資格を取得した後に戸惑わないよう、取得後の過ごし方や学び方を解説します。

現場視点を意識した学び方とOJTの活用

初任者研修で学ぶ内容は、基本的に理想的な状態でのケア手順が多いです。しかし、利用者一人ひとりの体調や状況は異なるため、教科書通りにはいかないことが日常茶飯事となります。

そこで重要になるのが、実際の現場で経験を重ねながら学ぶOJTです。独学や研修では得られなかった、ケースバイケースの対応方法を職場の先輩などから直接学ぶことで、知識の幅を広げることができます。

講座の内容も大切ですが、現場で活かす意識を常に持って行動することで、初任者研修の価値を最大限に引き出すことができるでしょう。

上位資格へのステップアップ計画を立てる

介護業界では実務者研修介護福祉士など、上位資格の取得で明確にキャリアアップが見込めます。初任者研修修了後の数年間で着実に経験を積み、次の資格に挑戦するプランを立てるのがおすすめです。

受験資格や実務経験の要件を調整しながら計画を進めることで、スムーズに上位資格へアプローチできます。特に介護福祉士は国家資格であり、実務者研修の修了が必須となるため早めの情報収集が大切です。

段階的にスキルを高める意識を持つことで、日々の業務のモチベーション維持にも役立ちます。初任者研修はその一歩目と位置づけ、長期的な視点でキャリアを積み重ねていきましょう。

FAQ|介護職員初任者研修のデメリットに関するよくある質問

介護職員初任者研修の受講を検討するにあたり、よくある疑問や不安をQ&A形式でまとめました。受講前に知っておくべき注意点を明確にし、自分に合った進め方を見つけましょう。

Q1.
初任者研修を取っても、職場で手当がつかないのはなぜですか?
A

介護職員初任者研修の資格を取得しても、すべての事業所で資格手当が支給されるわけではありません。給与体系や評価制度は事業所ごとに異なり、無資格者と給与差がないケースもあります。事前に勤務先や希望職場の制度を確認することが大切です。

Q2.
初任者研修だけでは介護福祉士になれませんか?
A

はい、なれません。介護福祉士国家試験を受験するには、初任者研修ではなく「実務者研修」の修了が必要です。初任者研修はあくまで基礎資格であり、キャリアアップを目指す場合は次のステップとして実務者研修の受講が必要です。

Q3.
初任者研修だけでは介護福祉士になれませんか?
A

はい、無資格でも実務者研修を直接受講することは可能です。ただし、介護の知識や経験がない方にはハードルが高く感じられる場合があります。そのため、基礎をしっかり学びたい方には、初任者研修から始める方法が向いています。

Q4.
研修内容が実際の現場と違ってギャップを感じることはありますか?
A

あります。初任者研修は主に座学や演習が中心のため、現場で必要とされる臨機応変な対応力や経験までは学びきれないことがあります。資格取得後は、OJTや現場の先輩からの学びを通して実践力を高めることが重要です。

Q5.
それでも初任者研修を取るメリットはありますか?
A

はい、あります。初任者研修を取得することで、就職先の選択肢が広がり、介護の基本スキルを体系的に学べます。また、利用者やご家族からの信頼にもつながります。今後のキャリアを見据えた第一歩として有意義です。

まとめ・総括

初任者研修には時間や費用の面などでデメリットもありますが、基礎的なスキルや知識を学べる利点は大きいです。自分のキャリアプランや現場での業務内容を踏まえ、上位資格への道を考慮しながら資格取得を検討してみてください。

湘南国際アカデミーでは、初任者研修から実務者研修介護福祉士対策まで一貫してサポートしております。

「どの資格を取るべきか迷っている」「今の自分に合ったコースを知りたい」そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人
大学でキャリアカウンセリングを専門的に学び、当時最年少の記録でキャリアコンサルタント資格を取得。公共職業訓練校では多様な受講生を対象に就職支援やキャリア相談を行い、私立大学・短期大学の就職課相談、セミナー講師、企業の採用評価、区役所での女性相談など幅広い現場で実績を積む。
湘南国際アカデミーでは、介護関連資格の教育・職業紹介を通じ、「介護をする側のQOL向上」をテーマにイベントや研修を企画し、受講生や就労先企業から厚い信頼を獲得。これまで延べ約1万人を支援する中でグリーフケアの重要性を痛感し、仕事と人を結ぶだけでなくケアの視点を含む総合的なサポートを目指している。現在は上智大学グリーフケア研究所でさらなる学びを得ながら、各企業向け「事業所内レベルアップ研修」の企画・運営にも携わり「レクリエーション介護士2級講座」の講師も務める。介護とキャリアの両面から多面的に活動を展開している。
中澤 みほ
藤沢校
【所持資格】
国家資格キャリアコンサルタント・上智大学グリーフケア研究所認定 臨床傾聴士・一般社団法人全人力を磨く研究所認定 ホリスティックケア士・一般社団法人日本ホスピタリティ検定協会認定 グリーフケア・リテラシー検定合格・レクリエーション介護士2級及び講師資格