介護業界への第一歩として、多くの方が選ぶのが「介護職員初任者研修」です。初めは専門用語や実技演習の多さに不安を感じることもありますが、実際の受講生の声を聞くと、学び始めることで、着実にスキルが身についている達成感や受講生同士での励まし合いが刺激になるなどの充実感を感じる方が多いようです。
湘南国際アカデミーでは、資格取得に必要な知識とスキルを基礎から丁寧に学べるカリキュラムに加え、未経験者にも配慮した充実のサポート体制を整えています。本記事では、修了生の体験談や研修を通じて得られるスキル、修了後の進路などを紹介します。これから初任者研修を検討している方は、ぜひ参考になさってください。
初任者研修を実際に受講した人の感想・修了生の声
介護職員初任者研修を修了した方々が特に印象的だと話すのが、実技演習の実践性です。座学だけでなく、介護現場を想定した実技指導が充実しており、自信を持って就職・現場に臨めたという声が多く寄せられています。
湘南国際アカデミーでは、現場経験豊富な講師が指導を行っており、リアルな介護技術や応用力が自然と身につく点が評価されています。また、年齢も経歴も異なるクラスメートとの交流が刺激となり、学習のモチベーション維持にもつながったとのことです。

無資格・未経験から挑戦した受講生Sさんの体験談
「私はまったくの未経験からの初任者研修スタートでした。介護のことなんて全然分からなくて、最初の授業では専門用語に戸惑ってばかり。でも、湘南国際アカデミーの講師の方が、事例を交えてとても丁寧に教えてくれて、気づいたら理解できるようになっていました。
実技では“なんでこの動作が大切なのか”を説明してくれて、意味を知るとすぐに実践に活かせる感じがしました。修了する頃には、現場に出ても通用する基本がしっかり身についていて、自信を持って就職活動ができました。」
子育てをしながら初任者研修を受講したFさん
「私は子育て中で、時間のやりくりが最大の課題でした。でも湘南国際アカデミーでは、振替制度やオンラインサポートがあって、自分のペースで学べる環境が本当にありがたかったです。
家族に協力してもらいながら、通学日には家事を分担してもらったり、隙間時間に勉強したりしていました。講義内容はどれも新鮮で、生活に役立ちそうな知識がたくさん。“大変だけど、やってよかった”って、終わったときに心から思いました。」

元事務職
介護職への転職活動の中で資格の重要性を実感
「事務職を長年していましたが、定年後の働き方を考えたときに“人のためになる仕事がしたい”と介護職に興味を持ちました。ただ、経験も知識もなく、まずは初任者研修を受けてみようと決めました。
湘南国際アカデミーでは年代に関係なく受講生同士が仲良く協力し合う雰囲気があったので、安心して学ぶことができました。就職活動では、資格があることで履歴書の印象が全然違うと実感しました。その後も湘南国際アカデミーの実務者研修と介護福祉士受験対策講座を受講し、介護福祉士を取得した後、現在は障害福祉事業所で管理者として勤務しています。」

病院勤務経験を活かして幅広く学べた
「前職で看護助手をしていましたが、もっと専門的に介護を学びたいと感じ、初任者研修を受けました。医療の現場とはまた違った視点が必要で、利用者さんとの距離感や声かけの仕方など、細やかな配慮の大切さを実感しました。
湘南国際アカデミーでは、医療と介護の違いもわかりやすく解説してくれて、知識を整理しながら学べました。現在は訪問介護の仕事をしていて、受講内容がすぐに役立っています。」
家族の介護がきっかけで初任者研修を受講した修了生Sさんの声
「母の介護をする中で、自己流では限界を感じていました。“このやり方で本当に合っているのかな…”という不安が常にあって、もっと正しい知識を身につけたいと思い、湘南国際アカデミーの研修に参加しました。
座学や実技で学んだことを家庭でも試してみると、母の様子が少しずつ良くなってきて、私自身もすごく励まされました。今では状況に応じたケアができるようになり、介護が“苦しいだけの時間”ではなくなった気がします。また、自宅に来てくださるヘルパーさんと共通言語で話せることが、とてもラクになりました。」

他の業界から転職して初任者研修を修了したDさん
「もともと営業の仕事をしていたのですが、“もっと人の役に立つ仕事がしたい”という気持ちが強くなって、思い切って介護の世界に飛び込みました。正直、最初は不安ばかり。でも、湘南国際アカデミーの初任者研修で、現場での実例をたくさん教えてもらって、イメージがどんどん明確になりました。
座学と実技を両方しっかり学べたことで、“介護ってこういうことなんだ”と実感できる場面が何度もありました。今では、以前の仕事で培ったコミュニケーション力を活かしながら、利用者さんと信頼関係を築く毎日です。」
初任者研修という共通の目標を持つ仲間と学ぶメリット
これらの受講生や修了生は年齢や経歴もさまざまですが、「介護職員初任者研修を修了したい」という共通の目標を持って学んでいるという点で強い一体感が生まれます。
湘南国際アカデミーの実技演習では、仲間同士で実践し合い、フィードバックを出し合う機会も豊富です。こうした学び合いを通して、自然と助け合いの関係が築かれ、モチベーションの維持にもつながります。修了後も連絡を取り合い、就職やキャリアアップの相談をし合う関係が続くこともあります。
初任者研修の修了後に広がるキャリアパス
初任者研修を活かして現場で活躍
初任者研修を修了すると、介護施設や訪問介護、デイサービスなどさまざまな現場で働けるようになります。学んだ知識やスキルはすぐに実務に役立ち、現場での自信につながります。湘南国際アカデミーをはじめ、就職支援を行っているスクールも多く、安心して次のステップに進めます。
上位資格へのステップアップも可能
修了後は、実務者研修や介護福祉士といった上位資格にチャレンジできるようになります。実務者研修では、より専門的なケアや現場のリーダーとして必要な知識が学べ、介護福祉士になると国家資格として待遇やキャリアの幅も広げることが可能です。
FAQ|初任者研修の受講を検討中の方から寄せられるQ&A
- Q1.初任者研修は介護未経験や無資格でも受けられますか?
- A
はい、未経験でもまったく問題ありません。介護の知識や経験がない方でも、基礎から無理なく学べる内容になっています。実際に受講生の多くがゼロからのスタートで、修了後には介護職に就いています。
- Q2.受講にあたって必要な資格や学歴はありますか?
- A
特別な資格や学歴は必要ありません。中卒・高卒・大卒の方など幅広い学歴の方が受講されており、年齢層も10代からシニア世代まで多様です。
- Q3.初任者研修が「大変・しんどい」と言われる理由は?
- A
実技と座学の両方を学習する必要があり、覚える内容も多く、レポート課題や予習・復習が求められます。特に働きながらや子育て中の方は時間管理が課題になりますが、周囲のサポートや工夫で乗り越えられるケースがほとんどです。
湘南国際アカデミーではそのような学習中の「困った」「大変」と言ったお声はLINEのサポート相談でいただくことがあります。ご自身の今の学習の進め方や仕事や家事との時間配分などをお伺いし、不安を安心感に変えられるようにサポートさせていただいています。
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- Q4.レポートや課題の内容は難しいですか?
- A
知識だけでなく、自分の考えを文章にまとめる課題もありますが、丁寧な講義や資料を活用すれば対応可能です。講師やクラスメートに相談できる環境があると、取り組みやすくなります。
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- Q5.湘南国際アカデミーではどのような支援体制がありますか?
- A
個別サポート、補講制度、オンライン学習ツール、キャリア相談など多方面からの支援があります。特にライフスタイルに合わせた柔軟な受講が可能な点が特徴です。
- Q6.初任者研修は子育てや仕事と両立できますか?
- A
十分に可能です。夜間クラス、土日集中クラスなど、多様な時間割が用意されているスクールが多く、家庭や仕事との両立をしている方も多数います。
- Q7.初任者研修の実技演習で求められる体力はどの程度?
- A
介護職は体を使う仕事でもあるため、実技では移乗介助や車いす操作などで体力を使います。初めは疲れることもありますが、段階的に学ぶことで無理なく慣れていけます。
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- Q8.初任者研修の受講中につまずいた場合のフォローはありますか?
- A
ほとんどのスクールで講師に個別で質問できる時間が設けられています。湘南国際アカデミーでも、個別面談や振り返り学習を通じて、苦手分野の克服が支援されています。
- Q9.就職はどんな施設にできますか?
- A
特別養護老人ホーム、デイサービス、訪問介護ステーション、有料老人ホーム、グループホームや病院など、幅広い施設で働くことができます。多くの施設で初任者研修修了者を採用条件としています。
- Q10.湘南国際アカデミーでは就職支援もしてもらえますか?
- A
はい。就職面談、履歴書添削、模擬面接、求人紹介など、受講中から修了後まで手厚いサポートをさせていただいております。特に校舎ごとにキャリアサポートの担当者を決めており、受講中からお仕事のご相談を承ることも可能です。地域の事業所との連携もあり、地元就職を希望する方にも有利です。
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- Q11.初任者研修後のキャリアアップにはどんな道がありますか?
- A
初任者研修を活かして介護業界での活躍を目指そう
初任者研修の経験を活かし、今後の介護業界での活躍につなげるポイントを最終的に整理します。
初任者研修は介護の基礎を学び、現場に立つための最初の関門となる資格です。未経験や無資格からでも、正しい知識と実践力を身に付けることができるため、多くの人が介護職としての一歩を踏み出しています。
ただし研修中は座学や実技演習に追われることもあり、大変だと感じる場面も少なくありません。しかし、講師や仲間の支え、スクールのサポート体制を活用して乗り越えることで、修了時には大きな達成感と自信を得られるでしょう。
修了後は介護職として働きながらキャリアアップを目指す道も広がります。初任者研修で得た経験と学びを活かして、より専門性の高い資格取得や、現場でのリーダーシップ発揮につなげていくことが可能です。
湘南国際アカデミーがその挑戦を全力でサポートします。

中澤みほ(キャリアコンサルタント)
この記事の監修者
大学でキャリアカウンセリングを学び、最年少でキャリアコンサルタント資格取得。公的機関や大学の就職支援等で約1万人を支援。湘南国際アカデミーにて介護資格教育・就労サポートを担い、現在は上智大学グリーフケア研究所でも学びを深めている。
【所持資格】
国家資格キャリアコンサルタント
上智大学グリーフケア研究所認定 臨床傾聴士
一般社団法人全人力を磨く研究所認定 ホリスティックケア士
一般社団法人日本ホスピタリティ検定協会認定 グリーフケア・リテラシー検定合格