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第7回:介護職の最新動向&意識調査マンスリーレポートデータ一覧

  • 介護事業所向け研修

介護職の動向&意識調査の集計結果と所見

【2026年4月度】 介護職の最新動向&意識調査マンスリーレポート

このたび湘南国際アカデミーでは、以下の方針で「介護職の最新動向と意識」に関するアンケート調査を実施しました。

  1. 介護のやりがいや課題、働きやすさについて
  2. 現場で働く方々の“リアルな声”を社会へ届ける
  3. 介護業界の未来づくりに役立つヒントを探る

介護の仕事が社会でどのように捉えられているのか。
そして、実際に現場で働く皆さまが何を感じ、何を望んでいるのか。
その「本音」に耳を傾け、可視化することで、介護という仕事の価値や可能性を、より多くの人に正しく届けたい——
そんな思いから、この調査を行いました。

本調査は今回限りではなく、マンスリーで実施していく予定です。
今後も介護職員の皆様を中心に現場の声を拾い上げ、介護業界の理解と発展に貢献してまいります。
各企業様や各業界関係者様からのご意見やご要望も賜れますよう、ご協力の程お願い申し上げます。
新たな商品・サービスの共同研究から開発に関しましても、積極的に取り組んでおりますので、お気軽にお問い合わせください。

※この一覧に表示されている数値は、小数点以下第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しています。

Q
1.あなたの性別を教えてください。
Q
2.あなたの年齢を教えてください。
Q
3.現在の雇用形態を教えてください。
Q
4.あなたの現在の勤務先の事業所種別を教えてください\
Q
5.あなたが現在保有している介護資格を教えてください。(該当するものをすべて選択)
Q
6.介護業界での勤務経験を教えてください。
Q
7.現在の職種を教えてください。
Q
8.介護職の魅力を感じる瞬間はどのようなときですか?(複数選択可
Q
9.介護職を選んだ理由を教えてください。(複数選択可)
Q
10.介護職として働く上での不安を教えてください。(複数選択可)
Q
11.介護職の仕事で最もストレスを感じる要因を選んでください。 
Q
12.夜勤の負担について、どのように感じていますか?
Q
13.仕事を続けるために必要なサポートは何ですか?(複数選択可) 
Q
14.介護ロボット・ICTの活用に対する意向を教えてください。
Q
15.現在の給与・待遇に満足していますか? 
Q
16.経済的な安定度について、現在の収入で生活できていますか? 
Q
17.今後のキャリアプランについて教えてください。
Q
18.転職する際に重要視する点を教えてください。
Q
19.介護業界への就職・転職を知人に勧めますか?
Q
20.介護職の離職理由として考えられる要因を教えてください。(複数選択可) 
Q
21.現在の職場の満足度を5段階で評価してください。 
Q
22.あなたの国籍について教えてください。
Q
23.【外国籍の方のみ】 国籍を教えてください。
Q
24.あなたの職場では外国人スタッフが働いていますか?
Q
25.外国人スタッフとのコミュニケーションで困った経験はありますか?
Q
26.2024年以降、働き方や現場の雰囲気に変化を感じましたか?
Q
27.どのような点で変化を感じましたか(自由記述欄)
Q
28.あなたが日々の業務で重要だと感じる知識・技術・学びについて、各項目をそれぞれ評価してください。
Q
29.介護業界をより良くするために、現場から伝えたいことがあればお聞かせください。(自由記述欄)

※当マンスリーレポート「介護職の動向&意識調査」の情報は、無償で公開しておりますが、引用や転載などをする際には引用した資料やURLを明確に記載することをお願い致します。

まとめ

湘南国際アカデミー学院長:仲川一清

仲川一清(介護福祉士)

介護職動向&意識マンスリーレポート 担当者

湘南国際アカデミー学院長。介護福祉士や社会福祉士などの資格を持ち、教育者としての豊富な経験を活かして次世代の介護人材育成に尽力。受講生合格率95.5%を達成した介護福祉士国家試験対策講座や200名以上の教員育成の実績を持つ。著書やeラーニング教材も手掛けるなど、幅広い活動を展開中。

感謝と厳しさが同居する現場——「人間関係」が定着のカギを握る

〜413人アンケート調査より〜

本調査から、介護職として働く人々の意識には、「やりがい」と「厳しさ」の両面が明確に表れていることが分かりました。

まず、給与・待遇面については、「あまり満足していない」「全く満足していない」と回答した割合が6割を超えており、依然として処遇に対する不満が大きい状況がうかがえます。仕事内容の重要性や責任の大きさに対して、十分な評価や報酬が伴っていないと感じている職員が多いことが、離職や人材不足の背景の一つと考えられます。

一方で、今回の調査で改めて浮き彫りになったのは「人間関係」の重要性です。転職時に最も重視される項目として給与を上回り、同時に最もストレスを感じる要因としても最多となっていることから、職場内のコミュニケーションやチームづくりへの支援が、定着率向上のカギになると言えるでしょう。自由記述からも、人員不足や業務負担の増加に加え、職場ごとのマネジメントの質によって現場の実感に大きな差があることが読み取れます。

また、介護職の専門性や社会的評価に対する課題意識も根強く、「専門職として正しく評価されたい」という声が多く寄せられています。これは単なる待遇改善にとどまらず、職業としての価値向上が求められていることを示しています。

これらの結果から、今後の介護業界においては、処遇改善はもちろんのこと、人材定着を見据えた職場環境の整備やマネジメントの質の向上、そして介護職の社会的価値の向上に向けた取り組みが、これまで以上に重要になると考えられます。

クロス分析から見えること

単純集計だけでなく、設問同士を掛け合わせて見ると、いくつかの示唆的な傾向が浮かび上がりました。

満足度が高いほど、継続意向・推奨意向は跳ね上がる:職場満足度が「非常に満足」の層では8割が「介護職を続けたい」と回答し、知人への推奨も45.0%と高水準でした。一方「非常に不満」層では継続意向はわずか18.4%に落ち込み、「全く勧めたくない」が39.5%にのぼります。満足度の向上は定着だけでなく、口コミによる人材確保にも直結する構造がはっきり表れています。

給与不満と生活の厳しさは強く連動:給与・待遇に「全く満足していない」と回答した層のうち、66.4%が「生活が厳しい」または「生活できない」と回答しました。「とても満足している」層ではこの割合は0%で、待遇の差がそのまま生活の安定度に反映されている実態がうかがえます。

事業所種別で満足度に大きな開き:「訪問介護(ホームヘルプ)」は満足計54.3%と最も高く、次いで「小規模多機能型居宅介護」40.0%、「病院」39.3%と続きました。一方、「有料老人ホーム」27.0%、「特別養護老人ホーム(特養)」22.5%は満足計が2割台にとどまり、事業所の形態によって職員の実感が大きく異なることが分かります。

勤務経験7〜10年の中堅層で不満が最大に:勤務経験別に満足度を見ると、「7〜10年」層で不満計(不満+非常に不満)が35.9%と最も高く、他の経験年数層より突出しています。管理業務や後輩指導などの役割が増える一方で、待遇面の変化が伴わないことへのギャップが背景にある可能性があります。

男性は経済的不安・将来キャリア不安がより強い:働く上での不安を性別で比較すると、男性は「収入面・経済的な不安」64.8%、「将来のキャリア」23.1%と、いずれも女性(52.2%、17.1%)を上回りました。家計を担う意識の違いなどが背景にあると考えられます。

この記事を書いた人
元学校法人九里学園 浦和短期大学実習指導担当、元学校法人帝京大学 帝京大学福祉・保育専門学校 講師。社会福祉法人神奈川社会福祉協議会かながわ福祉人材センターキャリア支援専門員などを経て、湘南国際アカデミー学院長へ就任。現場経験も豊富な教育のプロとして、心に響く講座が大人気。特に介護福祉士国家試験の受験対策講座においては受講生の合格率が94%(2025年4月現在)まで向上し、直前対策講座や模擬試験など数々の人気講座をプロデュース。その他、次世代の教育者の育成にも力を入れており、湘南国際アカデミーの実務者研修教員講習会の講師を務め、今までに300名以上の教員育成の実績がある。執筆活動においては、湘南国際アカデミーの介護福祉士受験対策講座のテキストや同じく介護福祉士受験対策のeラーニング「受かるんです」をはじめ、過去には「うかる!介護福祉士合格コーチ」「現場に役立つ介護福祉士実習の手引き」などがある。
また、湘南国際アカデミーが発行する「介護業界マンスリーレポート」の企画・監修にも関わり、介護事業所の人材課題や育成ニーズについて、継続的に現場情報の収集・分析を行っている。
仲川 一清
藤沢校・横須賀校・海老名校・相模大野校・横浜戸塚校・横浜馬車道関内校・小田原校・大和校・横浜二俣川校・横浜みなとみらいサテライト校
【所持資格】
介護福祉士・社会福祉士・介護支援専門員
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