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実務者研修のデメリットを解説!初任者研修との違いを比較

  • 介護福祉士実務者研修
実務者研修のデメリットを解説!初任者研修との違いを比較

実務者研修は、介護業界でステップアップを目指す方にとって欠かせない資格です。実際に取得することで、介護福祉士試験への道が開かれたり、現場でのリーダー的役割を担いやすくなったりと、将来のキャリアに大きく影響を与えるからでです。

一方で、受講時間や受講料の負担が大きいなど、決して軽視できないデメリットも存在します。特に無資格・未経験の方にとっては、学習負担が重く感じられるケースもあるでしょう。

この記事では、実務者研修のデメリットやメリットだけでなく、初任者研修との違いや費用負担を抑えるポイントなどを詳しく解説します。自分に合ったキャリア形成の参考にしていただければ幸いです。

実務者研修のデメリット

ここでは、実務者研修を受講する前に知っておきたい主なデメリットを取り上げます。事前に理解しておくことで、スケジュールや費用面の対策がしやすくなるでしょう。

実務者研修の大きなハードルは、費用面と時間的な負担です。初任者研修を経てから受講する場合は一部科目が免除されますが、無資格のまま受けると多くの時間を要します。さらにテキスト代やスクーリングに伴う出費が重なるため、想定以上の出費を強いられることもあります。

また、学習範囲が広いため、未経験・無資格の方にとっては専門用語や実践的な科目に関しては難しく感じられるかもしれません。総合的に見て、一度覚悟を決めて勉強時間をしっかり確保しなければならず、仕事や家庭との両立が難しいという声も多く聞かれます。

費用が高額になりやすい点

実務者研修の受講料は数万円から十数万円と高額になることが一般的です。特に無資格で受講を始める際は、受講時間が長くなりコストが膨らみやすい傾向にあります。事前に複数のスクールや通信講座を比較検討し、受講料や補助制度を調べることが大切です。

学習時間や受講期間が長く負担が大きい

実務者研修では、通信講座だけでなく通学による実技演習が求められるため、数カ月単位のスケジュールが必要になります。働きながら取得する場合は、休みの日を勉強にあてたり、仕事後に教材を学習するなど、心身に負担がかかるケースも珍しくありません。

無資格・未経験だと難易度が高く感じやすい

初任者研修などを経験せずに実務者研修へ飛び込むと、専門用語や実技の習得スピードに差がつきやすくなります。基礎知識を持っていない分、テキストの内容を把握するだけでも時間を要し、学んだことを実生活や現場に当てはめてイメージしづらいと感じる人もいるでしょう。

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実務者研修を受けるメリット

デメリットだけでなく、実務者研修を修了することで得られるメリットも多々あります。ここでは、代表的なメリットをピックアップして解説します。

実務者研修は、介護福祉士受験資格を得るために避けて通れないステップです。国家資格である介護福祉士への道が開かれるため、将来的に介護現場で責任ある立場を目指す方にとっては必須といえます。さらに、実務者研修を通じて応用的な介護技術や専門知識を習得できる点も魅力的です。

実務者研修は受講を完了することでサービス提供責任者として働けるほか、医療的ケアの技術を身につけることができます。これらは利用者の安心感や自分自身のスキルアップにつながりやすく、職場内での評価が上がる可能性も高いのです。

実務者研修のメリットに関して、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

☑実務者研修のメリット|国家資格取得・就職に役立つ理由とは?

介護福祉士の受験資格に直結する重要な研修

介護福祉士を目指すなら、実務者研修は必修科目となっています。取得していなければ受験資格自体を得られず、キャリアアップのチャンスを逃してしまうため、早めに計画を立てておくことが重要です。

キャリアアップ・昇給につながる可能性が高い

実務者研修を修了することで、介護現場での実践力が高まり、より専門性の高い業務を任されやすくなります。結果的に昇給や役職への抜擢に結びつくケースも少なくありません。

サービス提供責任者として働ける

訪問介護事業所では、サービス提供責任者という管理・指導的な役割を担うポジションがあります。実務者研修を修了していると、このポジションを任され、チームをまとめるリーダーとして活躍する機会が生まれます。

サービス提供責任者に関しての詳細は、以下のページをご覧ください

☑実務者研修で目指すサービス提供責任者の役割とメリット

医療的ケア(喀痰吸引や経管栄養)を習得できる

実務者研修では、医療的ケアの基礎を学ぶことができます。喀痰吸引や経管栄養の知識を習得することで、より幅広い利用者のニーズに対応できるほか、現場で重宝される存在になりやすいです。

初任者研修と実務者研修はどう違う?

初任者研修実務者研修は、共に介護関連の資格ですが、受講期間や学習内容、将来のキャリア形成において大きな差があります。以下でその特徴を比較してみましょう。

初任者研修は未経験の方にも理解しやすいような基本的なケアを中心に扱います。一方、実務者研修では専門的な知識や医療的ケアが含まれるため、明確にレベルの違いがあるといえるでしょう。

実は、初任者研修終了後に実務者研修を受講すると、共通科目が免除されるメリットがあります。結果として学習時間が短縮され、費用面でも負担を抑えやすくなるため、ゆくゆくは介護福祉士を目指す方にとっては効率的なルートです。

仕上がり像の大きな違い

初任者研修は介護の基礎力を養うカリキュラムが中心ですが、実務者研修では応用的な内容やリスクマネジメント、チームマネジメント面もしっかり学びます。将来的に現場のリーダーを視野に入れるなら、実務者研修の学習範囲は欠かせないテーマが多いと言えるでしょう。

費用・受講期間の差とダブル取得の検討

実務者研修の方が費用も時間もかかりますが、初任者研修を修了した後に実務者研修を取得する場合は学習量が一部免除されるので、負担軽減につながります。最終的に介護福祉士を目指すなら、両方の取得を計画的に行うほうがスムーズに資格を活用できるでしょう。

ハローワーク(職業訓練)で実務者研修を取るメリット・デメリット

公的支援を受けながら実務者研修の受講を検討するのであれば、ハローワークの職業訓練を活用する方法もあります。ここでは、その利点と注意点を見ていきましょう。

ハローワークでの職業訓練を利用すると、受講料が補助されるケースがあるため、費用負担が大きく軽減される可能性があります。

一方で、募集枠や開講時期が限られており、必ずしも自分の希望通りに日程が合うとは限りません。競争率が高い場合は選考で漏れてしまうこともあるため、早めのリサーチと申し込みが重要になります。

公的制度による費用の軽減と条件

ハローワークの職業訓練は、失業保険を受給中の方や特定の条件を満たす方が対象となる場合があります。補助金や受講料免除を利用できるメリットは大きい一方で、決められた出席率や就職活動の報告義務など、一定のルールに従う必要があります。

実務者研修を求職者支援制度で受講したい方は、以下の記事をご覧ください

☑求職者支援制度による実務者研修の受講料無料の可能性

スケジュールや募集枠の制限に注意

職業訓練は年に数回しか実施されないことも多く、思ったようなタイミングで受講できない可能性があります。受けたい時期に募集がない場合は別の支援策を検討するなど、柔軟に計画を立てることが重要です。

実務者研修が「意味ない」と言われる理由

一部では「実務者研修は意味ないのでは?」という声も聞かれます。その背景には、資格をどのように活用したいかという目的とのギャップが関係しているようです。

確かに、すでに自分のキャリアプランが固まっていて、介護福祉士を目指す気がない場合には、実務者研修の意義が薄く感じられるかもしれません。また、職場によっては取得後の待遇が変わらないケースもあり、あまり効果を実感できないことが理由に挙げられます。

とはいえ、現場でより専門性の高い業務を目指す人にとっては、取得する意味は十分に大きいでしょう。資格の活用度は職場環境や個人の目標にも大きく左右されるため、自分の状況や希望と照らし合わせることが大切です。

キャリアアップを希望しない場合のデメリット

実務者研修は主に介護福祉士受験など次のステップに進むための資格です。そのため、ただ目の前の仕事に専念したいという場合は、費用や時間に見合う見返りを感じにくい可能性があります。

資格手当が支給されない職場もある

職場によっては、実務者研修を修了しても資格手当や給与アップが設定されていないことがあります。こうした環境だと、自己研さんというモチベーションのみで学習を続けなければならず、意味を感じにくくなってしまうでしょう。

実務者研修を安く受講する方法

ハローワークでの職業訓練の他にも、受講料の割引や支援制度を活用すれば、実務者研修のハードルを下げることが可能です。特に職場が提携しているスクールや、独自の補助制度を提供している企業もあるため、まずは自分の勤務先に確認してみましょう。

また、公的支援である教育訓練給付金などを利用することで、学習後に一定の受講費を取り戻す制度もあります。条件をきちんと把握して申請すれば、総合的なコストを大幅にカットできる場合があります。

職場やスクールの割引・資格取得支援をチェック

多くの介護施設やスクールでは、受講料の一部を補助や、系列施設と連携した割引を実施していることがあります。求人情報や説明会で事前にチェックし、活用できる制度があれば積極的に利用しましょう。

教育訓練給付金など助成制度の活用

教育訓練給付金は、一定の条件を満たす被保険者が対象となる国の助成制度で、受講後に最大20%が還付されます。長く介護業界で働くことを見据えるなら、こうした制度をきちんと理解し、有効活用することで経済的な負担を軽減できるでしょう。

専門実践教育訓練給付金についての詳細は、以下の記事をご覧ください

☑介護福祉士実務者研修の受講料が最大80%補助される『専門実践教育訓練給付金とは』

FAQ|実務者研修デメリットに関するよくある質問

Q1.
初任者研修と比べて実務者研修は難しいですか?
A

実務者研修では初任者研修よりも専門的な知識を学ぶため、介護職未経験の方は少し難しく感じるかもしれません。一方、介護職として働いている方は仕事ですぐに活かせると感じ、楽しみながら学習できるはずです。特に通学授業では、事例をとおして介護計画を作成しますので、介護を創るスキルと楽しさを得ることができます。

Q2.
実務者研修は費用が高いと聞きますが、安く受講する方法はありますか?
A

職場との提携割引や教育訓練給付金の活用、ハローワークの職業訓練制度などを利用すると受講料を下げられる場合があります。湘南国際アカデミーでは給付金制度の相談や各種キャンペーンのご案内をしていますので、ぜひ検討してみてください。

Q3.
初任者研修を持っていない状態で実務者研修を受講するのは無理があるでしょうか?
A

無資格のままだと受講期間や費用が増え、学習量も多めになります。ただし、全く不可能ではありません。スクールによっては初心者向けのフォローや通信+スクーリングの柔軟な組み合わせが用意されており、無理なく学習を進めることができます。湘南国際アカデミーでは、無資格で実務経験が1年未満の方には初任者研修の演習授業を受講可能なプランもご用意していますのでお気軽にお問い合わせください。

Q4.
実務者研修を修了しても、職場で資格手当が出ない場合は意味がないですか?
A

資格手当がなくても、介護福祉士への受験資格やサービス提供責任者への道が開けるなど、キャリアアップの恩恵は大きいです。実務者研修で学んだ技術や知識は利用者の安心に直結するため、転職や昇進にも有利に働きます。また、日本の介護職全体のうち介護福祉士の資格取得者は約40%となっています。3年以上の介護職経験をした人は、ほとんどが介護福祉士を取得しているといって差し支えない割合になっていますので、実務者研修を修了して介護福祉士を目指すことをおすすめします。

※参照元:日本介護福祉士会「介護福祉士を取り巻く現状について」

まとめ:実務者研修のデメリットを理解し、最適なキャリア形成を

実務者研修には、費用や学習時間などデメリットも確かに存在しますが、それ以上に介護福祉士への道やサービス提供責任者などのキャリアアップ機会を得られる大きなメリットがあります。湘南国際アカデミーでは、皆さまのご事情に合わせた手厚いサポートや柔軟な受講プランを用意し、仕事もプライベートも日々忙しい方でも学習を続けやすい仕組みを整えています。

もし実務者研修のデメリットに不安や疑問を感じている方は、ぜひ湘南国際アカデミーへお問い合わせや資料請求をご検討ください。あなたの負担を最小限に抑えつつ、将来の可能性を最大限に広げ、楽しくてためになる学習環境を提供いたします。

この記事を書いた人
元ユニットリーダー研修指導者。10年在籍した介護老人福祉施設の現場では、研修受け入れ担当者として、年間100名以上の研修生の指導にあたる。湘南国際アカデミーでは、介護職員初任者研修や実務者研修、介護福祉士国家試験受験対策講座の講師や介護福祉士受験対策テキストの執筆などを担当する傍ら、ケアする側もケアするという立場で、介護をする側のQOL向上のためのイベントや総合的なサポートを手掛けている。
その他、介護事業所や医療機関などにおいて当校の「事業所内スキルアップ研修」の企画・提案・実施など各事業所用にカスタマイズする研修をプロデュースし、人材確保・育成・定着に向けた一連のプログラムを手掛けている。
江島 一孝
藤沢校・横須賀校・海老名校・相模大野校・横浜戸塚校・横浜馬車道関内校・小田原校・大和校・横浜二俣川校
【所持資格】
介護福祉士・介護福祉士実習指導者・介護支援専門員・福祉用具専門相談員