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介護福祉士国家試験のパート合格とは?2026年1月開始の新制度を解説

  • 介護福祉士受験対策講座

2026年1月に実施される第38回(令和7年度)介護福祉士国家試験から導入される「パート合格制度」は、介護福祉士国家試験の受験科目をA・B・Cの3パートに分け、それぞれで合格ラインを達成したパートだけ部分合格として認める仕組みです。一度に全科目を合格しなくても良いため、学習負担を軽減できる点が注目されています。

高齢化の進行で深刻化する介護人材不足の対策としても期待が寄せられ、外国人を含む幅広い受験者が段階的に資格取得を目指しやすいメリットがあります。本記事では、この新制度の背景や試験パートの区分、再受験方法などを丁寧に解説します。新しい介護福祉士試験の制度を理解し、自分に合った勉強法やキャリアを検討するうえで、ぜひお役立てください。

※記事の途中に、全国の介護福祉士合格者が使用した介護福祉士受験対策教材「受かるんですシリーズ」の情報もありますので、ぜひご覧ください。

【本記事の参考・引用元】 
社会福祉振興・試験センターHP「パート合格(合格パートの受験免除)がスタートします!
令和6年9月24日「介護福祉士国家試験パート合格の導入の在り方について」 
厚生労働省「介護福祉士国家試験」関連資料 

当記事は最新の情報に基づき作成しておりますが、実際の制度は今後変更される可能性があります。最新情報は必ず厚生労働省や試験センター公式サイトをご確認ください。 

介護福祉士国家試験のパート合格とは

まずは介護福祉士国家試験のパート合格の全体像を把握しましょう。パート合格制度では、従来のように一度で全ての科目を合格する必要がありません。以下の表の通り13科目をA・B・Cの3パートに分けて実施し、パートごとに合否を判定する仕組みが特徴です。

合格パートは2年間有効とされ、次年度以降は不合格パートだけを再受験できます。外国人受験者や介護職で働きながら学ぶ人にとっては、大きな追い風になると期待されています。

第38回介護福祉士国家試験の概要(パート合格制度導入後の試験概要)
引用元;社会福祉振興・試験センターHP「パート合格(合格パートの受験免除)がスタートします!
第38回介護福祉士国家試験日 令和1月25日(日曜日)
試験時間 パート区分 試験科目 領域
午前 10時00分~11時45分
〇弱視等受験者(1.3倍)
10時00分~12時20分
〇点字等受験者(1.5倍)
10時00分~12時40分
〇EPA受験者(1.5倍)
10時00分~12時40分
〇EPA候補者以外の外国人の
方等で希望した受験者(1.5倍)
10時00分~12時40分
A 人間の尊厳と自立 人間と社会
介護の基本 介護
社会の理解 人間と社会
人間関係とコミュニケーション 人間と社会
コミュニケーション技術 介護
生活支援技術 介護
午後 13時40分~15時35分
〇弱視等受験者(1.3倍)
13時40分~16時15分
〇点字等受験者(1.5倍)
13時40分~16時35分
〇EPA受験者(1.5倍)
13時40分~16時35分
〇EPA候補者以外の外国人の
方等で希望した受験者(1.5倍)
13時40分~16時35分
B こころとからだのしくみ こころとからだのしくみ
発達と老化の理解 こころとからだのしくみ
認知症の理解 こころとからだのしくみ
障害の理解 こころとからだのしくみ
医療的ケア 医療的ケア
C 介護過程 介護
総合問題 全領域

パート合格の定義と意義

パート合格とは、介護福祉士国家試験を複数の科目群に分割し、それぞれで合格基準を満たせば部分的に合格を確保できる制度です。得点不足で全科目不合格…というケースを防ぎ、学習を段階的に積み上げやすくするのが狙いです。これにより、再受験時でも「どこが弱点なのか」が明確になり、途中であきらめるリスクを減らせる意義があります。

働きながら学びにくい現状 

介護施設等でフルタイム勤務しながら、全13科目に及ぶ試験対策を行うのは時間的にも大きな負担です。また、外国人受験者の場合は日本語学習も同時に必要なケースが多く、学習しやすい環境の整備が急務となっています。 

介護福祉士パート合格の合否判定について

令和7年第38回介護福祉士国家試験は、全受験者が全パートを受験するため、不合格パートのみの受験は第39回(令和8年度)から発生することを前提に以下の合格判定について解説します。

介護福祉士国家試験パート合格の合否判定について
引用元;社会福祉振興・試験センターHP「パート合格(合格パートの受験免除)がスタートします!
判定
対象
➀全パートの総得点➁パート別の得点
イメージA・B・CパートAパート
Bパート
Cパート
合否
判定
〇全パートを受験した場合
・まず全パートの総得点により判定
・総得点で不合格になった場合、次に、各パートごとのそれぞれの得点により判定

全パートの総得点で不合格 ⇒ A・B・Cパートそれぞれの合格基準点で判定

〇不合格パートのみを受験した場合
・各パートのそれぞれの得点により判定
※パート合格制度は令和7年の第38回から導入されるため、不合格パートのみの受験は第39回(令和8年度)からになります。

パート合格制度導入後の合格基準について

  • パート合格制度が導入された後も、これまで通り「全体の得点が約6割以上(※難易度に応じた補正あり)」という基準に大きな変更はありません。ただし新制度では、全体の得点が基準に達しなかった場合でも、試験が3つのパートに分けられ、それぞれのパートごとに合否が判定されるようになった点が大きな特徴です。
  • 従来の制度では全体で不合格になると翌年再受験が必要でしたが、パートごとの合否が判定されるようになったことで、合格したパートは次回以降に再受験の必要がなくなります。これは、受験者にとって大きな負担軽減となる「救済措置」といえるでしょう。
  • この制度は、介護福祉士として求められる知識や技能の水準をしっかりと保ちつつも、段階的に合格を目指せる仕組みとなっており、多くの受験者にとってメリットのある制度設計です。

(1)全パート受験した者

介護福祉士国家試験パート合格の合格基準について
引用元;社会福祉振興・試験センターHP「介護福祉士 出題基準・合格基準
合格基準(1)全パートを受験した者
①  次のア、イの条件を満たした者を合格者とする。
②  ア、イの条件を満たさない者でも、次のウの条件によりパートごとの判定を行ない、すべてのパートごとの合格基準を満たした者(パート合格の有効期限内の者に限る。)を合格者とする。ア  問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数(以下、合格基準点という。)以上の得点の者。
イ  アを満たした者のうち、以下の11試験科目群すべてにおいて得点があった者。
①人間の尊厳と自立、介護の基本  ②社会の理解  ③人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術  ④生活支援技術  ⑤こころとからだのしくみ  ⑥発達と老化の理解  ⑦認知症の理解  ⑧障害の理解  ⑨医療的ケア  ⑩介護過程  ⑪総合問題
なお、配点は、1問1点の125点満点である。
ウ  次のパート別内訳表のすべてのパートを受験した全受験者の、各パートの平均得点の比率を用いて、全体の合格基準点を按分して得られる各パートの点数以上を得点し、かつ、当該パートを構成する試験科目群すべてにおいて得点があった者。
パート別内訳
パート試験科目群
A①人間の尊厳と自立、介護の基本
②社会の理解
③人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
④生活支援技術
B⑤こころとからだのしくみ
⑥発達と老化の理解
⑦認知症の理解
⑧障害の理解
⑨医療的ケア
C⑩介護過程
⑪総合問題

(2)一部のパートのみ受験した者

次により、パート別内訳表のうち、受験したパートごとの判定を行ない、すべてのパートごとの合格基準を満たした者(パート合格の有効期限内の者に限る。)を合格者とする。

  • すべてのパートを受験した全受験者の、各パートの平均得点の比率を用いて、全体の合格基準点を按分して得られる各パートの点数以上を得点し、かつ、当該パートごとを構成する試験科目群すべてにおいて得点があった者。

引用元;社会福祉振興・試験センターHP「介護福祉士 出題基準・合格基

注意点
  • (注意1)  配点は、1問1点でAパートは60点、Bパートは45点、Cパートは20点の125点満点である。
  • (注意2)  パート合格は、パート合格した試験の翌々年まで有効である。
  • (注意3)  不合格となった者についても、(1)②ウによりパートごとの判定を行なう。
  • (注意4)  (1)②及び(2)については、第39回介護福祉士国家試験から適用する。

試験日当日のイメージ 

  • 午前:Aパート 
  • 午後:Bパート・Cパート(同時刻開始) 
    BパートまたはCパートのみ受験の場合は、試験終了後に早めに退出できるなど、受験者の負担軽減も考慮されています。 

介護福祉士パート合格制度の有効期限について

各パートごとにパート合格した最終年から翌年・翌々年(2年)まで有効となります。以下の表を参照してください。

介護福祉士国家試験パート合格の有効期限について
引用元;社会福祉振興・試験センターHP「パート合格(合格パートの受験免除)がスタートします!
令和7年度
第38回試験
(初回受験)
令和8年度
第39回試験
令和9年度
第40回試験
令和10年度
第41回試験
Aパートパート試験結果合格〇合格〇
パート有効期限第40回試験
まで有効
第41回試験
まで有効
第41回試験まで有効⇒
Bパートパート試験結果不合格✕合格〇
パート有効期限第41回試験
まで有効
第41回試験まで有効⇒
Cパートパート試験結果不合格✕不合格✕不合格✕合格〇
パート有効期限
資格取得資格取得

2回目験以降の受験方法についてのイメージ

2回目験以降の受験方法については、既に合格済みのパートを含めた全パート受験か、不合格パートのみを受験するのかを、受験者が選択できます(不合格パートの一部パートのみを受験することはできません)。
不合格パートのみを受験することができるようになれば、日本人受験者だけではなく日本語の読解が難しい外国人受験者にとっても大きな救済措置になるのではないでしょうか。

受験対策講座などを担当している私たち講師陣は、第39回以降のパート合格者向けの試験対策や教材の在り方なども考えていくことが求められます。

社会福祉振興・試験センターHP「パート合格(合格パートの受験免除)がスタートします!」から画像を引用しています。

13科目の3分割方式と試験科目の内容

現行の介護福祉士試験では、多岐にわたる分野を一度に学ぶ必要がありました。今後はAパート・Bパート・Cパートのように3つに区分されるため、試験対策もしやすくなると期待されています。科目群が明確になることで、自分が苦手なパートに集中できるほか、段階的な理解が進むメリットがあります。

Aパート対策:介護の理念・制度・生活支援技術の理解など

Aパートでは、介護保険制度や介護理念、生活支援技術の基礎などが中心です。介護現場での実践に直結する知識が多いので、まずはここをしっかり学ぶことで利用者との人間関係にも良い影響が出るでしょう。湘南国際アカデミーの受験対策講座でも、基礎から丁寧に解説しています(※参考:当校カリキュラム)。

Bパート対策:身体構造と疾病理解・認知症の理解・障害の理解・医療的ケアなど

Bパートは専門的な領域が集約され、身体構造や疾病のメカニズム、障害特性、認知症ケアなど幅広いテーマを学ぶ必要があります。出題数も多いため、過去問を活用しながら効率よく要点をまとめるのが重要です。難易度が高い科目群ですが、段階的に習得すれば確実に得点につながります。

Cパート対策:実践的支援の概要・介護過程・総合問題(事例問題)など

Cパートでは、事例問題を通じた総合的な応用力が問われます。介護過程やコミュニケーション技術、利用者の状態把握など、介護福祉士試験の実践面を左右する要素が多く含まれるのが特徴です。知識だけでなく、ケーススタディを通じた理解が合否を左右します。

全国の介護福祉士合格者が使用した教材

介護福祉士国家試験「受かるんですシリーズ」とは?

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介護福祉士国家試験のパート合格制度の背景と利点

高齢者数が急増する日本では、介護人材不足が深刻な問題です。厚生労働省は、この状況を改善するためにパート合格制度を検討し、介護業界への担い手確保を目指しています。特に、外国人受験者や転職組など多忙な方にも挑戦しやすい仕組みとして期待が高まっています。

介護人材不足への対応策

試験をパートごとに合格できるようにすることで、実務者研修などを受けながら段階的に学習でき、最終的な資格取得へつながる可能性を高めます。国試としての難易度は維持しつつ、合否判定を細分化することで受験者数の増加が見込まれています。

受験者の負担軽減と多様な選択肢

従来方式では不合格となった場合、全科目を再受験しなければならず、大きな負担とプレッシャーがありました。パート合格制度では、合格パートを免除扱いにできるため、再受験のモチベーションを維持しやすい点が注目されています。働きながらでも試験のチャンスを得やすく、多様な受験ルートを確保できるのが大きな利点です。

パート合格による外国人受験者への配慮とメリット

日本語能力に不安がある外国人受験者にとって、一度に大量の試験科目を学ぶのは負担が大きいのが現状です。パート合格制度によって知識習得を段階化できれば、コミュニケーション技術や専門用語の理解も少しずつ習得しやすくなります。

働きながら資格取得を目指す支援

介護現場でフルタイムやパート勤務をする介護職員が、時間をうまくやりくりしながら資格取得に挑戦できるようになるのも新制度のメリットです。学習をパートごとに分けることで、仕事と勉強の両立がしやすくなり、離職率低下にもつながると期待されています。

介護福祉士国家試験パート合格のメリットとデメリット

パート合格には多くのメリットがある一方、試験が複雑化するなどのデメリットも指摘されています。ここでは両面を整理し、冷静に制度を捉える助けとしてください。

メリット:パート合格の可能性と有効性

パートごとに合格を積み上げることで、学習範囲を小分けにして計画を立てやすくなります。特に、仕事や家庭の事情で一度に多くの時間を割けない人にとっては大きな救済策となるでしょう。継続的にモチベーションを保てることで、中途退学や不合格による学習断念を防ぐ効果が期待されています。

合格パートを持ち越しできる有効期限は2年間

パート合格で得た合格パートは、原則2年間の有効期限が設けられる見込みです。この仕組みにより、翌年は残りのパートに集中できるメリットがあります。勉強範囲をスリム化でき、学習効率や得点アップにつなげやすいのが魅力です。

デメリット:試験の複雑化と合格基準低下の懸念

一方、パートごとに合否を管理するため、受験者や運営側の手続きが煩雑になる可能性があります。また、部分的な合格を重ねることで「資格の評価基準が下がるのでは」という懸念も一部では聞かれます。ただし、合格ラインそのものは従来と同等に保たれる見込みで、制度設計次第で評価基準の維持が図られるでしょう。

介護福祉士国家試験パート合格のための準備と勉強法

パート合格制度を最大限に活用するには、どのような学習計画と勉強法が求められるでしょうか。

新制度を活かすには、パート単位で学習計画を立てる工夫が必要です。まずはどのパートが自分にとって難関かを把握し、試験日までの学習時間を効率的に配分することが鍵となります。

初回受験はまとめて受験して全パートの合否を確認 

初年度はすべてのパートにチャレンジし、総合力を試すことになります。もし全パート合格ならば、その年で無事に介護福祉士としての道が開けます。 

効率的な学習スケジュールの作成

各パートに必要な時間をあらかじめ見積もり、目標日を設定することで、無理なく勉強を進められます。例えば、Aパートを重点的に勉強する期間、Bパートを集中的に対策する期間と分割して計画を立てると、学習漏れを防ぎやすくなります。自分の生活リズムや仕事のシフトに合わせて柔軟に調整し、進捗状況を定期的に確認することが重要です。

過去問活用とポイント学習の重要性

介護福祉士試験では、過去問を繰り返し解くことでよく出題されるポイントを把握できます。苦手な分野がパートAに多いならAの過去問を重点的に、BやCに苦手があればそちらを重点的に…といった形で学習計画を微調整し、確実に得点力を上げるよう心がけましょう。

パート合格試験後の流れと次回試験への準備

パート合格を獲得しても、一部のパートが不合格の場合は次の試験に備える必要があります。ただし、合格パートは免除されるため、再受験の際は苦手パートを強化すれば効率的ともいえます。

不合格パートのみか全パートを再受験するのか?

特定のパートで不合格となった場合は、翌々年までそのパートのみに集中して学習することが可能です。これは働きながら資格取得を目指す方にとって大きなメリットであり、科目の学習負担が分散されることでモチベーションを維持しやすくなりますが、中には全パートを受けなおすという受験者もいるのかもしれません。
あなたならどちらを選択しますか?もちろん、初回で全て合格するのが一番望ましいですよね。

パート合格の試験科目に向けた計画作成

次回試験では、合格したパート以外の科目に集中して再挑戦できます。自分の弱点を明確にし、再受験を見据えて学習を再構築しましょう。特に実務者研修や演習を取り入れながら理解を深めれば、合格率をさらに高められます。

万が一再受験になった場合の備え

うまくいかなかったパートがあれば、失敗の原因を分析し、理解不足の分野を重点的に補強していきましょう。次回試験では合格パートが免除されるため、勉強の集中度が増し、より短期で合格につなげられる可能性があります。

介護福祉士国家試験パート合格に役立つサポートツール

合格への道のりをスムーズにするには、便利なツールを賢く活用することがポイントです。コミュニケーション技術など現場に活かせる知識も含め、総合的にレベルアップを図りましょう。

模擬試験と問題集の有効活用

模擬試験や問題集は、実際の介護福祉士国家試験に近い形式で演習できるのが強みです。本番さながらの時間配分や心構えを体験できるため、得点力だけでなくメンタル面の準備にも効果があります。頻出分野を把握したら、そこを優先して学習しましょう。

オンライン講座や学習アプリの導入

湘南国際アカデミーをはじめ、オンライン講座や学習アプリを提供する教育機関も増えています。自宅や職場など、好きな場所で動画解説を視聴でき、短時間でもまとまった学習が進められます。試験科目ごとの区分けもわかりやすく、スキマ時間を活用する社会人に適した方法です。
湘南国際アカデミーのオンライン教材やテキストは「介護福祉士・受かるんですシリーズ」をご覧ください。

【無料必見】科目ごとや弱い科目などを選択できるWeb過去問題集

湘南国際アカデミーでは、介護福祉士を受験をされる方のために無料で利用できる「介護福祉士受かるんです・Web過去問題集」を提供しております。一問一答形式の解答解説付きで、自分が正解・不正解をした理由を把握し、自分の苦手分野やパート別、年度別に問題を選び、重点的に学習することで効率よく得点力を養成でる内容に構成されています。タイマー機能もあるため一問ずつの時間管理や進捗、スコアが可視化される機能もあるため、全国の介護福祉士合格者から愛用されている学習ツールです。

パート合格制度に関するよくある質問(Q&A) 

介護福祉士国家試験の新制度「パート合格」に関心をお持ちの方に向けて、制度の仕組みや受験ルール、再受験方法、有効期限など、特によく寄せられる質問を分かりやすく解説します。

Q1.
2025年度(2026年1月実施)の第38回試験で、過去に不合格だった科目は免除されますか?
A

2024年度(2025年1月実施)の第37回以前の試験はパート制度が導入されていないため、科目免除は適用されません。2026年のパート合格制度はすべての受験者が対象ですが、制度導入後の試験に合格したパートのみ再受験時に免除が認められます。

Q2.
パート合格の有効期限はいつまでですか?
A

パート合格した科目は、合格した翌々年の試験まで有効です。例えば、令和8年度試験でAパートに合格した場合、その合格は令和10年度の試験まで保持されます。2年間のうちに残りのパートに合格すれば、介護福祉士として資格取得が可能となります。

Q3.
パート合格を取得した後、次回の受験方法は選べますか?
A

はい。再受験時には次の2つから選べます。

  1. 不合格パートのみ受験(例:BパートとCパートのみ)
  2. 全パート再受験(再挑戦したい場合など)
    ただし、パート合格の有効期限を超えた場合は、全パートの再受験が必要になります。
Q4.
合格基準や得点配分は従来と違いますか?
A

基本的には変わりません。全体で6割程度の得点が必要とされており、パート別でも合格基準が設けられます(例:Aパート60点満点、Bパート45点、Cパート20点のうち、それぞれで一定以上の得点が必要)。各科目群すべてで得点があることも条件となります。

Q5.
どうやって効率よく学習すればよいですか?
A

自分の得意・不得意を見極めて、パート単位での学習計画を立てるのがおすすめです。過去問を活用し、出題傾向に沿った反復学習が効果的です。湘南国際アカデミーでは、パート別の受験対策講座や無料Web過去問題集を提供しており、スキマ時間を使って効率的に対策ができます。

まとめ|パート合格が適用される介護福祉士国家試験への準備

パート合格制度は、介護福祉士国家試験の学習負担を分散し、再受験のハードルを下げる大きな革新となるかもしれません。忙しい社会人や外国人受験者など、多様な背景を持つ人が安心して受験に取り組める制度設計が進められています。

一方、資格の評価基準維持や試験運営の複雑化といった懸念もありますが、正しい知識と計画的な学習があれば合格への道は開けるでしょう。早めに制度の最新情報を収集し、自分に合った学習スタイルで準備を進めてください。

本記事のおさらい

  • 導入時期:2026年(令和8年)1月実施の第38回試験から 
  • メリット:不合格パートのみ再受験可能で、学習負担を分散 
  • 合格基準:従来同様、総得点の6割程度+各パート判定で質を維持 
  • 有効期限:合格パートを持ち越しできる有効期限は2年間

今後も厚生労働省や指定試験機関の公式発表を随時チェックしつつ、ぜひ湘南国際アカデミーの介護福祉士受験対策講座やサポートプログラムや公式LINEサポートを活用して、介護福祉士資格取得を目指してみてください。私たちは、「学習しやすい」かつ「合格につながる」実践的な学びの場を通じて、皆さまを応援いたします。 

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この記事を書いた人
元ユニットリーダー研修指導者。10年在籍した介護老人福祉施設の現場では、研修受け入れ担当者として、年間100名以上の研修生の指導にあたる。湘南国際アカデミーでは、介護職員初任者研修や実務者研修、介護福祉士国家試験受験対策講座の講師や介護福祉士受験対策テキストの執筆などを担当する傍ら、ケアする側もケアするという立場で、介護をする側のQOL向上のためのイベントや総合的なサポートを手掛けている。
その他、介護事業所や医療機関などにおいて当校の「事業所内スキルアップ研修」の企画・提案・実施など各事業所用にカスタマイズする研修をプロデュースし、人材確保・育成・定着に向けた一連のプログラムを手掛けている。
江島 一孝
藤沢校・横須賀校・海老名校・相模大野校・横浜戸塚校・横浜馬車道関内校・小田原校・大和校・横浜二俣川校
【所持資格】
介護福祉士・介護福祉士実習指導者・介護支援専門員・福祉用具専門相談員
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