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介護福祉士の登録料の基礎知識|支払い金額や方法は?資格登録の流れ

  • 介護福祉士受験対策講座

介護福祉士国家試験に合格した後は、介護福祉士として働くために資格登録の手続きが必要となります。資格登録をして、登録証を受け取ることで、介護福祉士として名乗れるようになります。

子育てが落ち着き、これから本格的に介護福祉士の資格取得を目指そうと考えている人のなかには、「登録って具体的に何をするの?」「費用はどれくらいかかるの?」と不安に感じている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、介護福祉士の資格登録に必要な費用や支払い方法、そして登録に必要な書類、さらに介護福祉士の登録証が手元に届くまでの流れを解説します。

介護福祉士の登録料における基礎知識

介護福祉士の資格を得るには、試験に受かった後に資格登録をする必要があります。
ここでは、登録料の具体的な金額や支払い方法、支払い期限について解説します。

介護福祉士の登録料はいくら?

介護福祉士の登録料として支払う金額は、総額12,320円です(2025年現在)。
12,320円の登録料の内訳は、「登録免許税9,000円」と「登録手数料3,320円」です。

登録料の支払い方法

登録料の支払い方法は、登録免許税と登録手数料で若干異なります。

登録免許税の9,000円は、収入印紙を購入して支払います。収入印紙は、郵便局などで購入することが可能です。

登録手数料の3,320円は、試験センター所定の「払込用紙」を使用し、郵便局などで支払います。
払込用紙は、介護福祉士国家資格の「合格通知書」に同封されて送られてきますので、それを利用して手続きを進めます。

支払い方法を誤ると余計な手間がかかるため、混同しないよう注意しましょう。

登録料の支払い期限

介護福祉士国家資格の登録料には、明確な支払い期限は設けられていません。
しかし、登録料の支払いを済ませて登録証を受け取らない限り、正式に介護福祉士として名乗ることはできません。
介護現場で介護福祉士として活躍するためには、登録料の支払いを含む登録手続きを済ませ、登録証を受け取る必要があります。
介護福祉士の資格を活かして働くためにも、登録料は速やかに支払いましょう。

介護福祉士の資格登録に必要な書類

介護福祉士として資格登録を行うためには、登録料の支払いを証明する書類や、その他いくつかの必要書類を提出しなければなりません。
続いて、資格登録に必要な書類と準備方法について説明します。

登録申請書

「登録申請書」は、個人の情報などを記入して提出する書類です。この登録申請書は、介護福祉士国家資格の「合格通知書」とともに、「登録の手引き」として同封され送られてきます。

登録申請書に個人番号(マイナンバー)を記入する場合は、マイナンバーカードもしくはマイナンバー通知カードの両面コピーが必要です。
ただし、個人番号の記入はあくまで任意です。個人番号を記入しない場合はマイナンバーカード・マイナンバー通知カードをコピーした書類は不要となります。

登録免許税「収入印紙」の原本

登録免許税9,000円分の収入印紙の原本も提出が必要です。
郵便局や一部のコンビニエンスストアなどで購入した収入印紙は、登録申請書の指定された箇所に貼り付けて提出します。収入印紙は登録料を支払ったことを証明する重要な書類のため、送る前に正しく貼り付けられているか再度確認すると良いでしょう。貼り付ける際は、用紙から剥がれないようしっかりと接着することが大切です。

登録手数料「振替払込受付証明書(お客さま用)」の原本

登録手数料3,320円の支払い時に受け取る「振替払込受付証明書(お客さま用)」の原本も必要書類です。振替払込受付証明書(お客さま用)は、支払いを済ませた後に受け取り、「貼り付け用紙」に貼って提出します。
この「貼り付け用紙」も、「合格通知書」に同封されています。
収入印紙と同様に支払ったことを証明する重要な書類のため、送る前に正しく貼り付けられているか、剝がれていないか確認しましょう。

本人確認書類

本人確認のために、「戸籍謄本」「戸籍抄本」「本籍を記載した住民票の原本の写し」のいずれか一通が必要です。
ちなみに、外国籍の場合、中長期在留者や特別永住者の方は国籍等を記載した住民票、短期滞在者の方は、パスポートやその他の身分を証する書類のコピーが必要となります。

介護福祉士の資格登録の流れ

介護福祉士として資格登録を行うには、いくつかの段階を踏む必要があります。
ここでは、合格通知書を受け取ってから、登録証が手元に届くまでの流れを解説します。

合格通知が届く

介護福祉士国家試験に合格すると、まず合格通知書が郵送で届きます。
合格通知書が手元に届いたら、登録手続きを始めます。
合格通知書には、「登録の手引き」が同封されています。この手引きには、必要書類のリストや提出先などの情報が詳しく記載されています。参考にしながら登録手続きを進めるとスムーズです。

登録料を支払う

先述した通り、登録免許税と登録手数料を支払います。必要書類を送る前に登録料を支払うのは、料金を支払ったことを証明する収入用紙と振替払込受付証明書も併せて郵送するためです。

必要書類を送る

登録手続きに必要な書類がすべて揃ったら封筒に入れ、指定された方法で送付します。
送付する際は、簡易書留を利用することが推奨されています。簡易書留であれば追跡が可能で、届いたことを確認できるため安心です。書類が社会福祉振興・試験センターに届かなかった場合、登録手続きが進まないため簡易書留で送ると良いでしょう。

書類を送付する前に、すべての必要書類が揃っているか、記入漏れがないかを再度確認します。もし書類に不備があった場合、再提出をすることになるため、手続きが完了するまでに時間がかかります。

試験センターで審査・登録が行われる

送付した書類が社会福祉振興・試験センターに届くと、内容の審査が行われます。
書類に不備がなければ、介護福祉士としての資格登録が完了し、登録簿に名前が記載されます。名簿に名前が載ると、正式に資格所有者として認められ、「介護福祉士」と名乗ることができます。

登録証を受け取る

書類に不備がなく、スムーズに登録手続きが進んだ場合、書類を送付してから一カ月ほどで登録証が郵送されます。介護福祉士の登録証が手元に届き、記載内容に問題がなければ、介護福祉士として働くことが可能になります。
登録証は重要な書類のため、不在で受け取れなかった場合は、速やかに再配達を依頼するようにしましょう。

FAQ|介護福祉士の登録料に関するよくある質問

最後に、介護福祉士の登録料に関する疑問をまとめました。ぜひ、理解を深めるための参考にしてください。

Q1.
登録料の免除や軽減はできますか?
A

原則、介護福祉士の登録料には免除や軽減の制度はありません。登録免許税は法律で定められた国税で、個人の事情によって免除されることはないためです。登録手数料も、試験センターが一律に定めている金額のため、原則として減額や免除の対象にはなりません。
ただし、自治体によっては、介護人材確保の一環として資格取得関連費用の一部を補助する制度が設けられている場合があります。お住まいの自治体で支援制度があるかどうかを確認してみると良いでしょう。

Q2.
収入印紙はどこで購入できますか?
A

登録免許税として支払う収入印紙(9,000円分)は、全国の郵便局で購入することができます。郵便局の窓口で「収入印紙9,000円分が必要です」と伝えれば購入できます。また、全国展開している大手コンビニエンスストアでも売られています。

Q3.
払込用紙をなくした場合はどうすればいいですか?
A

もし払込用紙をなくしてしまっても、銀行などにある備え付け用紙を代わりに使うことができます。指定された口座へ手数料を払い、受領証の原本を貼付用紙に貼り付けてください。その際、受領証のコピーを作成し、登録証を受け取るまでの控えとして保管しておきましょう。

Q4.
登録証が届かない場合は?
A

書類を送付後1か月以上経っても登録証が届かない場合は、まず配送状況を追跡し、届いていないことが確認できたら試験センターへ問い合わせましょう。不備があると手続きが止まるため、提出前の書類チェックは特に重要です。

Q5.
登録証の再発行は可能ですか?
A

はい、紛失や破損した場合でも登録証の再交付申請が可能です。再交付には手数料が必要で、申請用紙や本人確認書類の提出が求められます。詳細は社会福祉振興・試験センターの公式サイトをご確認ください。

速やかに登録料を支払って介護福祉士としてのキャリアを始めよう

介護福祉士の登録は、国家資格を実際の現場で活かすための最終ステップです。登録料の支払いや必要書類の準備など、手続きには多少の手間がかかりますが、これを乗り越えることで、正式に介護福祉士として名乗り、介護の専門職として活躍できる道が開けます。

湘南国際アカデミーでは、受験対策から資格取得後の登録支援、キャリア形成まで、受講生一人ひとりに合わせたサポート体制を整えています。現場経験豊富な講師陣が、わかりやすく丁寧に指導し、不安を解消しながらスムーズな資格取得と登録を後押ししています。

介護業界での信頼と活躍の第一歩は、正しい情報を得て、確実に手続きを進めることから始まります。あなたの「なりたい介護福祉士」への想いを、湘南国際アカデミーとともにカタチにしていきましょう。

この記事を書いた人
元ユニットリーダー研修指導者。10年在籍した介護老人福祉施設の現場では、研修受け入れ担当者として、年間100名以上の研修生の指導にあたる。湘南国際アカデミーでは、介護職員初任者研修や実務者研修、介護福祉士国家試験受験対策講座の講師や介護福祉士受験対策テキストの執筆などを担当する傍ら、ケアする側もケアするという立場で、介護をする側のQOL向上のためのイベントや総合的なサポートを手掛けている。
その他、介護事業所や医療機関などにおいて当校の「事業所内スキルアップ研修」の企画・提案・実施など各事業所用にカスタマイズする研修をプロデュースし、人材確保・育成・定着に向けた一連のプログラムを手掛けている。
江島 一孝
藤沢校・横須賀校・海老名校・相模大野校・横浜戸塚校・横浜馬車道関内校・小田原校・大和校・横浜二俣川校
【所持資格】
介護福祉士・介護福祉士実習指導者・介護支援専門員・福祉用具専門相談員
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