介護福祉士と社会福祉士の違いについて

まずひとつ目に、資格の取得方法についての違いが挙げられます。
社会福祉士も介護福祉士も、どちらも介護福祉の国家資格となっていますが、その取得方法・受験資格などに違いがあります。

■社会福祉士の場合

社会福祉士の場合には、福祉系大学や短大などで指定のカリキュラムを修める必要があります。
その後、実習などを終えて国家試験を受験する資格を取得し、そこから社会福祉士の国家試験を受験することになります。

社会福祉士の場合には、11通りもの国家資格受験ルートがあるのですが、どのルートを通っても独学では国家資格までたどり着くことはできません。
どのルートでも必ず、大学・短大・養成施設等で学ぶ必要がでてくるため、実務経験のみでも受験も不可能となっています。

■介護福祉士の場合

介護福祉士の場合には、大きく分けて3つの資格取得ルートがあります。

1.実務経験ルート(実務経験3年以上+実務者研修を終えて国家試験を受験)
2.福祉系高校ルート(福祉系高校にて指定のカリキュラムを修めて国家試験を受験)
3.養成施設ルート(養成施設にて指定のカリキュラムを修めて卒業)

こちらも独学では国家試験を受験することはできません。
ですが、実務経験が3年以上あれば、福祉大学や短大、養成施設などに通わずとも、実務者研修を受講することで、国家資格の受験資格を得ることができます。
その点が、社会福祉士と介護福祉士との大きな違いであり、介護福祉士は多くの方に広く開かれている国家資格であると言えます。

仕事内容が違う

二つ目に、仕事内容の違いが挙げられます。
この仕事内容の違いはとても明確で、それぞれ役割が大きく異なっています。

■社会福祉士の場合

介護福祉の援助が必要な方に対して相談にのり援助していくことが仕事となるため、直接介護は行いません。
福祉関係の法律・制度・心理学等について熟知していることが大切になり、カウンセリング技術などについても学びます。
相談にのり、地域の福祉サービスと相談者様を繋いでいく仕事というとわかりやすいかもしれません。
介護福祉の相談援助に関するプロフェッショナルです。

■介護福祉士の場合

介護福祉士は、直接介護に携わる仕事です。
高齢者の方、身体の不自由な方に対して介護サービスを提供する仕事がメインとなります。

入浴・食事・排泄・移乗・整容などの介護技術、知識をもち、一人ひとりに合った介護を提供します。
介護技術と知識を身に着けている、直接介護のプロフェッショナルです。

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