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ホームヘルパー2級とは?初任者研修との違いと今後のキャリアを徹底解説

  • 介護職員初任者研修
ホームヘルパー2級とは
江島 一孝 | 介護福祉士・実習指導者・介護支援専門員

江島一孝(介護福祉士)

この記事の監修者

介護福祉士、実習指導者、介護支援専門員として10年以上の経験を持ち、湘南国際アカデミーで介護職員初任者研修や実務者研修の講師、介護福祉士国家試験の対策テキスト執筆を担当。

ホームヘルパー2級は、かつて介護職への第一歩として人気のあった資格で、訪問介護員養成研修2級課程とも呼ばれていました。介護現場で必要な基礎知識や身体介護の技術を学ぶ資格でしたが、2013年の制度改定により廃止され、現在は介護職員初任者研修が後継資格として位置づけられています。

本記事では、ホームヘルパー2級の正式名称や取得方法、介護職員初任者研修との違い、資格取得後のキャリアパスについて詳しく解説します。また、資格保持者が介護福祉士やケアマネジャーへステップアップする方法や、履歴書の書き方・再発行手続きなども紹介。介護業界への就職や転職、キャリアアップを目指す方に役立つ情報をお届けします。

ホームヘルパー2級の基礎知識

まずはホームヘルパー2級が果たしていた役割や資格としての基礎知識、そして廃止に至る経緯をおさえておきましょう。

ホームヘルパー2級は2013年3月までは存在しており、介護職に携わるためのエントリー資格として位置づけられていました。高齢者や障がいを抱える方が日常生活を快適に送れるよう、身体介護や生活援助に関する基礎を学ぶ研修制度になっていました。

当時この資格を修了すると、訪問介護や施設介護の場で介護業務に従事しやすくなり、介護業界に入る上での最初のステップと考えられていました。しかし利用者ニーズの多様化や、介護保険制度改正に伴う研修内容の充実化が求められたことで、制度改定の流れが加速しました。

結果として2013年4月からは名称と内容が変更され、介護職員初任者研修として一本化された形になります。利用者の自立支援に重点を置いたカリキュラムへ移行することや、修了試験の導入がその大きな特徴です。

ホームヘルパー2級とは?正式名称と概要

ホームヘルパー2級の正式名称は「訪問介護員養成研修2級課程」です。 高齢者や障がいを持つ方に対して、身体介護や生活支援といった基本的なケアを行うために設けられていた資格です。例えば掃除や洗濯、買い物の代行などの生活援助のほか、入浴や排泄といった身体介護も含まれます。これにより介護職として初歩的な実践力を身につけることができました。

初任者研修に関しての詳細は以下の記事をご覧ください。

介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)とは?資格の概要・取得方法・費用

資格が廃止された背景とその後の移行

2013年の制度改正では、ホームヘルパー2級だけでなくホームヘルパー1級・3級のすべてが廃止となりました。これまでの段階的な資格制度を整理し、より包括的かつ効果的に介護技術や知識を習得できる「介護職員初任者研修」に移行する流れとなったのです。移行の目的は、現場のニーズに対応した人材育成と、介護職のキャリアパスを明確化するためでした。

ホームヘルパー1級

ホームヘルパー1級は2級をさらに深め、訪問介護や施設介護の現場でリーダーシップを発揮できる高度な技術と知識を身につける目的で設定されていた資格です。実習時間が増えるなど、現場に密着した学習が求められていましたが、現在は介護職員初任者研修や実務者研修へ移行し、統合されています。

ホームヘルパー3級

ホームヘルパー3級は短期間の研修で取得できる初歩的な資格として位置づけられていました。しかし介護保険制度の整備や実務内容の高度化に伴い、より包括的なカリキュラムを求める流れが強くなり、1級・2級と同じく2013年の改正で廃止となっています。

ホームヘルパー1級、2級、3級の違いをカリキュラムで比較

ホームヘルパー1級・2級・3級 には、それぞれ カリキュラムや目的の違い がありました。しかし、2013年の制度改正により、現在は「介護職員初任者研修」に統一されています。以下の表で、旧ホームヘルパー資格の違いを比較してみましょう。

訪問介護員の養成課程
引用元:厚生労働省「介護従事者のキャリアアップの仕組みについて」
課程・総時間数形態目的
1級
計:230H
講義:84H、演習:62H、実習:84H2級課程において修得した知識及び技術を深めるとともに、主任訪問介護員が行う業務に関する知識及び技能を修得すること。
2級
計:130H
講義:58H、演習:42H、実習:30H訪問介護員が行う業務に関する知識及び技術を修得すること。
3級
計:50H
講義:25H、演習:17H、実習:8H訪問介護員が行う業務に関する基礎的な知識及び技術を修得すること。

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修との違い

ホームヘルパー2級の廃止後、介護職の入門資格として「介護職員初任者研修」が導入されました。 両者の違いは、学習時間・実習の有無・修了試験の有無にあります。

ホームヘルパー2級は受講完了で資格取得が可能でしたが、初任者研修では筆記試験の合格が必須。 また、介護理念やコミュニケーションの重要性が重視され、実習がなくなった代わりにスクーリング時間が増え、利用者の状態に応じた判断力を養うカリキュラムになっています。

給与・待遇面での違いは特になし

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修の給与や待遇に大きな違いはほとんどありません。 施設や事業所によって若干の差はあるものの、時給や正社員登用の条件は、実務経験や人材不足の状況によって左右されるのが一般的です。 そのため、資格の違いだけで大幅な給与差が生じることは少ないのが実情です。

資格名と修了試験の違い

ホームヘルパー2級は修了試験がなく、規定の受講時間を満たせば資格を取得できました。 一方、介護職員初任者研修では、講座修了後に筆記試験があり、合格が修了の条件となります。 介護スクールによって試験内容や難易度は異なりますが、介護の基礎知識の定着を目的としており、利用者支援に必要なスキルが身についているかを確認するものです。

カリキュラム内容の違いと科目比較

介護職員初任者研修は、単なる介護技術の習得だけでなく、倫理観やコミュニケーション能力の向上、認知症ケアの理解にも重点を置いた総合的なカリキュラムが特徴です。 利用者の生活歴に寄り添う支援の実践を学び、介護現場での判断力や対応力を養います。

一方、ホームヘルパー2級(正式名称:訪問介護員養成研修2級課程)は、訪問介護に特化した基礎技術の習得が中心でした。 そのため、学習範囲はやや限定的で、主に身体介護や生活援助の実務に重点が置かれていました。

以下に、介護職員初任者研修とホームヘルパー2級のカリキュラムの違いを表にまとめました。

介護職員初任者研修のカリキュラム表
※以下は、湘南国際アカデミーのカリキュラムです。スクールによって内容や表記方法が異なる場合があります。
※通信添削課題の内容や時間数もスクールによって異なります。
介護職員初任者研修 科目名初任者研修
時間数
ホームヘルパー2級 科目名
(以下の科目の一部を通信添削課題で履修可能)
ヘルパー2級
時間数
科目名時間数科目名時間数
職務の理解6時間訪問介護員の職業倫理3時間
介護における尊厳の保持と自立支援9時間福祉理念とケアサービスの意義
サービス提供の基本視点
6時間
介護の基本6時間高齢者保健福祉の制度とサービス
障害者(児)福祉の制度とサービス
6時間
コミュニケーション技術6時間介護概論
訪問介護概論
6時間
老化の理解6時間障害・疾病の理解
医学の基礎知識
11時間
認知症の理解6時間高齢者、障害者(児)の心理
高齢者、障害者(児)の家族の心理
6時間
障がいの理解3時間介護事例検討
家事援助の方法
相談支援とケアの方法
相談援助とケア計画の方法
12時間
介護におけるリスクマネジメント3時間在宅看護の基礎知識Ⅰ
共感的理解と基本的態度の形成
7時間
身体介護の基礎20時間リハビリテーション医療の基礎知識
住宅・福祉用具に関する知識
6時間
生活支援技術15時間訪問介護計画の作成と
記録・報告の技術
5時間
実習
(最近の傾向では教室での実技演習が主流)
10時間基本介護技術30時間
通信添削課題
(通学・通信コースは上記科目を通信添削課題で補完)
40時間レクリエーション体験学習2時間
介護実習
・施設型実習×16時間
・訪問介護型実習×8時間
・在宅サービス型実習×6時間
30時間
介護職員初任者研修 合計時間数130時間ヘルパー2級 合計時間数130時間

レクリエーションに関する授業の有無

ホームヘルパー2級では、上記の表にもあるように「レクリエーション」の科目が明記され、実際に授業も行われていました。 しかし、介護職員初任者研修では、レクリエーションに関するカリキュラムはなく、授業も基本的に実施されていません。

この背景から、2014年に一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会が「レクリエーション介護士」資格を開設。 現在ではレクリエーション介護士2級・1級・マスターコースが設けられ、介護現場でのレクリエーションの専門知識が学べます。 湘南国際アカデミーも、同協会の認定を受け、レクリエーション介護士2級講座を開講し、普及活動を推進しています。

一方で、初任者研修では、レクリエーション自体の授業はないものの、利用者の身体や精神状態に配慮した関わり方が重視されています。 たとえば、認知症の方との適切なコミュニケーションや、楽しみを見つける工夫を学ぶ講義や演習が含まれています。【参照元:一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会公式ホームページ「レクリエーション介護士とは」

介護現場での実習の有無

ホームヘルパー2級では、施設実習がカリキュラムに含まれていました。 しかし、介護現場の人手不足や実習スケジュールの調整が難しいこと、実習内容にばらつきがあることが課題となり、実習の質に差が生じていました。中には見学のみで修了するケースもあり、習熟度に個人差が出やすいという問題もありました。

一方、介護職員初任者研修では施設実習が必須ではなく、スクールによっては演習やロールプレイを重視した実践的なカリキュラムが導入されています。 これにより、統一された学習内容のもとで、介護技術の基礎をしっかり身につけることが可能になりました。

介護職に興味がある人は介護職員初任者研修がおすすめ

ホームヘルパー2級は廃止されているため、これから介護職を目指すなら「介護職員初任者研修」の取得が必須です。 初任者研修を修了すると、訪問介護や施設介護の仕事に就きやすくなり、将来的に介護福祉士を目指すキャリアパスも開けます。

また、実務者研修の一部科目(130時間分)が免除されるため、介護福祉士国家試験の受験資格を得るための負担を軽減できます。 介護業界でのキャリアアップを目指すなら、まずは介護職員初任者研修の受講を検討しましょう。

ホームヘルパー2級資格保持者のキャリアパス

すでにホームヘルパー2級を取得している方は、今後のキャリアパスをどのように築くかが重要です。 この資格で培った介護の基礎知識や実務経験は、訪問介護や施設介護の現場で活かせるだけでなく、障がい福祉や医療分野との連携にも応用できます。

現在は、介護職員初任者研修への移行が既に完了していますが、ホームヘルパー2級の経験は大きなアドバンテージとなります。 さらに、実務者研修を修了すれば、介護福祉士国家試験の受験資格を取得可能。 ケアマネジャーや管理職へのステップアップも視野に入れることで、より専門性が高く責任あるポジションで働く道が広がります。

ホームヘルパー2級取得者の仕事と役割

ホームヘルパー2級取得者は、訪問介護や施設介護の現場で、生活援助や身体介護を担当します。 訪問介護では、掃除・洗濯・買い物代行などの日常生活の支援に加え、入浴・排泄介助などの身体介護も行います。

また、デイサービスや有料老人ホーム、特別養護老人ホーム(特養)などの施設でも、利用者の体調管理や暮らしのサポートを担うことがあります。 特に、訪問介護では利用者の自宅環境を維持し、安心して生活できるよう支援する重要な役割を果たします。

訪問介護と施設介護での活躍

訪問介護では、利用者一人ひとりの生活リズムや希望に寄り添った個別ケアが求められます。 具体的には、生活援助(掃除・洗濯・買い物代行)や身体介護(入浴・排泄介助)を行い、自宅での自立支援をサポートします。

一方、施設介護(特別養護老人ホーム・有料老人ホーム・デイサービス)では、複数の利用者を同時にケアするため、チームワークやコミュニケーション能力が重要です。 介護スタッフや看護師、リハビリ職との連携を取りながら、安全で快適な環境を提供します。

ホームヘルパー2級を取得していれば、訪問介護と施設介護の両方で活躍する基礎が身についており、柔軟な対応力が求められる現場でも活かせます。

介護業界での平均給与とキャリアアップ事例

介護業界の給与は、地域や施設形態によって異なりますが、実務年数・資格・役職経験によって手当が加算されるケースが一般的です。 例えば、訪問介護・施設介護(特別養護老人ホーム・有料老人ホーム・デイサービス)など、勤務先によっても給与水準に差があります。

ホームヘルパー2級の資格保持者がリーダー職を経験しながら、介護福祉士やケアマネジャーなどの上位資格を取得することで、昇給や役職手当を得られるケースも増えています。 また、実務者研修を修了すると、介護福祉士国家試験の受験資格が得られ、さらなるキャリアアップにつながります。

介護福祉士や実務者研修へのステップアップ

ホームヘルパー2級を持っている方は、実務者研修の一部科目(130時間分)の免除が適用されるため、資格取得をスムーズに進められます。 実務者研修を修了すると、介護福祉士国家試験の受験資格を取得でき、国家資格である介護福祉士へのステップアップが可能です。

介護福祉士になると、訪問介護・施設介護のほか、医療やリハビリ現場との連携が強化され、業務範囲が拡大。 また、ケアマネジャーや施設管理者など、より専門性の高い職種へのキャリアアップの道も開けます。

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介護福祉士実務者研修の講座内容

ホームヘルパー2級から実務者研修を取得した方の声

40譜代女性(訪問介護員)
40代女性
Aさん
訪問介護員

現在は、介護福祉士国家試験の受験を目指して勉強中

「ホームヘルパー2級を取得した後、さらにスキルを高めたいと思い実務者研修を受講しました。医療的ケアやたん吸引の知識が身につき、利用者のニーズに応じたケアができるようになったのが大きな収穫です。 研修後は、同僚や上司からの信頼が増し、仕事の幅も広がりました。 現在は、介護福祉士国家試験の受験を目指して勉強中です!」

ホームヘルパー2級から介護福祉士を取得した方の声

40代男性 介護施設で勤務
40代男性
Fさん
施設型で
勤務

介護福祉士の勉強を通じて、理論に基づいた適切なケアができるようになりました

資格を取る前は、経験に頼ることが多かったのですが、介護福祉士の勉強を通じて、理論に基づいた適切なケアができるようになりました。 実務経験を積みながらの資格取得は決して簡単ではありませんでしたが、利用者への対応の幅が広がり、自分の可能性をさらに引き出せたと思います。 今では、ケアマネジャーの資格取得を視野に入れ、さらなるキャリアアップを目指しています。

認定介護福祉士や上位資格への可能性

介護福祉士を取得した後も、さらなるスキルアップを目指し、「認定介護福祉士」や「ケアマネジャー」などの上位資格に挑戦できます。 認定介護福祉士は、より高度な専門知識と実務スキルを活かし、介護現場のリーダーや教育担当としての役割を担うことが可能です。

また、研修講師や施設の管理職として活躍する道もあり、キャリアアップとともに給与や待遇の向上も期待できます。 高齢化が進むなかで、チームマネジメントや介護現場の指導者としてのスキルが求められる時代。 介護福祉士のその先を見据えた資格取得で、より専門性の高いポジションを目指しましょう。

ヘルパー2級から湘南国際アカデミーの講師になった卒業生もいます

湘南国際アカデミーで、ホームヘルパー2級資格の取得をきっかけに、研修や実務を通して段階的にキャリアアップした結果、現在は介護福祉士の講師として次世代の育成に取り組んでいる卒業生もいます。利用者とのコミュニケーション体験など、自身の経験が大いに役立つとのことで、受講生からも説得力があると評価されています。

ホームヘルパー2級資格保持者が注意すべきこと

ホームヘルパー2級はすでに廃止されていますが、資格保持者は介護の現場で引き続き活躍できます。 ただし、資格証明書の保管や履歴書の記載方法など、見落としがちな管理面には注意が必要です。

資格制度や名称の変更に対応し、常に最新の情報を把握することが重要です。ここでは、 これからも介護業界で活躍するために、介護職員初任者研修実務者研修などの現行資格を理解し、スキルアップをするための情報をお伝えします。

資格証明書の保管・管理方法

ホームヘルパー2級の資格証明書は、転職・施設異動・介護福祉士の受験時などに必要となるため、原本やコピーを安全に保管しましょう。 紛失した場合は、発行団体へ速やかに連絡し、再発行の可否を確認することが重要です。

もし発行団体が廃業していたり、連絡が取れない場合は、各都道府県の福祉課へ相談すると対応してもらえる可能性があります。 湘南国際アカデミーでホームヘルパー2級を取得された方で、再発行が必要な場合は以下の窓口へお問い合わせください。

湘南国際アカデミー お客様サポート
TEL:0120-961-190

また、神奈川県内在住で発行団体と連絡が取れない方は、以下の窓口までご相談ください。
福祉子どもみらい局 福祉部地域福祉課 福祉介護人材グループ
TEL:045-210-4755
HP:https://www.pref.kanagawa.jp/div/1321/index.html

紛失時の再発行や苗字変更の手続き

結婚や離婚などで苗字が変わった場合、ホームヘルパー2級の資格証明書と現在の氏名が異なると、就職時の確認作業が必要になることがあります。 トラブルを防ぐためにも、速やかに発行団体へ連絡し、苗字変更の手続きを行いましょう。

手続きには、変更届・本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)・戸籍謄本(コピー可)が必要になるケースが多いため、事前に発行団体へ確認しておくとスムーズです。

また、資格証明書を紛失した場合は、再発行の可否を発行団体へ問い合わせる必要があります。 発行団体が廃業している場合、各都道府県の福祉課へ相談すると対応してもらえる可能性があります。

資格履歴書記載のポイント

履歴書にホームヘルパー2級を記載する際は、「ホームヘルパー2級修了」または「訪問介護員養成研修2級課程修了」と正式名称を明記しましょう。 また、一部の施設や事業所では「介護職員初任者研修相当」との表記が可能か確認が必要です。

採用担当者が資格の違いを正確に理解していない場合もあるため、面接時には「ホームヘルパー2級が介護職員初任者研修の前身資格であること」を説明できるようにしておくとスムーズです。

資格証明書のコピーを準備しておくことで、履歴書の記載内容に関する誤解を防ぐことができます。

介護職の履歴書の書き方については、こちらの記事をご覧ください

介護の資格「初任者研修」は履歴書に書ける?正式名称と書き方

まとめ - ホームヘルパー2級資格保持者の方へ

ホームヘルパー2級を保持している方は、さらに介護職員初任者研修実務者研修などの新しい資格制度を理解し、スキルを磨くことで、キャリアアップや給与アップのチャンスが広がります。 湘南国際アカデミーでは、こうした資格取得を目指す方に向けた講座を提供し、学びやすい環境を整えています。

また、介護福祉士やケアマネジャーといった上位資格の取得を視野に入れ、実務経験を積みながら専門知識を深めていくことも重要です。 介護業界は日々変化しており、より質の高いケアを提供するために、知識や技術を常にアップデートし続けることが求められます。湘南国際アカデミーでは、資格取得後のキャリア相談も行い、介護職としてのステップアップを支援しています。

これからも、多くの利用者を支えるために、自身の成長を意識しながら介護の現場で活躍していきましょう。資格取得やスキルアップに興味がある方は、ぜひ湘南国際アカデミーの無料資料請求をご活用ください。

この記事を書いた人
元ユニットリーダー研修指導者。10年在籍した介護老人福祉施設の現場では、研修受け入れ担当者として、年間100名以上の研修生の指導にあたる。湘南国際アカデミーでは、介護職員初任者研修や実務者研修、介護福祉士国家試験受験対策講座の講師や介護福祉士受験対策テキストの執筆などを担当する傍ら、ケアする側もケアするという立場で、介護をする側のQOL向上のためのイベントや総合的なサポートを手掛けている。
その他、介護事業所や医療機関などにおいて当校の「事業所内スキルアップ研修」の企画・提案・実施など各事業所用にカスタマイズする研修をプロデュースし、人材確保・育成・定着に向けた一連のプログラムを手掛けている。
江島 一孝
藤沢校・横須賀校・海老名校・相模大野校・横浜戸塚校・横浜馬車道関内校・小田原校・大和校・横浜二俣川校
【所持資格】
介護福祉士・介護福祉士実習指導者・介護支援専門員・福祉用具専門相談員