認知症介護実践者研修
相模原市指定認知症介護実践者研修も4日目となりました。

台風の接近が心配される中、なるべく授業を前倒しして、しっかり帰宅できるようにという方向で本日の研修がスタートしました。

本日は2科目、「認知症の人への介護技術Ⅱ(行動・心理症状)」の担当が野原先生、「アセスメントとケア実践の基本Ⅰ」の担当が山田先生です。

「認知症の人のBPSDをなくすために薬物を使う、それにより『その人らしさ』を奪うことになります。BPSDを抑え込むことがはたして介護なのでしょうか? 支援なのでしょうか?

その人らしく生活ができるよう、その人のQOL(生活の質)をしっかりと支えていく必要がありますよね。」という野原先生のお言葉が印象的でした。

これは、認知症ケアだけでなく、介護を必要とする人すべてに対してもつべき視点、大切な介護職の姿勢です。

山田先生からは、「認知症ケアとは、行動の抑制や管理をすることではなく、その行動の背景を分析し、『真のニード』を知ることであり、そのためには適切なアセスメントが大切です。つまり『声なき声を拾う』のです。」というお話がありました。

そしてそのアセスメントの手法として、ICF(国際生活機能分類)を活用したアプローチや、マズローの基本的欲求5段階をはじめ、CPATやR4システムなども紹介されました。

自施設実習も近づいてきており、受講生は自身の所属事業所で「認知症ケアの実践」を行ない報告します。その実践で大いに参考にすべき理論と方法論を知ることができた一日でした。

次回の体験レポートもお楽しみに!

☆★☆次回、認知症介護実践者研修の開講日程が決まりました!☆★☆
詳しくはコチラ→【認知症介護実践者研修】相模大野・戸塚・藤沢・海老名

第5日目の体験レポートはコチラをご覧ください↓
【認知症介護実践者研修@相模大野校 第5日目】

Profile

この記事の監修

湘南国際アカデミー 教務部

雲野 淳一

所持資格:介護福祉士・社会福祉主事任用資格・サービス管理責任者(介護/就労)・相談支援従事者初任者研修・高校教諭1種免許国語科・中学校教諭1種免許国語科

担当講座:介護職員初任者研修実務者研修全身性障害者ガイドヘルパー養成研修重度訪問介護従業者養成研修外国人向け講座・etc.

 私立高校の国語教諭を経て、障がい福祉業界にて15年以上のキャリアを積む。生活介護、施設入所支援、居宅介護、就労継続・移行の各事業を経験し、総合的にサービス利用者の支援に従事した。
湘南国際アカデミーでは、介護職員初任者研修介護福祉士実務者研修を担当している。また、受講生の就労支援にも携わり、介護事業所と受講生との懸け橋となり、就労のミスマッチなどを防ぐための支援は、受講生や介護事業所からも高い評価を得ている。
その他に、国語教諭としての経験を活かして、近年増加傾向にある外国人労働者に対する講座「日本語でゆっくり学ぶ介護技術講座」なども手掛けている。